チェルノブイリ子ども基金・事務局だより

チェルノブイリ子ども基金スタッフが綴る事務局の日々。

チェルノブイリ報告会(10/9文京区民センター)終了

2010-10-12 17:57:57 | Weblog
10/9(土)文京区民センターにて
チェルノブイリ報告会が行われました。

雨模様のお天気にも関らず、多くの方にご参加をいただきました。
参加者の感想をいくつかご紹介します。

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原子力という科学の発展の先にあった放射能汚染という現実。
その影響下で生きる子どもたち。
本来は人間の幸福が目的の科学進歩の産物が、
時として人間に健康被害や様々な支障を引き起こしてしまうこともあるんですね。

ちょうど自分が生まれる年で、
まだ母親のお腹の中にいるときに起きた事件で、
もし自分の国が同じようになったら
私ももしかしたら
チェルノブイリの子どもと同じ病気になったかもしれないと思ったら
こわいとおもいました。

多くの国で地球温暖化阻止の為という理由で
原発を増設しようとしていますが、
今日の話と映像で、危険なことを一層感じました。
安全な自然エネルギーの利用を切に望みます。

過去のことを忘れてしまいそうな自分であったり、
世の中が興味・関心をなくすことに流されてしまいそうな中、
何とか立ち止まり考え続けたいと思います。
原発をとりまく社会情勢の中で、
企業・国が何を利用し何を狙っているのか。
そういったことを知っていきたいと考えています。

チェルノブイリ事故のことはつい最近知りました。
地球は一つで放射能もいつまでも残り続け、世界中に影響を与えるのに、
何も知らなかった自分が恐ろしく感じます。
今、日本でもCMで「原発はCO2を出さないクリーンなエネルギーだ」
というのをやっていますが、
チェルノブイリのような事故が実際に起きることも
知らなきゃいけないと思います。
忘れてはいけない出来事だと思いました。

貴重な映像をありがとうございました。
私は大学生で、今月末にチェルノブイリを訪問する予定です。
そのためにいろんな本やテレビで予習していたのですが、
本日の講演はとても役に立ちました。


<小学生の感想>

チェルノブイリのことは今日初めて知りました。
また、私と同じ年代の子も苦しんでいることも
初めて知りびっくりしました。
まだきっとこのことを知らない人がたくさんいると思うので、
友だちとか周りの人にも伝えていきたいです

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ご参加いただいた皆様、
ほんとうにありがとうございました。
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