チェルノブイリ子ども基金・事務局だより

チェルノブイリ子ども基金スタッフが綴る事務局の日々。

ウクライナからの便り 7月8日のミサイル攻撃について

2024-07-11 11:18:03 | Weblog
子ども基金のパートナー、ウクライナのNGO「チェルノブイリの子どもたちの生存」からの連絡です。
連絡が途絶えていたので心配していましたが、
代表のザクレフスキーさんとスタッフたちの無事が確認できました。

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7月10日 
6時間に渡る停電の後、真夜中になってやっとPCの電源を入れることができました。
ウクライナではすでに数週間、気温30度以上の暑さが続いています。
多くのエネルギー施設が被害を受けているため、
キーウ(キエフ)の家庭やさまざま施設では1日10~12時間電気が遮断され、
私たちは、扇風機もエアコンも使えない状態で過ごしています。

「オヴルチ子ども芸術アカデミー」の子どもたちの絵のリストを送ります。
(※これらの絵は、8月に名古屋で展示が予定されています。)

7月8日の午前中、保養に参加した子どもたちの感想文をあなたにメールて送っていた時、
突然、大きな音が数回聞こえました。
初めは雷かと思いましたが、空は晴れ渡っていました。
窓の外を見ると、私の家から5〜7キロ離れた隣の地区の住宅地に煙の柱が見えました。
その後、市の中心部にある小児病院の手術棟にミサイルが直撃したことを知りました。
ここだけでなくキーウの他の医療施設や住宅、他の施設にも被害がありました。
30人以上のキーウ市民が死亡しました。
また、ウクライナの他の大都市でも死傷者が出ました。
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