光

今日 空が美しいと思った
そんな幸せなことはない

今日 みんなが幸せだったらいいな と思った
そんな幸せなことはない

抱きしめたい

抱きしめてもらいたかった命が
消えていく
受け止めてもらえなかった命が
歪んで誰かを傷つける

本当は愛されたかった心
悲しいままの心を
包みこむ
あたたかな腕があったらいいな

いつか笑顔が戻りますように
行く道が明るいものになりますように
そう願います

いってらっしゃい
笑顔で迎えて笑顔で見送る
私にできることはそれくらいだけど
そういつも願っています

背中

あの人が今
わたしの肩に手を置いてくれている
そんなふうに感じる
泣いてばかりいてごめんなさい

炊飯器

美味しいご飯が炊けるかな
母が買ってくれた炊飯器
ありがとうね
不安ばかり零してごめんね

好き

歌の歌詞みたいに
嫌いなところも含めて全部好きだなんて
私にはまだ分からない
そこに至ることはできないかもしれない

でもね
嫌いなところもあるけれど
それでもあなたのことが好きよ

帰る場所

もうあの場所には家がない
住んでた人もこの世にはいない

こんな風に思い出すのは

住んでたみんなが
悲しんでいるからなのかな？
って思ってしまうからなのかもしれない

思い出の中にはずっとある家が
あそこで過ごした出来事が
今日はなんだかとても思い出されるのです

なくなってしまっても
ずっとここにあってね
わたしの中にずっとあってね

ありがとう

昔を思い出して涙が溢れる
あの頃に戻りたいとか
そういうのとも違う

あの人がいたな
あの場所があったな
それが泣けてしまうの

おばあちゃん
私をどんな風に見ていたのかな？

あの頃は考えたこともなかった

帰るときはずっと
手を振って見送ってくれてたね

おばあちゃん見えてた？
後部座席 リアガラス
ずっと手を振ってた わたしのこと
おばあちゃんも見えてた？

変化

変化に追いつくのは時間がいるね
自分のペースで合わせていこう
完璧なんてどこにもないから

あれも、これも、それも

あれも、それも、これも
求めていたけど
そんなに多くはいらない

ご飯が美味しく食べられて
日常に喜怒哀楽して
明日なにしようか

そんな風に１日１日を
過ごせたらいい

寝ぼけて

また職場に向かいそうになった
帰りの電車