いげんでんこげんでん

ゴキヨゲンとは 俺のことかと呉清源 言い

----典之先生ももっと評価されていいと思うものであります。

やるのかやらないのか

2010年10月25日 06時48分41秒 | 囲碁
韓国のテレビドラマ「1%の奇跡」の中で、恋人の父親に「囲碁はやらないのか」と問われた主人公カン・ドンウォンが、最近習いはじめたばかりだと答えるシーンがある(第15話)。恋人の兄が口をはさむ。「最近の若者は囲碁なんてやらないよ」と。2003年放送のドラマである。

対局が少ないからお城で対局

2010年10月24日 12時22分15秒 | 囲碁

女流棋戦。
女流最強位戦なくなったの寂しいなぁ。
大坪英夫特別顧問は、去年とか今年の囲碁フェス、妙花のステージを観てたんだろうか。

60人くらいだ。女性棋士全員横一列のトーナメント、できないか。
予選だとかランク分けだとか気にしないで単純に一斉に。
1回戦から6つ勝てば優勝。

穹窿山兵聖杯が9月10日過ぎ。
女流本因坊戦五番勝負は10月11月。
13路盤の妙花は10月第2月曜・体育の日の囲碁フェスで。ことしはアジア大会が11月にあるためのシフトかもしれない。
1月に女流棋聖戦、3月に女流名人戦のそれぞれ三番勝負。
7月に大和証券レディースの決勝。ふむ、一応計算した日程なのか。

という状況なので、女流最強位再びのファイナルは、12月か2月か4月~6月、8月に持っていきたい。
…こんな感じ。
5月に1回戦、6月2回戦、8月3回戦、12月準々決勝、2月準決勝、4月決勝。

大和証券ネット囲碁レディースの優勝賞金が100万円。準優勝50万円。準決勝敗退20万円。

対局料は別途だろうか。要らないよなあ。要るとしたら、けっこうな負担になる。

1勝1敗10万円。イチコロ(16強戦敗退)5万円。これくらいなら払える(払っている?)か。
5万円もらえるのは、かつて低段予選、高段予選という仕切りだったときの五段の対局料だろう。
低段最上位の四段の対局料だっけ。
レディースは16強の本戦前に、10数局の予選もあるが。

予選があるのに、その予選に参加できるのは賞金ランキング上位。60人のうち半分はネット囲碁レディースとは縁がない。
かつての女流最強位戦もそうだった。出場するのはランキング32位以内。

大和証券杯はネット囲碁オープンのほうも賞金ランキングで決める。
NHK杯もNECカップも同じだ。

全員参加させてもらえる棋戦は、棋聖戦、名人戦、本因坊戦、十段戦、天元戦、王座戦、碁聖戦(日本棋院は五段以上)、新人王戦(六段以下/25歳以下)、阿含・桐山杯、竜星戦、富士通杯、これくらいか。韓国にオープン棋戦が3つ。女流棋戦も3つ。
打っても打っても負け続けていると、年間10局…月に1度しか手合いがない。
非公式戦だってかまわないな。幽玄杯、おかげ杯、広島アルミ杯若鯉戦。日本棋院のほうが得なのか。中部所属になって王景怡は王冠戦のチャンスをもらえる。U-20の中野杯は…2013年まで残りわずかだが。

やっぱり…少ない。プロなのに実戦が月に1度とは。年に20~30局も打てば立派だって? おかしいでしょそんなの。
結局大手合の7~8局がなくなったのが大きく影響している。
広島アルミ杯やおかげ杯、幽玄杯はよくがんばって営業したことになるんだろう。

やや。幽玄杯って、賞金ランキングで絞ってるのか。ふ~ん。

碁聖戦に日本棋院だと五段にならないと参加できないが、これは新聞囲碁連盟からお金出してもらえないからなんだろうか。大手合のあった時代の四段以下と五段以上という仕切りを取り払わないでいるのは。
そしたら関西棋院はどうやってまかなってるんだろう。ほぼ4分の1の予選Bと、シード12人を加えた48人から8分の1の6人に絞る予選Aを行っているらしいが。
120~130局分の対局料を関西棋院はスポンサーから提供されているのか。五段以上の分?だけもらってそれを全員に分配しているのか。予選Aの分だけ面倒見てもらって、予選Bは自前=もしかしたら対局料を勉強してもらってるとか。

まあ関西棋院のことはいいや。碁聖戦の出場枠6つ確保で。
日本棋院の碁聖戦出場枠:東京13、中西5
それぞれの予選CBAに、四段以下の棋士も参加させてあげたい。
段位別の人数の内訳は、日本棋院と関西棋院合わせてだいたい、一~四段、五六段、七八段、九段が100人ずつ。九段が多すぎるんだよ、you know。
日本棋院320人のうち東京240、中西80。一~四段はおそらくだいたい東京60、中西20。この人たちが参加することで増える対局料を、もってくれるスポンサーがほしい。安易すぎるかもしれないが、5万円ずつ払うとして800万円。

ううむ。800万円出すくらいなら、広島アルミ杯みたいな若手棋戦を作りたくなるか。

若手棋戦。
中野杯、20歳以下。院生も。優勝すれば100万円。子供に賞金出しすぎ。10回こっきりで終わりになるのは規定事項だろう。もったいないことだ。
新人王戦。25歳以下、六段以下。優勝すると、200万円もらって卒業。5年前まで卒業にならなかったので、連覇するやつ、何度も新人王になるやつが多かった。
おかげ杯。30歳以下。日本棋院だけ。300万円。出しすぎじゃないですか濱田さん。2月3月に予選、5月14日15日に三重県伊勢市で本選。
広島アルミ杯若鯉戦。30歳以下、五段以下、日本棋院だけ、200万円。8月に予選、10月末~11月頭の2日間に広島県で本選。

年齢制限については、最近始まった非公式戦2つ、おかげ杯と広島アルミ杯が30歳以下。
新人王戦は30歳以下だったのを25歳以下に引き下げた。
ちなみに将棋のほうの新人王戦は、30歳(六段)以下だったのを26歳(五段)以下に引き下げた。アマチュアの出場枠1つが目を引く。将棋界的には女流枠4つも大きなウリ。奨励会三段も出場できるから、囲碁の中野杯にも似た感覚かもしれない。

いま数えたら、日本棋院の四段以下は93人だった。関西棋院は32人。
日本棋院東京9、同中西3、関西棋院4の計16人で低段奨励トーナメント。
予選3回戦、本選4回戦。四段以下なんてヒマに決まってるから日程はどうにでもなる。
5月6月、8月9月、12月1月2月の年3回くらいどうだ。
3回やっても372局。年4回にすると、一人あたり8局の大手合と同じになる。

7日連続対局して1週間で終わらせるのは無茶でも、予選は3連荘、本選も4連荘くらいはこなせるだろう。
いや、年齢制限なしの四段以下だと年寄りもいるから3日連続対局なんかさせられないかも。

人数が具合のいい数字だったので地域別に予選を組んだが、どんどんネット対局で消化すれば交通費の心配しなくていいのに。
そーゆー意味で、幽玄杯はとてもいい。ヘボでもペーペーでも、8局打てる。相手は子供かもしれないけれど、高段者も治勲や立誠、メイエンなど16人が名を連ねている。
なのに今年の参加者総勢34人とはどういうことだ。定員に6人足りない。
入段5年以内の希望者。これか。
希望しないやつがいる。にわかには信じがたい。おまえは山下敬吾か。
院生4人と新初段、それに入段5年以内(六段以下)の希望者。
希望しないやつの希望しない理由が、ごもっともな理由であることを祈る。
ああ、お金ですか。…いささか萎えてしまいますな。

幽玄杯第4期精鋭リーグ戦に出ている高段者:
石田 篤司九段
王 銘エン九段
王 立誠九段
大矢 浩一九段
河野 臨九段
小林 光一九段
小松 英樹九段
首藤 瞬七段
蘇 耀国八段
武井 孝志六段
二十五世本因坊治勲
張 豊猷七段
鶴山 淳志七段
三村 智保九段
山田規三生九段
李 沂修七段

鶴山敦志七段はことし2010年8月27日に六段で120勝に達して昇段。1981年8月31日生まれ、熊本県出身。趙治勲門下。11歳から内弟子。1999年入段。先日のネット囲碁オープン準々決勝で潘善七段に敗れてしまったのは残念だった。

熊本ホテルキャッスル
http://www.hotel-castle.co.jp/
鶴山敦志七段が2007年5月5日に挙式を上げたホテル。もちろん目の前に熊本城が見えている。

昨年2009年4月21日には、将棋の名人戦第2局が熊本城で打たれた。熊本市が開催地公募に申し込んだもの。
このとき少なくとも前夜祭は熊本ホテルキャッスルで行われている。
それにしてもなぁ。番勝負開催地の一般公募。囲碁でも応募してくれるんだろうか。

天元戦挑戦手合の日程がわからない。

第1局は旭川で、第2局は清州…というと名古屋か?
2010年は清須越四百年
http://www.kiyosu400.jp/
「イベント/催し」の最後に、清州城(芸能文化館)を会場に天元戦の対局があると書いてある。

清須市観光協会
http://www5.ocn.ne.jp/~kiyosu_k/event2.html
ここにも。11月9日(火)だ。城も地名もどう見ても清州だが、合併して清須市を名乗っている。

とにかくお寺だ。信長万歳。


秋田県 田沢湖とか乳頭温泉とか

2010年10月22日 00時01分41秒 | 囲碁

十和田八幡平国立公園 乳頭温泉郷
妙乃湯(温泉)
http://www.taenoyu.com/

秋田県仙北市

きょう見かけた新聞記事に、
妙乃湯を観光庁が表彰したと書いてあって、
なんでも韓国ドラマ「アイリス」の撮影があったときに、
ロケ隊100人に宿舎を無償提供したのだという。

無償でも宣伝効果が見合うものであれば悪くはない。

しかし妙乃湯旅館、全部で17部屋しかないのだが。
たかだか定員5人の部屋。
100人はよく泊まったなぁ。
機材置き場なんてどうしたんだろ。そういうのはやはり仮設とかテントとか駆使したのかな。

などと気を揉んだのだが何てことはなかった。
アイリス部隊が宿泊したのは別の施設だった。
妙乃湯さんが経営している別のホテル。

田沢湖ホテル‘イスキア’
http://www.ischia-hotel.jp/。
30部屋以上ある。
雑魚寝するような調度じゃないけれど、まあ何とかなるんだろう。

オーナー経営者の思い切った‘営業’が顕彰されたのだった。

イスキアのウェブサイトを拝見しておりましたら、
ソウルから秋田への航空便なんてのもあるんですね。
アイリスを招致したんですから、しっかりアクセス欄に載っています。

いつの日か日韓戦を復活させたいものよのお。


坂本善三美術館 熊本県 小国町

2010年10月21日 23時59分54秒 | 囲碁

熊本県阿蘇郡小国町黒淵2877
http://www.sakamotozenzo.com/
坂本善三美術館

古民家を移築して美術館に仕立てた。
全館畳敷きの和室ですって。
展示品を、畳に座って鑑賞できるようにと、展示する位置が普通よりだいぶ低いらしい。
すると小さな子供でもあまり見上げなくてすむと好評だとか。

坂本画伯作品以外のテーマ展示や、各種イベントなど幅広く企画されている様子。

館内の広さと、天井の高さは不足なし。

大分県との県境。
日田街道沿い。
黒川温泉と杖立温泉の中間付近です。


春夏とか春秋とか

2010年10月11日 16時24分42秒 | 囲碁

前からなんとなく思っていたのだが、5月と8月って、対局が少なくないですかい。
このところ年間最多対局の日程編成を試みてるんですが、どうも7月も少ない。
富士通がスポンサー降りちゃったらどうしよう、みたいな。

5月~8月の対局が少ないというのがほんとにそうだとしたら。
五月病から梅雨を経てピーカンの夏枯れまで。わかるけど。
元気な人はアウトドアして、のんびりできる人はバカンスに出かけましょう。

1年2期の新棋戦を考えよう!という妄想遊びにもハマってるんだ。
5月~8月の‘夏季’と、9月~翌年4月までの‘秋冬春季’の2期制でどうだろう。
4ヶ月と8ヶ月という違いは大きすぎるか。だったら9月~2月の6ヶ月。
ん?
5月~、9月~、1月~の1年3期か。
三大棋戦は、七番勝負は、まさしくその区分に遵っている。

5月~8月。
本因坊戦と碁聖戦は、かなりおいしい時期に開催されている。
三大棋戦のひとつである本因坊戦と、七大タイトルのひとつである碁聖戦。
もっとフィーチャーされていいんじゃないか。
確かに賞金額は小さいが。
ワールドカップは6月だし、夏は高校野球があるけどなぁ。

1月から4月は本因坊リーグと名人リーグ。
5月は名人リーグだけ。
6月から8月は名人リーグと棋聖リーグ。
9月は棋聖リーグだけ。
10月は棋聖リーグと本因坊リーグ。
11月は本因坊リーグだけ。(棋聖戦挑決あり)
12月は本因坊リーグと名人リーグ。

9月も、‘だけ’なんだなぁ。
新人王戦決勝三番勝負、9月にポンぽんポンって決めようとするの、正解なんだな。


負ける2

2010年10月10日 02時02分50秒 | 囲碁

本因坊戦挑戦者決定リーグ:
1月~4月 4敗
前年10月~12月に3勝していれば星が並んで序列が絡んだりして残留もありうる。
まさか3勝で残留もありうることまで証明しなくていいだろうな。
まあ残留もありうるが普通にリーグ陥落の場合は最終予選がんばって即復帰していただこう。そして、
10月~12月 3敗
これで本因坊リーグにおいて、1月~12月の1年間に、7敗することになった。

名人戦挑戦者決定リーグ:
1月~8月 8敗
前年12月の第1ラウンドを手合空きと想定した。
そうでなければ=1月~8月の間に手合空きの順番が来るのなら8月までに7敗。
その場合は本因坊リーグ同様に陥落即復帰したうえで12月に負けてもらう。
名人戦リーグにおいては、1月~12月の1年間に、8敗する。
(当然ながら、12月に、リーグ9敗目を喫することも可能だ。)

棋聖戦挑戦者決定リーグ:
6月~10月 5敗

本因坊リーグ7敗+名人戦リーグ8敗+棋聖戦リーグ5敗=三大棋戦で年間20敗

このようなたわけたことが達成される確率はどれくらいだろう。
本因坊の最終予選4勝しなければならないから、「[2の24乗]分の1」を上回るか下回るかっていう話かな。
何十年も沼の底に棲み続けていた‘亀’がたまたま水面に顔(首)を出したら、たまたま浮いていた木の板に空いていた穴に首がすっぽりはまってしまった、…とかなんとかいう中国の故事くらいの確率。
♪人はそれを‘ありえない’と呼ぶんだぜ。しばしば‘絶対に’と強調して♪

誰ならやりかねないか。
在りし日の藤沢秀行ならどうだったか。
貧乏渡りの依田紀基。成仏しやすそうだから。
三大リーグに在籍しながら全敗という悲劇性で高梨聖健、黄翊祖、安藤和繁…
将棋の加藤一二三みたいな逸話の宝庫、囲碁にはいないか。
郷田昌隆みたいな…‘マイペース’な感じが‘やれそう’な気もする。


井山裕太vs高尾紳路

2010年10月10日 00時49分46秒 | 囲碁

先週の週刊碁。
「開始五分前。(改行)山下道吾本因坊が禅僧のムードで瞑想している。その前で井山裕太名人がそわそわしていた。」
噴いてしまった。最高。
目に浮かぶようです。その後の名人戦もスイープの防衛。このまま来月、張栩棋聖への挑戦を決めるんでしょうか。
今週の週刊碁には、どんなことが書いてあることか楽しみです。

さて、井山に勝って高尾が優勝を繰り返す大和証券杯ネット囲碁以外で高尾が井山に勝ったのは、今年6月の阿含・桐山杯が初めてだった。

2006年10月7日、第1回大和証券杯ネット囲碁オープン緒戦 高尾紳路の白番5目半勝ち
2007年4月19日、第55期王座戦本戦 
2007年12月22日、第3回大和証券杯ネット囲碁オープン決勝 高尾紳路が白番中押し勝ち
2008年2月28日、第33期名人戦リーグ 白番4目半。
2008年5月19日、第17期竜星戦決勝トーナメント 黒番中押し。(8月24日放送)
2008年8月14日、第33期棋聖戦リーグ 黒番中押し。
2009年3月9日、第34期名人戦リーグ 黒番中押し。
2009年4月30日、第34期碁聖戦本戦 黒番3目半。
2009年10月22日、第65期本因坊戦リーグ 白番中押し。
2009年11月14日、第5回大和証券杯ネット囲碁オープン 白番中押し。
2010年2月13日、第3回大和証券杯ネット囲碁グランチャン 高尾紳路が白番中押し勝ち
2010年5月13日、第58期王座戦本戦 黒番中押し勝ち。
2010年6月24日、第17期阿含・桐山杯本戦 高尾紳路の白番4目半勝ち
2010年9月1日2日、第35期名人戦第1局 白番6目半~大阪府吹田市
2010年9月16日17日、第2局 黒番5目半~愛媛県松山市
2010年9月22日23日、第3局 白番中押し~山形県上山市
2010年10月6日7日、第4局 黒番中押し~神奈川県秦野市

11月には大和証券杯ネット囲碁オープン準決勝の対局もあるようだ。


負ける

2010年10月03日 23時55分52秒 | 囲碁

年間最多敗戦は2004年の山下敬吾。39勝32敗。対局数70を超えているから、きっと韓国や中国の棋士にさぞたっぷり月謝を払ったのだろう。
道吾を名乗ったことしは例年にも増して好調のようだ。
そろそろ収穫刈り入れとまいりましょうよ。

単にたくさん負ければいいのだったら、リーグ戦で全敗するのが早い。三大リーグ全敗なら20敗できる。
1月~12月の1年間。
名人戦リーグは8連敗→最終予選でも負け。または陥落即復帰→12月ラウンドまた負け。どちらでも21敗。

十段碁聖王座天元で4つとも五番勝負に出て4つとも3敗できる。ここまで33敗。山下の32敗は抜いた。

1月は棋聖戦で番碁打っててもいいんだ。4敗追加。次期最終予選が12月には始まるからもう1敗。
十段戦次期本戦では2敗できる。碁聖戦でも次期本戦で1敗できる。これでかれこれ…41敗。

阿含・桐山杯は1敗したら終わりだが、竜星戦は本戦で1敗、決勝トーナメントでもう1敗が可能だ。
富士通杯は準決勝と3位決定戦を連敗して、次期最終予選でも負けることができる。これで47敗。

三星火災杯は1回戦(32強戦)と準決勝で各1敗、そして決勝で2敗。
LG杯は2月の決勝で2敗、次期本戦のどこかでもう1敗。
BCカード杯も決勝まで行って五番勝負に3敗。ここまでの合計57敗。そろそろ対局数100を超えるかも。

出してくれさえすれば農心杯、NHK杯、NECカップはそれぞれ2敗できる。
TVアジアの1敗も加えよう。1年間で64敗。山下の倍、負けてしまった。
勝ち数も50くらいはありそうで、対局数も新記録まちがいないだろう。

#$%&

生涯通算最多敗戦となると出てくるのは最多勝利と同じく林海峯のようだ。3年前に800を越えている。
こっちも趙治勲が迫ってるんだろうか。


序列の差

2010年10月03日 10時42分27秒 | 囲碁

棋聖戦リーグはA組が高尾紳路全勝、B組の井山裕太4勝1敗で来月挑戦者決定戦となった。
今季好調の山城宏は井山と同じ4勝1敗だったが序列の差で涙。

山城宏、52歳。そうか趙治勲より2つも若いのか。まだまだやれるね。

井山は2007年、第33期天元戦本戦決勝で山下敬吾に敗れてから、先の本因坊戦リーグプレーオフでやはり山下敬吾に敗れるなど、挑決5連敗中。
今度こそ挑戦者決定戦をモノにして山下からビッグタイトル奪取できるか。
その前に名人戦でも高尾との七番勝負が続いているのだった。

#$%&

棋聖戦ではA、B両組の優勝者による挑決が行われるけれど、リーグ戦自体は相星になってもプレーオフにはならない。序列の差で決まる。序列5位の2人が相星のときは直接対局の勝者が挑戦者決定戦へ。

名人戦と本因坊戦は相星の2人でプレーオフ。3人以上いたら序列上位の2人。

2006年、第61期の本因坊リーグは序列3位の依田紀基と、同5位同士の羽根直樹および山田規三生が5勝2敗で並んだ。リーグ戦で山田が羽根に勝っているのでプレーオフは依田vs山田かと思えばさにあらず。

一斉打ち切り3月30日(木)、プレーオフ1回戦羽根vs山田が4月3日(月)、同2回戦依田vs山田は4月13日(木)。
当時の日本棋院サイト→プロ棋戦情報http://www.nihonkiin.or.jp/match/2006/03/61_330.htmlに、
「まずリーグ序列下位の羽根九段と山田九段が対戦し」
とあるからプレーオフの組み合わせは序列によるのだろう。

もしも5勝2敗が4人出て(ほかの4人は2勝5敗など)、うち3人が序列5位だったらどうするのだろう。
あるいは5勝2敗が5人出て(ほかの3人は1勝6敗とか、2勝・1勝・0勝とか)、うち4人が序列5位だったら。

3人ないし4人でプレーオフ1回戦および2回戦を行なって、勝ち抜いた人が序列上位の誰かと挑決だろうか。
それとも4年前は単に‘抽選の結果たまたまそうなった’のだろうか。
だったら「<まず><序列下位><が対戦し>」の前に「抽選の結果、」と書くべきだが、いや‘抽選の結果たまたまそうなった’なんてことはあるわけないな。
4年前にも同じことを聞いて回ったような覚えが。
いやいや4年前だと思い込んでいたかもしれん。本因坊戦は将棋の順位戦のように、相星が何人でも全員でプレーオフするんだと。

#$%&

要するに相星が4人も5人も出たらおもしろいなと。
多いのは取りこぼした2人によるプレーオフ。1敗同士。プレーオフに勝てば勝ち数はリーグ全勝と同じに。対局数は1つ増える。
2敗同士の場合、割愛。

1敗で三つ巴になったらおいしい。2人か3人が序列5位。プレーオフで2つ勝てば、リーグ全勝より勝ち数は1つ多い。対局数は2つ増える。

相星4人のうち3人が序列5位。あるいは相星5人。これはあまりおいしくない。3人で1、2回戦のあと挑決になると想定しておくが、マックス3勝しかできない。相星4人ということは5勝2敗(か4勝3敗)なわけで、リーグ全勝より勝ち数1つ多いだけでは上記1敗で三つ巴のケースと同じ。対局数は3増だから1つ得だが。対局数、負け数を増やしたい人向き。