リーグ戦の時と雰囲気が違いましたか?
というのも去年のあの苦手意識全開なJビレッジ。
東京電力マリーゼのサッカーに対して真っ向からぶつかる事となった全女の準々決勝。
先日の勝利から中3日、果たしてどのような戦いをするのか。
前日、集中豪雨で冠水した仙南地区。
出発の際は晴れていました。
ルートは国道6号線を南下します。距離にして150km。
その間、冬の田んぼの景色は雨で一変、まるで田植え前のようでした。
川はギリギリのところで水位が止まっているよう。
めげずに出発です。
到着はお昼前。
すでにサブグラウンドでアップする選手。
今日は有料でした。1000円也。
あったかいです。
日差しが心地よい。けどシートは固い。
ピッチでの練習はそりゃ明るかったような。
一番動きがいいのは轟先輩ですか。
メンバー的には前回と変わっていないと思います。(違ってたらごめん)
さほど緊張した様子もなく、楽しめているようです。
一方、相手のマリーゼ。磐田のようなサックスブルー。
どちらかというとパス回しが非常に上手い。
とにかくつなぐサッカー。広島を思い出します。
一方の新潟。
楔を打って横に流し、縦に落とし込む。
走るサッカーを展開。
ラインの統率もそつなく・・・と言いたいところでしたが・・・。
菅澤(9)、阪口(20) でどう組み立てる?
果敢に飛び込む菅澤。
彼女の動きはここ2戦で非常に目立ちます。もう少しボールが足元に落ち着くとすごい選手になるのでしょう。
立ち上がり、思わぬ落とし穴がありました。
先に主導権を握られ、左サイドを攻め込むマリーゼ。
このままエンドを割り、CKを与えてしまいます。
CKから一旦ニアの選手に当たり、運悪く手前の10番の選手に。
マークを振り払うかのように進入され・・・
そのままシュート、DFの間を抜け先制点を許してしまいます。
試合開始直後の出来事でした。
正直、こりゃまずいと思いました。立ち上がりに一番警戒していたのにやられた。
雰囲気が一気に沈む・・・かと思われましたが、今年の新潟はちょっと違う。
再度、右サイドから攻撃を仕切りなおします。
山崎(18)、上田(17)のコンビが幾度となくマリーゼの攻撃を寸でのところで振り払い、中盤へボールを託します。
GK大友は非常に安定していました。
コーチングの声もよく、フィードもドンピシャが何本も。
ただ、ここから持っていけたらなぁ・・・などと贅沢を言っています。
小原選手(25)の前線からココまで戻ってくるか・・・(ほぼ中央なんですが)。
前半なかなか攻め切れません。
それでも、次第にマリーゼの攻撃が少なく・・・、ではなく新潟の攻撃が形を成してきます。
最後のフィニッシュがまるで教科書のよう。
佐伯のボール奪取、相手をねじ伏せます。
クロスも意図は分かるのですが、精度がいまひとつ。それでも何度も菅澤が中央で楔となり、チャンスを作ります。
そうするうちに、CKを得てそれをヘッドで合わせ、同点に追いつきます。そして前半終了。
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