黒らぶ警備隊

pirkaとmojeのHappy LAB LIFE♪

それは想定外の宣告からの始まりだった・・・。

2016-05-12 | AQUA

1月11日・・・

今年になり2回目のかくれんぼ!!

アクアもピリカもテンション上がっていた。

1月にしてみれば、その日は日中気温が上がっていた。

そのせいか?アクアが、息が上がっているように感じた。

 

  

 

それから、数日後・・・

アクアの呼吸が少し荒い・・・そして、何か臭う。

しばらく様子を見ていたが、その荒い呼吸は治まらず

生臭い。

なんかオカシイ。

 

  

 

病院に行ったのが1月19日

レントゲン・エコーの診察をうけ、名前を呼ばれる。

目の前にはアクアの鼻と肺のレントゲン

素人目に見ても…何か変だぞっ。

 

 

アクアの肺にシャボン玉のような陰がイッパイある。

Drから、その重篤な状態だと

この状態ならば…早ければ、1ヶ月

先生の説明が遠くなっていく・・・。

癌であることに間違いないが、原発は…不明?

詳しく調べるか?問われた。

原発を調べたとことで・・・アクアの肺の癌が消えるはずもないのであれば

無理にアクアにストレスをかけ、調べることの意味を感じれなかった。

以前から、もしもの時の話は夫とも話はしていた。

「犬の寿命を人間のエゴでコントロールはしてはならない!!」っと。

Drとも、充分に話をし、私たちの考えも加えた結果…

それ以上の検査は受けず、QOL質を上げた介護生活)をアクアと送ることを選んだ。

 

  

 

アクアは、2種類の薬が処方された。

しかし、その日を境に・・・

アクアの調子が、坂道を転げるように・・・悪化していった。

病院受診後、数日すると10日間、食事をまったく受け付けなくなったのだ。

当然、薬すらも受け付けない!!

慌てた。

フードの缶詰やベビーフード・介護食!!とにかく毒でなければ、どんなモノでも食べさせようと試みていたが、

なかなかアクアが欲しがるモノを探し出すまでに時間がかかった。

そして…ようやく、少し口することが出来るように…。

 

が・・・また再び食べなくなったのだっ。

夜中もずっとウロウロ起きていて、痛みからなのか?える。

当然、みんな睡眠が取れない。

でも、夜が明けると安心するのか?寝るアクア。

その頃は、ほとんど睡眠が取れなかったが、なんとか頑張れた。

 

  

 

とにかく、しいのはアクア…その道を選んだ責任もある!!

全力でアクアをサポートするしかない!!っと。

幸い、アクアは…水だけは飲んでいた。ただ、大量に・・・。

が、水を飲んだあとは、

喉の違和感を取ろうとして嘔吐を繰り返していた。

嘔吐を繰り返すと、全身に力が入るからなのか?血の混じったドロドロとした鼻水が止まらなくなる。

今思えば、とにかく長い長い時間だった。

 

 

そうこうしていると…

ようやくアクアが、自ら食べようとする意思を見せ始めたのだ。

そこから、アクアはきる道を選んだ!!

鼻水と嘔吐は繰り返していたが、みるみるうちに食欲の回復・・・

目にも、どんどん鋭気がみなぎってるように感じ始めた。

 

  

 

アクアが食べやすいのは何か?何を欲しがるか?

アクアを観察し続け、出た答えが・・・

形状の長いモノ!!??

でも、それは後にその意味があったのだっ。

口が片方しか開けずくなっていたのだっ。

それは、メラノ―マの症状らしい・・・。

お肉も野菜も、ジャーキー状に長く切って、炒めて、湯がいて、生で・・・など等

日に日にアクアが回復を見せ始めた。

そうこうしてる矢先に…アクアが癌の発症以来、当たり前のようになっていた嘔吐。

すると・・・≪んっ???≫

よく見ると血の塊のようなもの…肉片だった。

 

   

 

慌ててラップに包み、ちょうとその日は薬をもらいにいく日だったので

その肉片をもって、病院に行き調べてもらった。

診断結果・・・メラノーマ(悪性黒色腫)と判明したのだ。

おそらく、アクアの口腔内もしくは鼻腔にメラノ―マが発症し

それが肺に転移したのだろうっとの診断だった。

 

    

 

メラノーマ(悪性黒色腫)調べると、進行の早い癌らしい。

そういえば、アクアの手足にイボのようなモノを前に見つけていたが…

あまり気にはしていなかったのだ。

そのイボがメラノーマを直接的に関係していたかは不明。

そんなことよりも…とにかくメラノーマなんかに負けてたまるか!!っという気持ちが湧き上がった。

 

   

 

ただ、苦しそうにしているアクアを目の前にすると、

自分たちが今回のアクアの病気の治療に対しての決断・・・

迷いは常にあった。

 

とにかく生きる決断をしたアクアに対して、

何が出来るか?

何をすべきか?

その結果は、犬らしく…そして今まで通りの生活リズムだった。

だからこそ、アクアが大好きだった広場に、週末、みんなで出かけた!!

アクアが大好きなレトリー部も再開!!

 

   

 

ボールを投げると、ピリカに負けじと自分もやせ細った身体で、必死にボールを追いかけていた。

筋力も落ち、走ってボールを追いかけるもブレーキをかける力がなく、顔面から転んだりしながらも・・・

アクアが、どんどんきを取り戻し始めて来ていた。

 

    

 

コレだっ!!コレこそが…アクアだねっ♪

そのキラキラした目を見たく、週末はみんなで広場へと向かう日々が続いていた。

 

 

                        ~つづきます~