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おでかけ

写真整理を兼ねて

2011年4月23日(土) 大法院(妙心寺)特別公開

2011-10-21 00:00:26 | in Kyoto

桜も終わり

新緑の季節に移りかける時期です

妙心寺の塔頭に新緑と紅葉の時期のみ

特別公開するところがあると聞き行ってきました。

大法院です

松代藩主真田信之の菩提寺で、その名は

信之の法名 「大法院殿徹岩一明大居士」 に因んでいるそうです。

上り口には清楚なお花が凛と入っていました

雨のたくさん降る日でした

上がると靴下が湿っていて・・・

こういう時は靴下の替えを持つべきだった。と初心者は反省

何を見ても日本の美を感じます

手前に置いてあるのは、石 です

うーん・・・どういう石かしら

そしてこれがメインの露地庭園

「 『 露地 』 とは茶室に付随する庭のこと 」(大法院パンフより)

庭を正面に手前に赤毛氈が敷かれ

お抹茶をいただけます(拝観料に込)

且坐喫茶(しゃざきっさ)という言葉があるそうです

   まあ、坐ってお茶でも召し上がれ。

   大法院の庭を眺めながら、

   一服のお茶を飲むゆとり。

   心が和む大切なひととき。

とパンフレットの表紙にあるように

大法院の露地庭園とお茶は深いつながりがあるんですね。

お茶の写真も撮ったけれど、いただいた後で

先に撮らなきゃ とこれまた初心者失敗 (+_+)

緑が活き活きとしています

下は露地庭園の右側です

左の障子の裏に石があり、右の蹲踞(つくばい)が見えていました

雨のおかげで色が鮮やか

拝観者も男性がひとりいらっしゃっただけで

座って眺めているといつまでも居られそう

これが秋には紅葉に変わると聞けば

行くしかない!\(^^)/

お庭以外にも

禅語 「長空鳥任飛 」(長空飛ぶ鳥に任す)

心境の思うままに自由自在の有様を表現した言葉を画に表わしたもの

松代藩士で真田家の儒臣であった 佐久間象山 の掛け軸

攘夷派に暗殺された象山のお墓は大法院にあるそうです(大法院パンフより)

茶室もありますがピントがぼけてます (^_^;)

明るさはデジカメで調節するより、取り込んでから調整する方が

やっぱいいみたいですね φ(.. )

釣鐘もあります

次は紅葉の季節

秋の特別公開の時に行こう!

 


2011年4月16日(土) 龍安寺の桜

2011-10-20 00:00:58 | in Kyoto

退蔵院を訪れた後

距離はちょっとあるけれど、交通機関だと遠回り

ということで歩いて世界遺産 龍安寺へ。

ゆる~い上り坂

途中嵐山電鉄を横切る

急いで歩くとちょっと息が切れる (^_^;)

 

ソメイヨシノは散りかけていました。

でも、枝垂桜はまだ十分美しい

龍安寺に来たら、石庭を見なければ...

ということで行ってきました。

こちらも満開

白い庭砂と枝垂桜の淡い色との組み合わせが美しい

写真の腕がなくて、ちょっと残念。

石庭と言えば、庭の謎

実際より広く見えるよう石の配置、土塀の高さが考えられているとか(遠近の謎)

15個の石は同時にすべてが見えないよう配置されているとか(作庭の謎)

土塀が油入りの材料で堅牢に作られているとか(土塀の謎)

石の裏に「小太郎・口二郎」の刻印があるとか(刻印の謎)

修学旅行生の声が「いち・に・さん・し~・・・ あとどれ~?」

あちこちで聞かれました。

数えられるかな?

実際は見える小さな石が写真では難しいですね (^_^;)

一人静かに眺めることができたら、宇宙が広がるかしら

禅は哲学?宇宙?深いなぁ。

龍安寺の見どころは石庭だけではありません。

これは「知足の蹲踞(つくばい)」と言われるものです

「吾唯知足」(われ、ただ足るを知る)が刻まれていますが

真ん中の水をたたえているところを 「口(くち)」とし

上下左右に 「五・疋・矢・隹」を配置してそう読ませています。

誰が考えたのでしょう

そして茶花として使われることが多いと言われている侘助

これは日本最古の侘助椿と書いてありました。

仏教については日本史のそれも薄い知識程度しかないけれど

臨済宗はお庭がきれいで

お抹茶を出してくださるようなお寺が多いような気がします。

そういったものを大切にする教えなのでしょうか

勉強してみたいけど際限がないかも? (^_^;)

日ごろ気が付かないけれど

自分は日本人なんだな~というのを静かに実感させてくれるような

気持ちと景色が何だか融和するというかシンクロするというか

穏やかな気持ちになります。


2011年4月16日(土) 退蔵院(妙心寺)の桜

2011-10-19 00:08:52 | in Kyoto

瓢鮎図で知っていた退蔵院でしたが

枝垂桜がきれいということで行ってきました。

お庭への門の前に立つとまず大きな枝垂桜がお出迎え。

思わず声が出ます

 

左右には「陰の庭」「陽の庭」

陰の庭

陽の庭

そして、メインの余香苑

実はそれほど広いお庭ではないのですが

設計の妙で遠近法を使って奥行きが出るように作られているそうです。

確かにそうだよねぇ

何かの撮影?写真を撮っていたので

「いいですか?」と他のおじさまに混ざって

撮らせていただきました。

この横辺りには水琴窟もあります。

庭の手入れをされている方が

説明と水の落とし方を教えてくださいました。

金属音が余韻を引いて、風流~

退蔵院では精進料理をいただくこともできます。

お土産用に瓢鮎菓子というのがあって

お抹茶をお願いすると(別料金)出されます。


2011年4月16日(土) 妙心寺

2011-10-18 00:00:19 | in Kyoto

今日は妙心寺です。

妙心寺は臨済宗妙心寺派の大本山で

広い敷地内には塔頭(たっちゅう)と呼ばれる

お寺が 46 あります。

一部の塔頭は妙心寺敷地外にありますが

石庭で有名な龍安寺も妙心寺の塔頭です。

敷地内にはこんな道があちこちに。

地元の方がお散歩、通勤・通学に通り抜けされます。

何気ない道だけれど静かで

朝などしんとして背筋が伸びるような趣があります。

塔頭の門前を掃いているお坊さんにご挨拶していただきました。

「おはようございます」 

竹ぼうきを動かす音だけが聞こえます。

これは夕方。

塔頭の塀の内側からあふれ出るように花を咲かせる桜です。

夕方になるともう塔頭の門は閉じられてしまいますが

下は春日局の菩提寺

塔頭の麟祥院(りんしょういん)

西田幾多郎のお墓がある

塔頭の霊雲院

国宝「瓢鮎図(ひょうねんず)」のある、退蔵院

沙羅双樹で有名な、東林院 

などなど・・・ 公開・非公開・臨時公開 塔頭

法堂(はっとう)には狩野探幽の雲龍図

妙心寺は他日の写真もあるので

また登場します


2011年4月9日(土) 醍醐寺の桜

2011-10-17 00:01:29 | in Kyoto

桜で有名と聞き

地下鉄東西線で醍醐駅へ。

京都は電車で移動するとすぐで便利。

駅前から直通バスが出ていたけれど

地図を見てそれほどの距離はないと判断。

お天気もいいし、歩いていくことに。

郊外という雰囲気の住宅地を抜けのんびりムードだったけど

お寺が近づくにつれ人人人・・・車車車・・・

道が狭いこともあり交通整理の方が大変そう。

でも桜は目を見張る美しさでした。

人の頭を避けて写真を撮るのは至難の業 (^_^;)

駐車場への脇道は桜のトンネル状態

ここはソメイヨシノが多くて華やかだったけれど

ところどころに枝垂桜もあり、しっとりとした趣きを醸し出していました。

春爛漫の風景に触れられて

幸せいっぱい ♪ 満足♪ 満足♪