退蔵院を訪れた後
距離はちょっとあるけれど、交通機関だと遠回り
ということで歩いて世界遺産 龍安寺へ。
ゆる~い上り坂
途中嵐山電鉄を横切る
急いで歩くとちょっと息が切れる (^_^;)
ソメイヨシノは散りかけていました。
でも、枝垂桜はまだ十分美しい
龍安寺に来たら、石庭を見なければ...
ということで行ってきました。
こちらも満開
白い庭砂と枝垂桜の淡い色との組み合わせが美しい
写真の腕がなくて、ちょっと残念。
石庭と言えば、庭の謎
実際より広く見えるよう石の配置、土塀の高さが考えられているとか(遠近の謎)
15個の石は同時にすべてが見えないよう配置されているとか(作庭の謎)
土塀が油入りの材料で堅牢に作られているとか(土塀の謎)
石の裏に「小太郎・口二郎」の刻印があるとか(刻印の謎)
修学旅行生の声が「いち・に・さん・し~・・・ あとどれ~?」
あちこちで聞かれました。
数えられるかな?
実際は見える小さな石が写真では難しいですね (^_^;)
一人静かに眺めることができたら、宇宙が広がるかしら
禅は哲学?宇宙?深いなぁ。
龍安寺の見どころは石庭だけではありません。
これは「知足の蹲踞(つくばい)」と言われるものです
「吾唯知足」(われ、ただ足るを知る)が刻まれていますが
真ん中の水をたたえているところを 「口(くち)」とし
上下左右に 「五・疋・矢・隹」を配置してそう読ませています。
誰が考えたのでしょう
そして茶花として使われることが多いと言われている侘助
これは日本最古の侘助椿と書いてありました。
仏教については日本史のそれも薄い知識程度しかないけれど
臨済宗はお庭がきれいで
お抹茶を出してくださるようなお寺が多いような気がします。
そういったものを大切にする教えなのでしょうか
勉強してみたいけど際限がないかも? (^_^;)
日ごろ気が付かないけれど
自分は日本人なんだな~というのを静かに実感させてくれるような
気持ちと景色が何だか融和するというかシンクロするというか
穏やかな気持ちになります。