goo blog サービス終了のお知らせ 

おでかけ

写真整理を兼ねて

2011年4月16日(土) 龍安寺の桜

2011-10-20 00:00:58 | in Kyoto

退蔵院を訪れた後

距離はちょっとあるけれど、交通機関だと遠回り

ということで歩いて世界遺産 龍安寺へ。

ゆる~い上り坂

途中嵐山電鉄を横切る

急いで歩くとちょっと息が切れる (^_^;)

 

ソメイヨシノは散りかけていました。

でも、枝垂桜はまだ十分美しい

龍安寺に来たら、石庭を見なければ...

ということで行ってきました。

こちらも満開

白い庭砂と枝垂桜の淡い色との組み合わせが美しい

写真の腕がなくて、ちょっと残念。

石庭と言えば、庭の謎

実際より広く見えるよう石の配置、土塀の高さが考えられているとか(遠近の謎)

15個の石は同時にすべてが見えないよう配置されているとか(作庭の謎)

土塀が油入りの材料で堅牢に作られているとか(土塀の謎)

石の裏に「小太郎・口二郎」の刻印があるとか(刻印の謎)

修学旅行生の声が「いち・に・さん・し~・・・ あとどれ~?」

あちこちで聞かれました。

数えられるかな?

実際は見える小さな石が写真では難しいですね (^_^;)

一人静かに眺めることができたら、宇宙が広がるかしら

禅は哲学?宇宙?深いなぁ。

龍安寺の見どころは石庭だけではありません。

これは「知足の蹲踞(つくばい)」と言われるものです

「吾唯知足」(われ、ただ足るを知る)が刻まれていますが

真ん中の水をたたえているところを 「口(くち)」とし

上下左右に 「五・疋・矢・隹」を配置してそう読ませています。

誰が考えたのでしょう

そして茶花として使われることが多いと言われている侘助

これは日本最古の侘助椿と書いてありました。

仏教については日本史のそれも薄い知識程度しかないけれど

臨済宗はお庭がきれいで

お抹茶を出してくださるようなお寺が多いような気がします。

そういったものを大切にする教えなのでしょうか

勉強してみたいけど際限がないかも? (^_^;)

日ごろ気が付かないけれど

自分は日本人なんだな~というのを静かに実感させてくれるような

気持ちと景色が何だか融和するというかシンクロするというか

穏やかな気持ちになります。