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Charudon bijoux

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創業61年になりました。

シンクビーのバック

2010年05月16日 | バック
ここの所バックが続いたのでまたまたバックの紹介です。www

うちは基本的にブランド、ノーブランドのバックを関係なく扱う事が多いのですが、
あまりに価格が高すぎるブランドバックに関してはあまり興味がありません。
昔は良いバックと言えば長く使う事のできるバックが良いバックの基準となっていましたので、
高級なバックは素材も作りも良く長く使う事ができました。
しかし近年ファッションにおけるバックの位置づけが急速に変化し、バック自体もファッション化
してくるにつれ服同様毎月新作のバックを手に入れなければ流行について行けない時代になり、
30~500万円のバックを毎月買える方ならいいのですが、普通は買えませんので大事に長く
なんて考えて使うと、「まだあのブランドバック持ってる!」と高級品なほど影口を叩かれ、
金持ちなくせに貧乏臭い、かっこわるいと言われる時代です。むしろおバーちゃん
から昔のもらったものを大事に使っているなんてほうがかっこいいなんて思われる時代でもありますね。
そのうえ私自身も身の丈に合わない高級品は、売る人間がその世界(高級品を毎日変える)を知らないのに
売る事はできませんので、扱わない事にしています。



今回紹介のシンクビーのバックは今ブランドに成長しつつあるバックメーカー蜂屋のバックです。
当店のここのバックの取り扱いは古く、昔からゴブラン織りの手提げ、ポーチ、タバコケースなと30年以上扱っています。
バブルが頂点の頃位からこのメーカーは急速に商品展開を切り替え、今までオーソドックで伝統的なゴブラン織りのバック
からオリジナルなゴブラン織りのバックに力を注ぎ出し、ここ7~8年でジャストハートというシリーズを作り始めました。
オリジナルな生地に加えビーズやスパンコールで装飾を施したこのシリーズはヤングミセスの心をぐっとさせる憎い演出を
施したかなりかっこいいバックとなってきて、現在、多くのパターンを作るまでのシリーズになりました。
今かなり売れていてなかなか昔の様に沢山お店に並べる事ができません。入荷してもすぐ売れてしまううえ、リピートも
効かないのが現状で、出来上がったと連絡が来たバックを見に行ってうちに合うと思う物を選ぶと、一度入荷しますが、
2度3度とはいかない事が多いので、なかなか皆さんにご紹介できないバックでもあります。

この写真のバックはいままでなかった初のフォルムのバックで、オリジナルピンクのドットのゴブラン織にバックチャームに
エナメル加工されたチェリーがポイントになる可愛いバックです。ビーズスパンコールなどの過度な装飾は抑えシンプルですが生地のかわいらしさがより強調されてます。
お近くにお越しの際は一度手に取りにご来店お待ち申し上げております。

かなり可愛いです、最近の中では一番のお気に入りのバックですよ!!w

インドのビーズバック

2010年04月25日 | バック
またまたバックの入荷です。

渋谷のインドとの合弁会社から入荷致しました。
このバックメーカーの事はブログでは初めての紹介になりますが、インドの海外向けのスカーフ、バックを作っている会社です。最近になってようやくインド国内初の自社店舗も構えたようですが、数年前まではインド国内での販売はされてなかったようで、完全に海外への販売目的の会社のようです。
商品全てどちらかと言うと、ヨーロッパのハイソサイティー向けの高級シルク、カシミアの商品が多く一つ一つ手作りされた高級品ばかりです。しかしありがたい事に日本の通貨が力があるので、比較的安く手に入れられる事は、今まで日本の国を良くしてくれた先代達に感謝をしないといけませんね。まあ話しはずれましたが、、、
このバックでまず見てほしいのが、金具ですね。

ただのプレス機で作られた物と違い、細かい細工が見事です。金型が良いんですね。でも良すぎないのがいい味になっています。ちょっと表現が難しいですが、中途半端な出来の悪さがアンティーク感をよりだして、イメージにぴったりの金具になっていると言う感じですかね。かっこいいバックです。
今回入荷はこの3型です。

もちろんパーティー用として使われても良いのですが、普段にちょっとのお出かけにこれを使うことでちょっと気持ちが楽しく変わるような気がします。この夏のカジュアルなファッションにも似合うバックではないでしょうか。
ただ、これに何でも入ると言う大きさではないので、この際バックの中身もこの夏はダイエット!!w
シンプルに携帯 鍵 財布だけでお出かけしてみてはいかがでしょう。

再入荷レザー作家からのバック

2010年04月23日 | バック
バックが再入荷いたしました。

3/2に第一弾をご紹介しましたが、即soldとなりすぐに次を送ってもらう予定でしたが、
なにしろ作家本人の手作りなので、一つ一つアイデア作りから作品として仕上がるまで
時間がかかりますので、辛抱強く待ちましたがやっと残りの2作品が到着致しました。


藤のバックとちがいかなり強くつくられているので、少々乱暴に扱ってもびくとも
しないカゴバックです。
これから暑くなり夏服に完全移行した後、このバックの事を思い出してください。
きっとどんなスタイルにも持ち込めるラフだがエレガントでアートなバックが花を
添えてくれると思います。
決して価格は安くはありませんが、作家の一点物ちょっと他ではみかけないバックです。

タイの富豪の残した物

2010年03月25日 | バック
タイといえばシルクなどテキスタイルが有名ですね。
そのシルクを大戦以降世界的に広めハリウッドやNY、パリで爆発的にヒットさせた人がいるそうです。それがジムトンプソンというアメリカ人で、大戦中秘密諜報部員として世界各地で活躍、その後余生をタイにうずめ、彼の卓越したセンスでタイなどアジア世界のデザインと西洋のデザインをうまくいかしたホテル、テキスタイルなどを作り出し、世界に広めた人物だそうです。

自分服飾の勉強はして来てないので、今まで全く彼の事は知りませんでしたが、服飾世界では知らない人がいない位超有名人だそうですね。今回必要に迫られてちょっと調べてみたのですが、すばらしい感性を持った方のようですね。
まずはこれを見て下さい。彼が生前謎の失踪をとげるまで住んでいた家だそうです。

http://www.jimthompsonhouse.com/



これを見て真っ先に感じたのはアメリカの60年代のあのティキブームは彼が引っ張って来たブームではないでしょうか。

今回何故彼の事を調べたかというと、その彼が生前デザインを監修したアンティークのキャンバスの生地を使った、バックが入荷しました。

いつもバックを作ってもらっているミラノのリカルドビアンコレブリンが今期ジムトンプソンの生地を使った毎年好評なバック(ステファニア)を作りました。



色はブルー系とブラウン系



横にアクセントでいつもの水牛の手彫りバックルをあしらえています。



60年代の匂いが漂うセンス。アジアントロピカルのもう一方の出口を見つけた感じです。
巷に溢れるテイストでは子供過ぎると感じる大人のバックです。
いかがでしょうか?自分今期一押しのバックですね。

SSの新作バック2

2010年03月03日 | バック


このバックも昨日ご紹介したバック作家さんの新作です。
これはアジアンな雰囲気ながらレザーの質を2つも3つも上げた
上質なバックです。


中もかわいいです。


こちらも作家本人が手縫いで仕上げていますが、
女性でこういう物を外注に出さずにひとつひとつ手作りされるので、アイデア作りから始まり、素材選び、製作で2~3ヶ月で10個が限界だそうです。
しかしその割に、格安でお店に出させていただいて、作家さんには本当に感謝しています。
一人でも多く方にまだまだ日本にも面白い作家さんが頑張っているのを見てもらいたいです。

春夏の新作バックが届きました。

2010年03月02日 | バック
まだ少し寒いですが、もう街は春物一色になりつつありますね。
うちにバックを作ってくれている、バック作家から新作が届きました。
このバック作家は女性なのですが、レザーを手縫いする強者です。
手縫いのレザー作品は男性ぽい雰囲気がどうしても漂いますが、そこに
女性らしい雰囲気や色使いを入れ込んで来る面白い作家さんです。
その新作がこれです。アフリカンの荒っぽさのなかにフェミニンな
花をあしらう感じで、アフリカアフリカし過ぎない感じがこの夏の
色々なアイテムに合わせられるバックではないでしょうか?

一度完売したお財布も頼んでいるので、届き次第紹介したいと思っています。

新年はミラノのリカルドからBianco Levrinのバックを

2010年01月04日 | バック
ミラノのデザイナー Bianco Levrinのバックです。
友人でもあるRicardo Bianco Levrinは同じミラノのルチアーノソプラーニのスティリストを長年勤めた後、自分のブランドを立ち上げ、数年前に自分のブティックもミラノにオープンさせた生粋のミラネーゼです。
彼の作品は主にアッパークラスの大人の女性に向けたものが多いです。彼の使うセンスはアジアンをモチーフにしつつ、アジアンといっても中東から東南アジアまでの地域のセンスを使い、そこでの大人の働く女性やハイソサイティーのセンスを上手く取り入れ、優雅で気品がありますが活動的なさっそうとした女性をイメージされてデザインされています。それで素材の吟味もすばらしく、決して凄い高価な素材ではないのですが、品のいい素材を上手く生かした手作りの作品ばかりです。
このバックは昨年日本に来日した際に携えて来たタペストリーの中から彼と自分で選んで作り上げた完全に当店オリジナルのバックです。イタリアのタペストリーのボディと柔らかいラム皮の取手でミディアムサイズのボストンタイプで中はタイシルクを使い仕上げてみました。そして一番の醍醐味は実はフォルムで、彼の得意技の折り紙のセンスを取り入れてそんなに太くないのに実はかなり中は広い空間があるんですが!!口を狭くする事でハンドバック的な上部に向かってスッとする雰囲気を出しています。

お近くにお見えの際には是非彼の作品にふれにご来店お待ち申し上げます。