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Natural

日々の出来事、本や映画の感想等々

ああ、恥ずかし

2005年05月17日 22時23分45秒 | BOOK

著者:阿川佐和子他ああ、恥ずかし

著名人女性704人の恥ずかしかった体験談集。面白かったです。全部が全部「ぷっ」って吹きだす話ではないですが、時々油断していると思わず「うぐぐぐぐっ」ってなるのがあったりします。
個人的には乃南アサさんと益田ミリさんの体験談は面白かったっ!

博士の愛した数式

2005年04月30日 22時36分20秒 | BOOK

著者:小川 洋子
博士の愛した数式

最初会社の友人に「読む?」と聞かれたとき、最後に悲しくなってしまう話が嫌いな私としては「う~ん」とあまり乗り気ではなかったのですが、「そんな悲しくならないよ」との言葉に借りてみることにしました。
タイトルの「愛した」って過去形のところから勝手に「博士が死んじゃう悲しい話なんだ」と想像したのであります。深読みすぎ?

数学が得意だったわたしではありますが、数字ってこんなに素敵なんだーと初めて発見しました。それも数学者でないひとが小説に書いてしまったなんてすごいですね。
話はちょっと切ないところはありますが、それでも「あーいいお話だ」と読後感がよかったです。感動物が嫌いなわたしではありますが、オススメです。

佐賀のがばいばあちゃん

2005年04月22日 21時46分48秒 | BOOK

著者:島田洋七
佐賀のがばいばあちゃん
がばいばあちゃんの笑顔で生きんしゃい!

本屋の山積を見て気にはなっていたんだけど手を出さずにいたんだけど、ある日家のテーブルの上に置いてあるのを見つけた。
おじさんが母に「読め」と言って送ってきたそうだ。なんででしょ?

「たくましい」けど「すんごく繊細」な一面を持っていて、この本を読むとおばあちゃんのファンになってしまいます。
おばあちゃんの言葉は訓示のようでおー奥が深いなーと思わせるものばかりです。
テストの回答にこう書け!と言った内容は笑えます。特に歴史のテストの見本回答。さすが佐賀のがばいばあちゃん!

ごくせん

2005年04月17日 22時17分45秒 | BOOK

マンガを立ち読みしました。買わないところが貧乏クサイですね・・。
すんごく面白くて、吹きだすのをこらえるが大変でした。ここで笑ったらとっても怪しい人になっちゃうと。
キャラクターがとってもいい。生徒のバカさ加減がいいですねー。
楽しい気分になりたいときにオススメです。

ドラマは一度もみたことないんですけど、一回くらい見とけばよかったかなー

ごはんの法則

2005年04月10日 21時53分28秒 | BOOK

著者:酒井 順子
ごはんの法則

2年前くらいに「面白そうー」と買ったはいいけどそのまま読まずにしまいこんでいました。
先日、部屋にある堆積物の山の下から発掘。そういえばこんなん買ったなー
”食べ物”についての色々な観点から書いてあるエッセイ。読んで思ったのは流行の移り変わり、食文化の流行り廃れって早いのねーと。特にデザートとスナック。「カヌレ」(97年に流行ったらしい)について著者のかたも「今となってはどういうものか覚えてない」(2000年頃)って書いているけど、わたしはその名前さえも覚えてなかった。どんなお菓子?なんかのどに小骨が刺さったような感じで気になってしまう。

古書店アゼリアの死体

2005年03月29日 22時34分12秒 | BOOK

著者:若竹七海
古書店アゼリアの死体

「ヴィラ・マグノリアの殺人」に続く葉崎(架空の街)で起きる事件の物語。事件の関連は全然ないので単品でも楽しめるけど、でも「ヴィラ・マグノリアの殺人」の登場人物がちょこっと出てくるので事前に読んでおくと更に楽しめます。
前作同様、登場人物の人間関係を把握するのに何回も家系図を見直してしまいました。流石に何回も読んでいたら覚えたけど(あっ、でもそうでもないか)。
中華店でのやり取りは笑えます。さすがにそんな臭いセリフは通用しないと思うんですけどっ

パーフェクト・ブルー

2005年03月19日 21時59分56秒 | BOOK

著者:宮部みゆき
「パーフェクト・ブルー」

元警察犬マサが活躍するシリーズの第1作目。高校野球が好きな人はきっと感じ移入して読めちゃうと思います。些細な小道具もすべてが事件に関係していて相変わらずすごいなーと感心してしまいます。
事件の結末はとっても切ないのですが、でも他の人々や犬とかがそれをやわらげてくれます。
この本に登場する探偵の加代ちゃんは宮部みゆきの別の本「レベル7」にちょこっと登場するのであります。これに気が付いた時すごいものを発見したようでうれしくなってしまいました。ちょっと通っぽい気がして。でもこの発見を自慢する相手がいないので悲しかったです。ここに書けてあースッキリ。

おれは非情勤

2005年03月16日 23時31分32秒 | BOOK

著者:東野 圭吾
おれは非情勤

軽く読めそうな感じの表紙に目を引かれ手に取った本。どうもわたしは表紙から本を選ぶ傾向があるようです。
小学校の非常勤先生が行く先々の学校で起きる事件を解決する推理小説。「非常勤」とタイトルの「非情勤」をかけていることからわかるように、仕事に対してクールな先生です。
でも最後の方の話では結構生徒と和気あいあいにやっている雰囲気がするんですけどね。
事件はちょっと無理があるかなーーというところがありますが。まぁそこは小学校だしということで(何のフォローにもなってないけど)
「教育とはーー」と熱い思いを語っちゃう先生はちょっと苦手ですぅというわたしには結構面白かったです。

ヴィラ・マグノリアの殺人

2005年03月11日 22時13分55秒 | BOOK

著者:若竹七海
ヴィラ・マグノリアの殺人

表紙を見て楽しそうだったので買ってみました。コテージの位置関係が把握できなくて何回も図を見直したり、誰が誰だったかわからなかったりーーと一回読んだあとも理解のために何回も読み直してしまいました。理解力がないってこと?
理解するのは大変でも設定とかは楽しいので次回作も読んでしまいました。
個人的に一番笑えたのは最後の犬につけた名前。笑えるー

赤ちゃんをさがせ

2005年03月05日 21時53分26秒 | BOOK

NHKでこのドラマをやっていたのは知っていたのですが、見ておらず、本屋で帯広告の宣伝が目に入って買いました。面白そうだったし。
助産師探偵の短編集。
助産師見習の陽奈ちゃん、その師匠の聡子さん、そしてそのまた師匠の伝説の助産師・明楽先生の3世代の助産師さんが登場して事件を解決していきます。
この本の解説(だったかな?)で「安楽椅子探偵」って言葉を知りました。現場に行かないで話だけ聞いて解決しちゃう探偵さんのこと(だと思う)。明楽先生は将にそれ。
事件の内容はともかく(っておいおい・・)、この3人の設定が楽しくて気に入ってしまいました。
なんか明るくなれます。