ヒルクライムレース初挑戦の「ツール・ド・美ヶ原」から3週間。
結果はさておき、レースの緊張感とか高揚感がたまらなく、癖になりそうです。
次は日本最大級のヒルクライム「全日本マウンテンサイクリングin乗鞍」に挑戦しようかな。
今年は8月29日に開催されるけど、エントリーはすでに4月20日に締め切り。
しかも毎年定員を上回る応募があるらしく、抽選が行われるほど。
とりあえず来年に向けて乗鞍を試走してみますか。
乗鞍のコースは乗鞍高原観光センター(1,458m)~乗鞍高原鶴ケ池(2,716m)までの
全長20.5km、標高差1,258m。
標高2,700mをチャリで走るってどんな感覚だろ?
【観光センター~三本滝~(乗鞍エコーライン)~畳平~(乗鞍スカイライン)~
~平湯峠~(乗鞍スカイライン)~畳平~(乗鞍エコーライン)~観光センター】
----------------------------------------------------------------------------------
梅雨も明け、この3連休はめっちゃ天気良さそうということで、乗鞍行き決定。
日曜の朝早くに出発するつもりだったけど、遠足前夜の小学生並みに寝付けない…。
こうなったら寝ないで行っちゃえ!
ということで、午前1時半に自宅を出発。
起点の乗鞍観光センターまでは、東名で清水ICまで行き、R52を北上、中央道・長野道経由で
松本ICで降り、R158で乗鞍方面へというルートで行きました。
乗鞍観光センターの駐車場に6時に到着。
天気予報通りの快晴でテンション↑。絶好のサイクリング日和です。
遠くに残雪の乗鞍岳がきれいに見えてます。
ここから「全日本マウンテンサイクリングin乗鞍」のコース(全長20.5km、標高差1,258m、平均斜度6.2%)を走ります。
スタート地点の温泉旅館街を抜けると、乗鞍岳を眺めながらゆっくりと上っていきます。
ちょっと走っただけですでに標高1,600m。日差しは強いけど、涼しいくらいです。
しばらく林間コースを走って、
三本滝に到着。ここから先はマイカー規制されていて、走れるのはバス、タクシー、そしてチャリのみ!
ここから道幅も狭くなり、ぐんぐんと上っていきます。
三本滝の駐車場がすでにあんな下↓
ヘアピンカーブをクリアするたびに乗鞍岳が近づいてきます。
振り返れば、自分の上ってきた道が見える。これがヒルクライムの醍醐味。
位ヶ原山荘に到着。ちょうど飛行機雲がかかり、青い空に映えます。
すでに標高2300m。だいぶ乗鞍岳が近くなってきました。
ノリクライマーがさっそうと追い抜いていきます。
写真撮るのに忙しいんで…と言い訳しつつ、追い抜かされてやります。
写真だとわかりにくいけど、あんな上に道があります。まだ結構あるな。
あの赤茶色の山肌を通る道。後で通ります。
振り返れば、自分の足跡が。本当に最高の景色です。
いよいよ森林限界に突入です。
雪解け水が川になって至る所を流れていて涼しげです。
これだけ標高が高くて川が流れてるって珍しいな。
チャリで行く山はたいてい標高が上がるにつれて川の音がしなくなるからね。
標高2600mの大雪渓にはスキーヤーがたくさん!この時期でもまだ滑れるんですね。
スキーヤーの横をチャリで走る不思議な光景v(^o^)v
大雪渓の背後には乗鞍岳最高峰の剣ヶ峰(3,026m)がそびえ立っています。
大雪渓を過ぎればゴールまであと少し。
まるで天空まで続くような道。
そして、横を見れば僕が走ってきた道がくっきり見えるんだ。
この絶景が疲れも空気の薄さも忘れさせてくれる。
赤茶色の山肌の道(さっき下から見えてた道ね)を抜ければ、
ゴール地点、長野県・岐阜県の県境(標高2,716m)に到着!
ちなみにここは日本の公共交通機関車両が到達できる最高地点らしいです。
すぐ横には富士見岳、剣ヶ峰へ続く道をたくさんの登山客が登っています。
そして目の前には鶴ヶ池があります。奥に見える建物は畳平駐車場にあるレストラン。
エメラルドグリーンの水面がめっちゃきれい。
ちなみに乗鞍岳は剣ヶ峰を最高峰に23の峰と7つの湖を有しているそうです。
これ↓が不動岳。左の摩利支天岳にはコロナ観測所が見えます。
畳平のバスターミナルに到着。たくさんの登山客で賑わっていました。
さすが「日本で最も手軽に登れる3,000m級の山」というだけあって、
サンダルで来ているギャル風の女の子もいました。
さて、思ったよりも疲れてないし物足りなかったので、
乗鞍スカイラインを岐阜県側へ平湯峠まで下って、また上ってくることに。
雲行きが怪しくなってきたけど、まぁ何とかなるべってことで、下っちゃいました。
乗鞍スカイラインもなかなかのヘアピンカーブの連続で走り応え十分。
そしてあっという間に平湯峠に到着。2,700mから1,700mまで標高差1,000mをわずか20分で下れます。
さぁ、本日2度目のヒルクライム突入!
ちなみに、この乗鞍スカイラインでは「乗鞍スカイラインサイクルヒルクライム大会」が行われます。
今年は残念ながら荒天のため中止だったようですが。
雲の中をひたすら上って行きます。それにしてもこちら側は全然人が少ないですね。
さすがに2度目の上りはつらい…。
1度目以上に空気の薄さを感じて、すぐに息が上がっちゃいます。
ようやくヘアピンコーナー連続区間まで上ってきたころにはもうヘトヘト。
でも時折、観光バスが横を通る時にはダンシングで頑張っちゃいますv(^o^)v
みんな「こんなとこチャリで上るの?」ってな表情で見てるんで。
バスが見えなくなったら、またヨロヨロ。の繰り返し。疲れます…。
そんな見栄っぱりの僕を、道路脇に小さく咲く高山植物たちが癒してくれます。
黄色い花がミヤマキンバイ、ピンク色の花がヨツバシオガマというそうです。
こんなかわいい看板も発見しました。
ライチョウの横断する姿、見てみたいですね。
そんなこんなで無事2度目の畳平に到着。
そのまま乗鞍エコーラインを下り、観光センターまで戻りました。
後半曇ってたけど、何とか雨に降られずに済みました。
<走行データ>
距離:73.4km
走行時間:5時間20分
上昇:1950m
速度:平均14.1km/h,最大69.2km/h
ケイデンス:平均53rpm,最大110rpm
心拍数:平均144bpm,最大182bpm
消費カロリー:3074kcal
⇒走行ルートはこちら
初乗鞍でしたが、噂通りの絶景ルートでした。
まるで天空を走っているかのような景色の良さです。
今回はその絶景を堪能するのが目的でゆっくりと上ったけど、
これがレースペースになったら空気の薄さで相当キツいんだろうな。
来年は絶対エントリーします!
結果はさておき、レースの緊張感とか高揚感がたまらなく、癖になりそうです。
次は日本最大級のヒルクライム「全日本マウンテンサイクリングin乗鞍」に挑戦しようかな。
今年は8月29日に開催されるけど、エントリーはすでに4月20日に締め切り。
しかも毎年定員を上回る応募があるらしく、抽選が行われるほど。
とりあえず来年に向けて乗鞍を試走してみますか。
乗鞍のコースは乗鞍高原観光センター(1,458m)~乗鞍高原鶴ケ池(2,716m)までの
全長20.5km、標高差1,258m。
標高2,700mをチャリで走るってどんな感覚だろ?
【観光センター~三本滝~(乗鞍エコーライン)~畳平~(乗鞍スカイライン)~
~平湯峠~(乗鞍スカイライン)~畳平~(乗鞍エコーライン)~観光センター】
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梅雨も明け、この3連休はめっちゃ天気良さそうということで、乗鞍行き決定。
日曜の朝早くに出発するつもりだったけど、遠足前夜の小学生並みに寝付けない…。
こうなったら寝ないで行っちゃえ!
ということで、午前1時半に自宅を出発。
起点の乗鞍観光センターまでは、東名で清水ICまで行き、R52を北上、中央道・長野道経由で
松本ICで降り、R158で乗鞍方面へというルートで行きました。
乗鞍観光センターの駐車場に6時に到着。
天気予報通りの快晴でテンション↑。絶好のサイクリング日和です。
遠くに残雪の乗鞍岳がきれいに見えてます。
ここから「全日本マウンテンサイクリングin乗鞍」のコース(全長20.5km、標高差1,258m、平均斜度6.2%)を走ります。
スタート地点の温泉旅館街を抜けると、乗鞍岳を眺めながらゆっくりと上っていきます。
ちょっと走っただけですでに標高1,600m。日差しは強いけど、涼しいくらいです。
しばらく林間コースを走って、
三本滝に到着。ここから先はマイカー規制されていて、走れるのはバス、タクシー、そしてチャリのみ!
ここから道幅も狭くなり、ぐんぐんと上っていきます。
三本滝の駐車場がすでにあんな下↓
ヘアピンカーブをクリアするたびに乗鞍岳が近づいてきます。
振り返れば、自分の上ってきた道が見える。これがヒルクライムの醍醐味。
位ヶ原山荘に到着。ちょうど飛行機雲がかかり、青い空に映えます。
すでに標高2300m。だいぶ乗鞍岳が近くなってきました。
ノリクライマーがさっそうと追い抜いていきます。
写真撮るのに忙しいんで…と言い訳しつつ、追い抜かされてやります。
写真だとわかりにくいけど、あんな上に道があります。まだ結構あるな。
あの赤茶色の山肌を通る道。後で通ります。
振り返れば、自分の足跡が。本当に最高の景色です。
いよいよ森林限界に突入です。
雪解け水が川になって至る所を流れていて涼しげです。
これだけ標高が高くて川が流れてるって珍しいな。
チャリで行く山はたいてい標高が上がるにつれて川の音がしなくなるからね。
標高2600mの大雪渓にはスキーヤーがたくさん!この時期でもまだ滑れるんですね。
スキーヤーの横をチャリで走る不思議な光景v(^o^)v
大雪渓の背後には乗鞍岳最高峰の剣ヶ峰(3,026m)がそびえ立っています。
大雪渓を過ぎればゴールまであと少し。
まるで天空まで続くような道。
そして、横を見れば僕が走ってきた道がくっきり見えるんだ。
この絶景が疲れも空気の薄さも忘れさせてくれる。
赤茶色の山肌の道(さっき下から見えてた道ね)を抜ければ、
ゴール地点、長野県・岐阜県の県境(標高2,716m)に到着!
ちなみにここは日本の公共交通機関車両が到達できる最高地点らしいです。
すぐ横には富士見岳、剣ヶ峰へ続く道をたくさんの登山客が登っています。
そして目の前には鶴ヶ池があります。奥に見える建物は畳平駐車場にあるレストラン。
エメラルドグリーンの水面がめっちゃきれい。
ちなみに乗鞍岳は剣ヶ峰を最高峰に23の峰と7つの湖を有しているそうです。
これ↓が不動岳。左の摩利支天岳にはコロナ観測所が見えます。
畳平のバスターミナルに到着。たくさんの登山客で賑わっていました。
さすが「日本で最も手軽に登れる3,000m級の山」というだけあって、
サンダルで来ているギャル風の女の子もいました。
さて、思ったよりも疲れてないし物足りなかったので、
乗鞍スカイラインを岐阜県側へ平湯峠まで下って、また上ってくることに。
雲行きが怪しくなってきたけど、まぁ何とかなるべってことで、下っちゃいました。
乗鞍スカイラインもなかなかのヘアピンカーブの連続で走り応え十分。
そしてあっという間に平湯峠に到着。2,700mから1,700mまで標高差1,000mをわずか20分で下れます。
さぁ、本日2度目のヒルクライム突入!
ちなみに、この乗鞍スカイラインでは「乗鞍スカイラインサイクルヒルクライム大会」が行われます。
今年は残念ながら荒天のため中止だったようですが。
雲の中をひたすら上って行きます。それにしてもこちら側は全然人が少ないですね。
さすがに2度目の上りはつらい…。
1度目以上に空気の薄さを感じて、すぐに息が上がっちゃいます。
ようやくヘアピンコーナー連続区間まで上ってきたころにはもうヘトヘト。
でも時折、観光バスが横を通る時にはダンシングで頑張っちゃいますv(^o^)v
みんな「こんなとこチャリで上るの?」ってな表情で見てるんで。
バスが見えなくなったら、またヨロヨロ。の繰り返し。疲れます…。
そんな見栄っぱりの僕を、道路脇に小さく咲く高山植物たちが癒してくれます。
黄色い花がミヤマキンバイ、ピンク色の花がヨツバシオガマというそうです。
こんなかわいい看板も発見しました。
ライチョウの横断する姿、見てみたいですね。
そんなこんなで無事2度目の畳平に到着。
そのまま乗鞍エコーラインを下り、観光センターまで戻りました。
後半曇ってたけど、何とか雨に降られずに済みました。
<走行データ>
距離:73.4km
走行時間:5時間20分
上昇:1950m
速度:平均14.1km/h,最大69.2km/h
ケイデンス:平均53rpm,最大110rpm
心拍数:平均144bpm,最大182bpm
消費カロリー:3074kcal
⇒走行ルートはこちら
初乗鞍でしたが、噂通りの絶景ルートでした。
まるで天空を走っているかのような景色の良さです。
今回はその絶景を堪能するのが目的でゆっくりと上ったけど、
これがレースペースになったら空気の薄さで相当キツいんだろうな。
来年は絶対エントリーします!
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