都会のカフェで。

母が「誕生日だよ！」と可愛いメール送っても、自分からうんともスンともいわないので。

おしかけで、「　あんたの会社の近くまで行くから夕食ご馳走しなさい！」というわけで。

私は、家から一時間半かけて、出てきました。

 

用事のついでにそのまま来たので、彼との約束まで出来ちゃった2時間。

カフェに入り。

ま、本など読みながら、

隣のカップルの会話が気になります。

 

最初。

どうも、広告の仕事の二人。

同業者のようで、仕事の会話が一通り終わると、

プライベートな話へ。　

へえ、こうやって、ちゃんと区別つけているんだ～～。　それにプライベートな会話も　そりゃ、必要だわね。と思いながら。

その話し言葉の絶妙な変化に耳だんぼ。

いちおう、仕事では「です」「ます」

時々、「おまえねえ～～」みたいな言葉も挟みつつ・・・・

この男子、女子の心のつかみ方が上手いなあ～～と。

 

次。　

頭ツンツンに見事にセットした男子と美女だけどばっちりメークのギャル。

これはお仕事の勧誘でした。

普通の世間話的な所から始まり。

女子が何故か猛烈に怒っていて。

それをひたすら聞いてあげている風。

で、徐々に、「きれいだよ」とか「スタイルが良い」とか

皆に言われるでしょ！・・・　この挟み方が上手い。

で、女子の好感度のメーターがどんどん上がって行くのが分かります。

 

横に来る人の会話を楽しみながら、　やっぱり、都会の会話は違うなあなどと　妙にドキドキしたり。

 

息子が、やっとやってまいりました。

 

ネットで調べたお店が二つ。

じゃ、ピザを食べようって訳で。　息子とピザ。　食べました。

海外出張が多い彼です。　　そんな話がいくつか聞けた後。

「あんた、遅刻してない？」と尋ねて

「してねえよ。　9時始まりだけど。8時10分には会社にいって、　まだ玄関の掃除やらせられている。　そのあと、コンビニで飯買ってたべてる」というから。

なんだか、安心したような。

彼の下宿は、足の踏み場もないほど、散らかっている（と思います）はずですが。

玄関の掃除がどれだけできているかは別にしても

そんな事、社会人になって、やっているとは、びっくりするやら、安心するやら・・・・

 

うちの息子は、先ほどのお兄さん達のように絶妙な女心をつかむ技は持ってないと思われますが。　まあ、こうしてお仕事しているって事が分かっただけで、　母は大満足。