この8日間の旅行は全て同じドライバーさんが運転してくれました。
(トルコでは同じ年にスピード違反をすると1回目、2回目は罰金。 3回目は精神鑑定して、病院にいくか、刑務所に行く事になるそうです。 検問のパトカーには、速度を記録した物を提出していました)
全てバスでの旅行になったので、明るい太陽の下で景色を楽しむ事が出来ました。途中の休憩場所となったドライブインでのお買い物も楽しいです。 時期の果物や、ドライフルーツ、色とりどり。
今回はアジアからヨーロッパへ。
イスタンブールでは、まず、トプカプ宮殿へ
スルタンの宝石や衣装、住居を見て回れます。 桁違いの宝石の大きさ、きらびやかな事。 中でもスプーンのダイアと言ったか、スポットライトが当たっていないのに、光り輝いていた、こぶしぐらいのダイアモンドは凄かった。 これらは撮影禁止ですが。
あと、会議の場所。 外につけられた蛇口は、中の話が聞かれないように、水を出していたのだとか。
この宮殿で、海を見ながら食事。 ヨーロッパのワインで頂きました。
宮殿を出ると焼き栗が目に付き、買います。 中々美味しいのでお勧め。
この時期、日曜日はバザールが無い為、まずは、グランドバザールへ。
アジア、ヨーロッパの商人の行きかったこの地。
迷路のようになった市場です。 でも、危ない路地には入り込まないようにとか、カードは使わないようにと、厳重に言われ。 我らはただ見るだけ。 皆さん、可愛い螺鈿の箱や、からすみを値切って楽しんでいました。
エジプシャンバザールへも。 スパイシーな匂いが独特。 香辛料が沢山売られています。
そして、旅の疲れが溜まってきたこの日、 ホテルのベッドに早くもぐりこみました。
翌日は、出国。 荷物の整理もあります。
次の日。 我らはちょっと無理を言って、3時間弱のフリータイムを利用して、初めてイスタンブールの町を自分達で歩いてみました。 やっぱり、旅の楽しみはこれかも。
行きたい所は、映画「ロシアより愛をこめて」に出ていたという地下宮殿、ガラタ橋、ガラタ塔。 それに絶対に食べたかったサバサンド
トラムを利用して移動。 トラムは1回乗れば、どこまで言っても1,5トルコリラで買うジェトンというコインを買ってから乗ります。 ジェトン売り場 トラムの乗り場
地下宮殿は入り口がビックリするほど小さくて驚きましたが、 中に入ると薄暗い中に赤い光が点されていて神秘的でした。ビザンチン帝国時代、527~565年にかけて造られた地下貯水池。 中には、魚も泳いでいました。 そして、北側奥には、柱の礎に使われた大きなメドゥーサの首があるというので、見に行きました。
またトラムを利用して旧市街から新市街へ。 ガラタ塔は、階段状になった坂道をひたすら登って。 さらに、エレベーターを降りても階段を。 ここからの眺めは素晴らしいです。 海とモスクと・・・・ できることなら、ここの食堂で夕日のあたるイスタンブールを見たかった。
橋上は日曜日を利用して釣りをする人が大勢。 下は食堂が軒を連ねているガラタ橋を渡って、今度はまた旧市街へ。 海沿いに並んだサバサンドの店で。 驚くほど上下に揺れる船で焼かれた鯖をフランスパン、レタス、たまねぎに挟んで、あとは、レモンと塩で食べるシンプルな物ですが、とても美味しかったです。(たぶん、今回の旅行の一番美味しかった物かも)
大満足の我らは他のツアーの人たちと合流。 。ここからブルーのモザイクが美しいリュステムパシャモスクへ。
ヒポドローム ブルー・モスクに隣接する広場で、ここはビザンチン帝国時代大競技場で戦車競技が行われていた場所。 このオベリスクはえじいぷとのカルナック神殿から運んできた物。 船に収まらなかったので、下の方は切ったそうですけど。 台座に当時の戦車のレリーフが。
そして、この広場には、ドイツから友好の印として贈られた泉亭が。 この蛇口は普段は水がラマダン月には、蜂蜜が出るそうです。
その後、ブルーモスク
世界で唯一6本のミナレット(突塔)を持ったモスク。 ここは観光客も靴を脱いで上がりますが、信者はこうやって足を洗ってから、 びっくりするのは、女性はここでは洗わずにトイレで洗ってました。(手を洗う洗面台で)
モスク内部は男性が、女性はこの衝立の後ろや男性のいない時に祈ります。
アヤソフィア
ビザンチン建築の最高傑作といわれています。 キリスト教の教会だったこの建物。 オスマントルコがコンスタンチノーブルを征服すると、漆喰をぬってモスクになっていたのですが、その下からキリスト教のフレスコ画やモザイクがが現れ、現在は博物館になっています
一番見たかったマリアとキリスト
日曜日で通行客の沢山いるタクシム広場へ繰り出し、いよいよトルコを去ります。 広場で見つけたヒュンダイの広告
空港では、巡礼に出かける人達を沢山見ました。 彼らは更に白い布を巻いたような格好に着替えていました。
熟睡で仁川まで飛んだら、トランジットは6時間あまり。
これを空港B1にあるサウナでの休息に当てる事に。
出国して、地下へ。 サウナは15000ウォン。 Tシャツ、パンツ、タオルは貸してもらえます。 でも、チンジルバンのように、男女が暖かい床でくつろぐ事は出来ず、男女別のお風呂やサウナから出てきたら、ロビーでくつろぎます。
最後の荷物を受け取るところまでしっかりと見守ってくれた添乗員さんと成田でお別れ。
長かった旅を終わりました。
亭主・・・「楽しかった」と短いながらも一言。
バスの中で口を開けて寝てたあの顔を思い出しながら・・・・
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