奥多摩霊園の樹木葬という形で 合同墓地に眠っている彼のところへ
命日に当たる10月30日に 彼にお世話になった3人が集まって
山道をハイクしてから墓地へ向かうというコースを立ててもらった
集合場所は鳩ノ巣
そこから大楠峠へ。
川を越えて 工事中の為に臨時に取り付けてある山道には行ったり、
途中で天然のミカンを取ったり
人にも会わずに お喋り全開で進んだ。
ここで、ロックの練習中のクライマーがいることもあるそうだ。
なんちゃってハイクかと思っていたら、
やっぱり、 斜度のある 汗の出る良いトレーニングとなって
やっと大楠峠へ到着。
ここでは道が分かれ、
なんと、我らが進む方角へ
道が通行不可と表示されているのを発見。
どうする? どうする?と話し合って、
今から、また戻るのはもったいない、上坂へおりる道は 急であるってことで、
とにかく、行ける所まで行ってみよう~~ ここからは 車道だよ。って
怖いながらも。。。。
あっちこっちで崩壊が進むような、 大きな石が転がったり、
でも全般的には 復旧が進んでいて、
人間ならば、通行することができた。
お蔭で 人が入っていない
ここいらの自然の美しい事。 紅葉の始まった山
水量のたっぷりとある滝の風景が手つかずって感じ~~
海沢。
三段の滝。
ねじれの滝。
3個あるそうだが・・・・
ああ、良い子はこういうことをしてはいけませんけど・・・・・・
怖いながらも、 通りゃんせ~~~~
徐々に人家も出てきて、
アメリカキャンプ村を越え、
我らの目指す奥多磨霊園の方角へ
村のおうちの人に聞いて、
「そこの階段を上がって行ったら10分だよ~~」
昼はもえぎの湯でと決めてあったが、
きっと そこまでは思ったより時間がかかるだろうと 持って行ったおにぎりが役に立ち、
スタミナが切れかけ
何よりこの霊園、広すぎる
山の上の方まで広がっている模様。
彼の眠る場所にまで到達できなかったが、
他所の方の眠る、そのあたりの四角い石で
お線香をあげる3人を見て
空の上から、 「てめえら~~ まだ 馬鹿やってるな~~」と
彼が、喜んでくれているような気がした。
って、それ以上に、我ら 楽しんでいたね。
お墓参りっていうことも 忘れかけていたかも。
あとは、もえぎの湯まで歩いてきて、
2時半ころ入店。
平日は3時間入れるらしい。
まずは、ビール。 そして、この定食を頂きながら
お腹たっぷりとなったところで、 温泉。
至福の時間を過ごした。
墓参りが楽しかったと言ったら、不謹慎であろうか。
でも、きっと空の上の彼も、十分に笑ってくれたはず。
本当に素敵でした。
沢ラーか、 すごい勢いの水量でしたけど、こんなところをするすると下りてきたら、そりゃ~、素敵すぎますでしょうね。
奥多摩、まだまだ未開拓ゾーンが一杯あります。
本当に彼の声が聞こえそう
うれせえ~一日だったな~~
なんて言ってるかも。
お世話になりましたね。彼らあっての今かな・・・
お墓参り有難う。私がお礼言うのもへんかな。ま、良いか
誘われた時、正直、なんだかなあ~~と思いましたが、
この界隈の山に行けて 馬鹿なお喋りを楽しみ
良い一日になりました。
命日に行けたというのも、凄いっしょ?