SBS、2002年から3年にかけて放映されたドラマ。
俳優は、凄い顔ぶれ。 、チャンヒョク、ハン・ジェソク、イ・ヨウォン
パク・サンウォン、チョ・ミンス、パク・ヨンギュ
ソン・イェジン、イム・ヒョンシク、チョ・ヒョンジェ
キョン・ミリ、ユ・ソン、ヤン・ジヌ、ホン・ギョンイン
朝鮮時代(18世紀)の商人目線からの時代劇。 ヒョクとジェソクの兄弟の考え方の違い。 ここに情の絡まない商売人の父。 そして国の世継ぎ問題。
それぞれの望みは違う方向を向いているので、 面白い・・・ 他には無い材料だったかも。
そしてそれを支える女性達の思い。 母親の気持ち・・・・ 恋人の気持ち・・・
作り手のメッセージや夢や希望が垣間見れる作品。 暴力を使わずに物事を収めていく。 国づくりをしていく。 そこで一番大事なのは庶民なのだ・・と。
俳優陣の素晴らしさも・・・・
ヒョクとジェソクの兄弟から愛されるイ・ヨウォンが他の出演作とは比べ物にならないくらい美しかったです。 仕事を持ち、自分をしっかりと持ち、自分も愛する人を信じて待つ事が出来るし そして、愛する人もそれを最後まで信じて待っていてくれる。 この役は彼女にぴったりでした。
ヒョクは 今まで見ていた映画『僕の彼女を紹介します』『英語完全制服』では 私の中で印象が薄い男優さんでしたが、 ここでは、こんなに素敵な人だったの?という気持ちがどんどん強くなっていきましたね。 力を抜いているようであり 元気をくれる出来すぎヒーローなのですが・・。 癒されます。 兵役を終えた彼が次にどんなお仕事をするのか楽しみ!
ジェソクはここでも恋は実らず屈折した男。 そういうのが似合いますねえ。 ラストシーン・・・・ 私も刀を刺して抱いてあげたかった!
イエジンが途中まで良い味を出していて応援していたのに、最後は出なくなって寂しかったです。
パクサンウォンは 今回はちょっと嫌な奴で・・。 『砂時計』ではメチャファンでしたけど・・・。 ここでは・・・・ 役柄がです。
ヤン・ジヌはデビュー作だったようです。 台詞は少ないながら新鮮で光っています。
そうそう、チョ・ヒョンジェは世子様役。 初回に出ていたチョ・インソンも男らしくて
こうやって並べると いい男がずらーーっと並んでいたわけです。
いやあ、楽しみにしていた作品が終わって寂しくなりました。
このドラマを見始めてすぐの記事は・・・ここ
韓国って、世界情勢を語る時に政治家の顔ばかり出てきて、過激なのですが、 庶民の目線はちょっと違う所にあるのでは?と思っているのです。
そういうところが垣間見れて私には嬉しい作品でした。
ユートピアを成功させようったって、結局は実の母が王を殺したり、兄が死んだり、血が流れましたよねえ・・・・ そこは複雑。
監督にも期待大だったから、もっと壮大なドラマなんだと思ってましたが。
ヒョクと世子様がめっちゃくちゃ可愛かったので、ストーリーの展開よりも一人一人の役柄を眺めていたかも。
だってあの時代、戦うことをせずに成功しちゃうなんてちょっと出来すぎてますよねぇ。