16日
夜中に降っていた雨はやんで 雨の予想が良い方へ変化。 歩行中に、ガスが晴れて遠くに槍を見る瞬間もあった。
朝の食事は4:50頃より。 囲炉裏の周りで順番に食べる。
玄関で記念撮影してから、鐘の音でお見送りしてもらえた。 七倉岳までの登りの途中振り向くとまた手を振ってくれる。 こんな暖かい小屋に泊ったのは初めて~
七倉からの下りは片側が崖になっていたり、 斜度もあり結構気が抜けない物だった。 途中で見た雷鳥。
しっかりと下りてきた後は北葛岳のアップダウンも踏み、更に蓮華へも幾つかピークを超えていく。
今日のコースタイムは6時間弱。 途中でノンビリと休憩を入れながら周りの景色を楽しんだ。
蓮華の大下りを逆行することに。 すぐに始まる岩についた鎖なのだが、 登りルートで行く方が楽だ。 目の前を大きなテントを背負った大学生のグループやソーセージおじちゃん。
蓮華の上から手を振って迎えてくれた。
コマクサがまだまだ沢山あり、白いコマクサも見つけた。
ここを過ぎれば、後は今日の宿になる針の木小屋に泊るだけなので、 またまたノンビリと。 山頂は長い。 標識の奥には社のあるピークも。 ガスが出たり、晴れたり・・・
針の木のガスが晴れるまで待って、写真撮影。 明日はあの頂上から始まる連山を縦走するのだ。
蓮華という可愛い名前に惑わされていたら、結構な距離があって侮れない山だった。 眼下に針の木小屋。
針の木小屋では生ビール(1000円)を外のテラスで。 生憎と立山連峰は見えないが、ビールは十分に美味しい。 食堂でもいろんな人とお喋りできた。 なんと岩魚小屋の奥さんがいてビックリ。
食事は、ポークステーキに鯵のフライがあってボリュームがある。 デザートのゼリーは6種類の中から一つを選んで。(早い者順だけど)
この小屋、電気もこうこうとしていて、テレビも見れる。 一階にはトイレも。 5年前に訪れた時は、外トイレだけだったと思うけれど。
オリンピックの女子レスリング、吉田選手の金、伊調姉の銀を何度か見て、天気予報。 全国の悪天気に混ざって、長野の一日晴れマークを見て全員で「ヤッター」。 良いとこ取りだけど、今日の天気が予想を裏切って良かった事で、結構強気になれた。
小屋には昼過ぎに着いたが、午後2時ごろからは雨が降り出した。 雨の直前にヘリでの救出が終わったようでホッとしていたのだが、まさか亡くなったハイカーがいたとは翌日まで知らなかった。 夜中には激しい雨音が途切れる事が無かった。 翌朝、 雨音が弱まる4時ごろから、4時半? 5時と起床時間を延ばした。
船窪小屋5:28-七倉岳5:40-七倉乗越6:30-北葛岳7:43-大下り直前9:30-蓮華岳ー針の木小屋12:30
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