津市市民活動センターの活動日誌

津市市民活動センターは、三重県津市を中心に活動しているNPOや市民活動団体の支援を行う、市民活動の中間支援センターです。

福祉ショップ

2006-04-04 | 雑記
きのうは、S市にある大型ショッピングセンターへ行ってきました。
最近不安定な天気の日が多いですが、きのうは一日中快晴。
車の窓越しに見た桜も、午前にうちを出たときに見たものより、夕方帰り道で見たものの方が花のふくらみが大きくなっていたような気が・・・。
それぐらいぽかぽか陽気でした。

でそのショッピングセンターで、福祉ショップを発見!

三重県下にある授産施設で作られた様々な小物が売られていました。
袋物、ハガキ、木工もの、織物、マグネット、アクセサリーなどなど。
クッキーとパンもありました。

授産施設やボランティア団体が作った品物を売るショップが増えつつあります。
わたしの知る限りでは、三重県下の市民活動中間支援組織では、すずかのぶどうが、数年前から、授産施設の商品と開発途上国で作られたフェアトレード品を売っています。その後、いせ市民活動センター、そしてこのブログにも登場した松阪市民活動センター(2月4日のブログ参照)も、市民活動団体がつくった商品を売るショップを展開しています。

商業施設にもこういったショップがあったなんて少し驚き!
(知らなかったのはわたしだけでしょうか?リサーチ不足ですみません)

こういったショップは、生産されたものを通して購買者と生産者がつながることに意義があると思います。

実は、わたしはフェアトレード品の愛好者です。
フェアトレード品(開発途上国でつくられた商品で、途上国の生産者がきちんと生活できるように公正な価格で取引されます)には、必ず生産者を紹介したタグが付いています。

ですから、フェアトレード品を消費する喜びは、商品そのものを楽しめることプラス生産者の国、そこで暮らしてものを作っている人々のことが、商品の購入をとおして身近に感じられることにあります。
バングラディッシュの農村の女性の手のぬくもりを感じながら、シャツが着られることはけっこう素敵なことだと思います。
授産施設の商品も同じですね。作業所でつくっている人たちの姿を想像しながら使うと、どことなく心がなごみます。
楽しみながら、同時に作り手を支援できることもまた喜びです。

津市市民活動センターでも現在ショップについて検討中です。
じつは考えながら結構袋小路に入り込んでいますが(笑)、何とか実現に結び付けたいと思っています。

(カオル)
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