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☆☆☆.:.人生万事塞翁が馬.:.☆☆☆

kyouの心の底にあるもの

2009年07月06日 14時18分37秒 | 発達障碍関係
今日、初めて学校を休みました。

学校から途中で帰ってきちゃった事2回、

登校しぶりを2回の後で、ついにやっちゃったか~

・・・ってなカンジです★

何だか、妙な感じです。

小学校の登校拒否とは何か違う気がするので。

ま、無理強いしても良いことは、今まで何一つ無かったので、

とりあえず、明日は行けるように、

なるべく彼を刺激しないように接してます。

わたしの変な力が抜けたからかもしれませんが、

kyouとわたしの関係は、随分良好になりました。

今日も、犬のようにくんくん言いながら擦り寄ってきます。

天気のせいもあるのでしょうが、眠くなったみたいで、

ただいま優雅にお昼ね中です☆

ごくせんフィーバー☆

2009年07月02日 22時24分32秒 | 発達障碍関係
昨年、自宅待機中のkyouがドラマ「ごくせん vol.3」にハマり、現在彼が、
日テレで再放送中の1st~(たぶん)3rd(→今2ndの半ば)を毎日チェックし、
「トランスフォーマー・リターンズ」を観たいsyunと共に、
兄弟2人でこの夏の「ごくせん the Movie」を心待ちにしてます

原作ファンのわたしとしても、ドラマはそれなりに楽しんで観てますが、
しかし、kyouの特性でもって「ごくせん」が彼をじわじわと侵食していたことに、
最近まで気が付かなかったのですよ~

kyouの学校は2期制で、期末試験が今週の月火水でした。
でもってkyouは自己評価がとても低いので、ドラマで憶えた言葉→「補習」とか、
「赤点」とか、「落第」とかな目に、自分があうと確信しちゃってたのですよ~

いや~、まいりましたね~★★★
「おれ、試験うけねぇ」「学校休む」(←禁句 for わたし)「母ちゃんは
おれが留年してもいいのかよ(怒」 etc.etc.etc・・・・・・・・・

いくらそんなことは無いって言っても信じてくれないし、
こんなこと、学校にどう相談していいかわからなかったし。
・・・でも、結局相談するしかなかったんですけどね

その時先生は、「kyouくんだけじゃないですよ。はじめての『定期試験』が理解できなくて、
クラス中雰囲気がカリカリしてますから。
でも、昨年もそうだったので、こちらでもキチンと対応しますので大丈夫です。」
との、非常に心強いお言葉をちょうだい致しました

確かに、小学校を拒否ってたkyouは、ふつうのペーパーテストに慣れていません。

(最後に受けたのは、3年の時に追い出された小学校の2年生の学年末テスト・・・
(転校先は支援級だったし、当時のkyouはショックから抜け出るのに精一杯で、
(交流級に行くこともできず、なんとか気力が復活するのに丸1年くらい
(かかってしまってたし。
(それなのに、4年の時の先生がひどかったので、「1人交流」の名の下で
(放置されてしまってたせいもあり。

唯一、中学校の入試が小3からこっち、kyouが受けたテストらしいテスト★
kyouは、イメージの全然わかないところで、
「ごくせん」が普通の学校風景だと思い込んでしまったというわけでつ

直前の週末がピークでしたが、学校の先生の仰っていた通り、
まず授業で「試験」が何かを説明して下さったことから始まり、
各試験範囲の懇切丁寧な解説プリントを事前学習として授業で指導して下さったり、
宿題に出して下さったりして、至れり尽くせりの対応をして頂いて、
なんとか無事に試験デビュー(???)を果たすことができました

もちろん、「ごくせん」のせいではありませんよ
kyouの方の問題だったので

例により、「ごくせん」は全巻所有しております☆
森本梢子さんの作品は、「研修医ななこ」も有名ですが、文庫化された小作品も
なかなか良いものがあります☆☆☆
今は、「デカワンコ」という異色の刑事物を鋭意連載中で、単行本が2巻目まで
出ております☆☆☆
興味のある方は、ぜひご一読を☆☆☆☆
「わたしがママよ」時代からのギャグセンスは、健在です☆☆☆☆☆

kyouの中学選び

2009年07月01日 22時02分00秒 | 発達障碍関係
kyouが5年の3学期に引き続き、6年の始業式から登校しなかった時、
kyouの将来が消えていくような錯覚を、とてもリアルに感じたので、
彼が安心できて、彼を受け入れてくれて、彼をすぐにジャッジしない
専門知識を持っている先生が揃っている学校を探しました。

主治医の先生からの情報で、発達障碍を持つ生徒のための高校をみつけました。
そこは昨年度から、フリースクールの形で中等部を立ち上げていることがわかり、
4月中には問い合わせてました。

うちの学区の中学校に、今年度から支援級ができましたが、kyouが8月受験で
その学校に受かった時には、教育委員会からの発表がまだだったのです。
kyouは学区の中学に進学しても、絶対に通わないと断言していたので、
受験当時はどちらにしても他に選択肢の無い状況でした。

今思えば、危ない橋を渡ったものです。

今の学校は、AO入試のような形の選抜をしました。説明会参加から始まって、
体験授業、事前面接など、子供だけでなく親の姿勢も試されているようでした。
中等部2年目ということもあって、先生方の熱意も伝わってきて、
ここならkyouは、排斥されないと確信しました。

普通の中学受験は2月~3月ですが、その学校は8月31日に第一回目の試験を
実施しており、kyouに早く先の安心を与えてあげたかったわたしとオットは、
その第一回目に申し込みました。

発表は郵送で、一週間後くらいでした。
「受け入れ」て下さるとの事で、ものすごく嬉しかったです(涙

kyouは、長いこと「試験=テスト」を受けていなかったので、最初不安気でしたが、
体験授業や個人面談など、順を追ってその学校の先生方を知るようになり、
実際の試験は「簡単だったよ」と言って澄ましていました。
「合格」した事を伝えた時、kyouは無表情だったので、「理解してないのかな」
と心配しましたが、おじいちゃんおばあちゃんが「おめでとう!!!」と
言ってくれた時、何も言わずにうつむいて、でもにっこり笑ってたのです。

後に、家庭教師の先生が「嬉しいでしょう」と率直にお祝いの言葉を下さった時、
「うん」と答えてたとのことでしたので、彼の感情表現の拙さを今更ながらに思い出し、
そうか、ちゃんと喜んでたんだと苦笑してしまいました。

その後、kyouの行き先が決まったことで、わたしもオットも、ひとつ肩の荷がおりました。
もちろん、kyou自身はまだまだ実感のわかない時期だったこともあって、
すぐに良い方向へ向かったわけではありません。
自分の卒業式も出なかった彼は、入学式も嫌がりました。
今でも、「オレ、明日学校いかねぇ」と言われると、胃が痛くなります。
しかし、今の学校の先生方は本当に心得ていて下さって、
なんだかんだ言いながらも、kyouは休まずに通学してくれています。

とりあえず、わたしは今の幸せを噛み締めて、また来るであろう嵐に備えようと思っています。

支援級での暴力

2009年06月30日 11時21分47秒 | 発達障碍関係
kyouが支援級5年生の時の担任の先生(男)が、
先日「支援級児童を校内虐待した」とのことで、
自宅謹慎になりました。
教育委員会からのお達しで、処分保留のまま自宅待機中です。

こう書くと、とんでも教師の自業自得に思えます。
事実、PTA役員が学校で仕事中に現場を目撃したとのことで、
処分は仕方の無いことだったようです。

支援級の先生方には、学校全体の支援が必要です。
今回、先生が一線を越えてしまったのは、
もちろんあってはならないことだったけど、
そうなる前に、支援級の先生方はもちろん、
介助員の先生方や支援級児童の保護者たちが
(含わたし)ずーっと訴え続けていた、
「現場の人手不足」をなんとかできなかったのかを、
まずは校長に訊きたいです。

kyouは小学校時代のことは、自分の過去から抹消したそうで、
悪口言う時しか言葉にしませんが、
唯一、その先生の事だけは今でも、
「そういえば、卒業したらお寿司一緒に食べに行く約束
してたんだっけ」と、懐かしそうに話す時があります。

息子にはひと言も今回のことは話していませんが、
5年の3学期から卒業まで、学校に行かなかったkyouの苦しい時期を、
一緒に乗り超えた先生なので、残念で残念で仕方ありません。

でも、この間syunを朝、小学校に送ったとき、
被害児童とそのお母さまが元気に登校している姿を見る事ができて、
ほっとしました。
彼がこの事件がきっかけで、登校を拒否してたらどうしようと、
本気で心配していたからです。
その時、おもわず駆け寄って、大丈夫かどうか訊ねてしまいました。
お母さま曰く、「本人がわかってないから元気なのかも」と、
複雑な胸中を明かしてくれました。

うちの自治体は、以前から「市内全部の小中学校に支援級を」を
建前にしていて、事実この春からうちの学区の小中学校にも、
ようやく支援級ができました。kyouはフリースクールを選んだので、
在籍校の地元中学に挨拶に行ったのですが、その時できたばっかりの
支援級を見せていただいて、また支援級の先生に紹介していただいて、
極めて率直に「支援級の数そろえるより、人材育成を優先することに
税金を使って欲しい」と、切実に思いました。

復活の日々・・・

2009年06月29日 09時39分15秒 | 発達障碍関係
kyouはフリースクールを選択しました。
私立なので試験はあったけど、
発達障碍専門の学校なので、
元気に楽しく通ってます。

小学校は、6年生でまる1年不登校でした。
卒業式も出られませんでした。
みんな帰った後で、校長室でひっそりと卒業証書をもらいました。

でも、今の学校に満足しているようで、
わたしもほっとしています。

そろそろブログも再開しようかな・・・。
むちゃくちゃなコメントはみんな削除しました。
心配してくださった皆さん、ありがとう。
今まで不義理を押し通してしまって、心からごめんなさい。

kyouのこころ

2007年03月30日 11時48分46秒 | 発達障碍関係
友達を渇望するkyou。

でも、そんな彼に友達はいない・・・。

kyouが会いたいという「友達」はいるけど、

彼等はkyouを友達と考えていない。

3学期学校に行かなかったことが悔やまれる。

やっぱり、5年生にもなったら、中学に向けて、

塾通いする子が多くなって、kyouと遊んでくれる子なんて

ますますいなくなるだろうなぁ・・・。

そういうkyouも、テニスやお教室や療育に通っていて、

友達をつくる時間がないっていうのが本当の所なんだけど・・・。

なんとかなりつつある日々

2007年03月28日 18時15分25秒 | 発達障碍関係
今日、kyouと久々に殴りあいをしました。手加減している様子が見て取れるようになり、修羅場な中にも平和的な方向へ事態が動きつつあることを感じます。kyouとsyunの喧嘩も激減しました。わたしも家事に復帰できつつあります。前科が山のようにあるので、オットはとても慎重です。このまま春休みが過ごせることを、願って止みません。そういえば、kyouは終業式に学校へ行く事ができました。五年生の始業式にも行けるよう、今から祈ってます。話は変わりますが、朝、臨床心理の先生に相談に行ってきました。結果、二週間に一度、学校の午前中を潰して、カウンセリングに通うことになりました。「カウンセリング」と言っても療育なので、kyouの場合はまず、感情面からの指導となります。「怒ったときどうするか」「イライラしたときどうするか」「ドキドキしたときどうするか」「怖いときどうするか」などなど。kyouが不安定なときに、本人がどうすれば、どう表現すれば良いかを教えてもらうわけです。どうかうまく行きますように


うれしかったこと

2007年03月21日 14時08分26秒 | 発達障碍関係
昨日病院に行って来たのですが、主治医のせんせいに、kyouもわたしも表情が良いと

誉められ(?)ました。わたしは「憑き物が落ちたような気がする」という話をし、

kyouはほとんど初めて、せんせいに「さよなら」と帰り際の挨拶ができました。

こんな事だけど、今までの百倍うれしい診察日となりました。

わたしは、自分の鬱が本当に治りかけているのかと実感できました。

今日は卒業式

2007年03月20日 09時15分50秒 | 発達障碍関係
ま、当方のkyouとsyunには直で関係はないのですが。

syunは行ったと思ったら帰ってくる、泣く子も黙る9時半下校です。

kyouは、気持ちは外に向いてるようなのですが、今学年中は登校する気はなさそうです。

あさって、オットと一緒に学校へ行って、kyouの引継ぎ事項について、しっかりと

確認をしてきます。新学期が4月5日に始まりますが、その時から学校に行けるように、

いろいろ努力していきたいと思ってます。まずは、当面の春休みの過し方ですね・・・★

なんとか気持ち5分に持っていけるよう、今からしっかり気構えしております。

大成功でした(喜

2007年03月14日 14時11分26秒 | 発達障碍関係
kyouに対する「お荷物お持ち帰り作戦」は、大当たりでした!!

はじめはわたし的には「学校へは歩いて」って思っていたのですが、kyouは自転車で

と考えていて、家を出る時に少しもめました。

でも、「学校へ行く」というkyouの気持ちを優先させて、結局2人で自転車で行きました。

しばらく振りの学校は、kyouにとってはドキドキ新鮮だったことだろうと思います。

終業式の練習のために、全校生徒が校庭で並んで歌を歌ってたので、教室には誰も

いませんでした。でも、kyouの担任の先生がすぐに気が付いてくれて、駆けつけて

下さいました。ものすごく喜んでくれて、こちらも改めて実感がこみ上げてきました。

kyouは、さっさと荷物を集めてしまいましたが、先生と話しはじめて、自分がいない間に

変った教室の道具や、担任の先生が育てて持ってきておいた大きな金魚二匹に餌やりを

したりして、自由に話して過していました。しまいには、学校外に先生を連れ出して、

22日予定のレストラン学習(支援級全員でレストランに食事しに行く)で、自分が

行きたいお店まで先生を案内したり、学校や先生に対するわだかまりなど全く無いかの

様なkyouでした。本当に一気に疲れが吹っ飛ぶような、逆にいきなりどっと疲れる様な

そんな喜びと何ともいえない気持ちの混じった感情がふつふつと沸いてきました。

とりあえず、本当によかった~(脱力