ブログ少し復活します。

病気持ちのための、ゆるやか富士登山計画

一人で登るということ 3

2018-09-16 00:06:00 | 旅行
俺の人生だ!富士山ぐらい自分のペースで登らせろ!・・と言いましても、やはり一人で登るためには、その心得というものがあります。

1、上手に抜かれろ

  この【心拍数登山法】は異常なほどゆっくりと登ります。ですから後ろから来た登山者にすぐ追いつかれます。時々後ろを振り返り、追いつかれる前に端によって上手に抜かせましょう。相手のペースを乱さないように。自動車レースの周回遅れみたいですが、上手に抜かせると、それはそれで、なんだか気持ちもいいもんです。

2.携帯電話を忘れずに

  富士山登山道は携帯が繋がります。山小屋の電話番号をコピーしたものをラミネートし、防水対策を施し持っていきました。もちろん緊急用です。モバイルバッテリーも忘れずに。


3.撤退も自分で判断

  一人で登っているわけですから、怪我や体調不良等、万が一の場合は自分で途中下山の判断をしなくてはなりません。富士宮ルートのいいところは登りも下りも同じ道だということ。下山を決意したらそのままクルっと向きを変え下ればよいわけです。

しかしここで大事なことは、完全に動けなくなってから下山を決意しても遅いということ。すぐ下の山小屋まで自力で下る体力が残っている内に、下山の判断をしなくてはならないのです。少々勇気がいりますが、早めの決断が必要ということです。山小屋まで到着すれば、そこで改めて救援を依頼するかどうか考えればよいのです。


4.山岳救助保険加入

これは身内に迷惑をかけないようにという思いです。登山中意識を失うような状態になったときに、果たしてどのように助けてくれるのだろうか。
担いで下ろしてくれるのか。ブルドーザーに乗せられるのか、ヘリコプターなのか。そしてそれは有料なのか無料なのか。よくわからないので、とりあえず保険に入っときました。保険料年4,000円で少々高いと思いましたが、冬には地元の低山をトレッキングすることもあるだろうから、まあいいかと。でもお気を付け下さい。これらの保険には次の二種類があります。

1.怪我をしたときのみが保険の対象となるもの
2.怪我だけでなく体調不良時も保険の対象になるもの

当然2の方の保険に加入しなくてはいけません。
この体調不良とは高山病や疲労などで動けなくなった場合などを指します。

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