B.B.King & Eric Clapton [Rinding with the King/B.Bキング&エリック・クラプトン] (Reprise/2000) 国内盤 250円 星3つ
~ここ数年でクラプトンの中古市場における値崩れは甚だしいものがあり、従来では考えられない位新旧アルバムがよく放出されている。250円クラスのCDでは、「Pilgram」や「Unplluged」あたりはすぐ入手できるし、このB.B.キングとの競演盤も同じ店舗内で2,3枚値段が違っていたが、もちろん一番安い価格で購入。
コマーシャルな音楽世界で、ブルースを基礎にして成功した2人だけに、リラックスしたプレイを繰り広げ、最後は「Come Rain or Shine」までやっているから、余裕の感じですね。いつもの感じでして、もう10数年前の録音ですが、それなりに楽しめました。
Junior Wells [Best of The Vanguard Years] 日本盤 (Vanguard /1998) 30円 星3つ
~名前は以前から知っていたが、じっくり聴くのは今回が初めてのブルースマン。ブルースの道に暗い小生は何系ブルースだのR&Bが強いだのといった予備知識などなく、どうにも値段が30円バッタものという事で手を出した。 ベスト盤という趣向は、小生のようなブルース・アーティストに暗く、シロート向きである。一方で、まず無難な選曲という事で、そのアーティストの持っているアクの強さなどが少し薄められる気がしてしまう。そんな専門的なリスナーではなくとも、その辺りの感性は少なからず感じられる。また、このレーベル(Vanguard)は、今までの経験則からして、どちらかといえばセンスがないアルバム作りをしがちだと思っている。 で結局、正直なところ、当方の好みから言うと外れた感覚で、ライナーノーツにもあるようなバンガード時代よりももっと良いレーベル音源のものがありそうな、そんな雰囲気でCD全体を聞いてしまいました。