
昨日早朝、都営浅草線浅草~本所吾妻橋間では線路の安全点検で運転見合わせ。
この影響を受け京急では泉岳寺方面への乗り入れを止めて、全ての列車を品川折り返しに変更。

品川駅ホームの発車案内も、淡々と順番を表示している。

実はこうした事態。黄色いヘルメット姿の運転主任が、どこからともなく多数登場。
運行のプロが陰で運転変更をテキパキとこなしているのだ。
都営車両5314Fが品川止まりで到着。
ここにも運転主任の姿。

即座に品川引き上げ線に入れる。
先頭車両と最後部に運転主任がいて・・

引き上げ線で止まると間髪を置かずに発車。

運転主任が運転席にいる。

1番ホームに到着次第すぐ開扉。
車掌さんの右に運転主任。

都営車両はもう一本いて、5305Fも品川折り返し。

この事態にふだんはWINGの折り返しに使っている3番線も到着専用ホームとしてフル活用。

1番線と3番線が混む不思議な光景。

で、3番線に入った電車を渡り線で1番線に入れ直して始発電車に仕立てる裏技も。
1024F特急三崎口行は、横浜側から入線してきた。運転席には運転主任。

すぐ発車だ。

みんな品川止まり。


京成電車3037Fも珍しい「品川」の表示。

この撮影にファンが群がってきた。


泉岳寺方面運転再開後も本数は制限。
急ぐ人は山手線の振り替え輸送の利用を促す放送。

乗客にもスタッフにも慌てた感が全くなく、事態が淡々と進む印象。
京急独自の「運転主任」の力量を実感した。