
「かかあ天下」と言えば「上州のお母さんは気が強い」という先入観念ばかりが先に立ってしまう。だが今回、群馬県伊勢崎市を訪ねてみると、本来の意味は全然違うことに気付いた。伊勢崎市の作成したガイドブックによると・・「かかあ天下」とは、『養蚕・織物に従事し収入の多かった女性を「働き者」と賛美した呼び方』なんだという。
で、この「かかあ町」。伊勢崎市本町百店会の女将さんたちが街の衰退に危機感を抱いて発案したと。

そして、かかあ町の一角には「かかあ像」。
「か」の字の入ったおにぎりを持ってにこにこ。
気の強い女性とは程遠いイメージ。

1992年、本町百店会が「かかあクラブ」結成にあたって建造した像だと。

電線は地中化されすっきりした街並み。
