goo blog サービス終了のお知らせ 

a casual remark

    徒然なるままに

根掘りから基礎完了まで

2006年09月12日 | マイホーム


杭施工完了後の様子


いよいよ基礎工事開始
ショベルカーで根掘りをします。
札幌市の凍結深度は60cmなので砕石の厚さを足して、約80cmほど彫ります。
凍結深度は地域によって異なり行政によって決められています。
凍結深度以上深く基礎を入れないと、冬期間に基礎が凍上してしまいます。
凍結深度が深い場合、スカート断熱工法といって、基礎の外周部に基礎を覆う様に断熱材を埋めて、基礎を浅くする方法があります。
コンクリートが割高な地域で有効ですね。


杭が堅い地層に当った等、予定の深さまで打ち込めない時、杭の頭を切断する柱頭処理が必要になります。

根掘り底に砕石を敷きます。
今回は杭によって地耐力を得るので、ケチって厚さ100


砕石の上に捨てコン打設
これは構造的に必要なコンクリートでは無くて、壁芯のラインを書く「墨だし」のために打ちます。
だから墨だしをしない場合は不要なのですが、多くの現場でコンクリート打設前に当然のように打つんですよ
以前アメリカ帰りの建築構造の専門家の人がナンセンスだ!と言っていました。


で、これが墨だし終了状態です

鉄筋屋さんが鉄筋を組んで、配筋終了。
次は型枠を設置しますが、その前に配筋検査。
性能評価の検査官も1回目の検査に来ました。
今回はベースと立上りを打設後、土間コンクリート(地面に載ってる床面のこと)の配筋・打設と進めます。


ベースの打設が土曜日だったので、ナオ(長男3歳)と彼も現場見学。
コンクリートミキサー車やポンプ車が来て、ナオは大興奮!
働く車が大好きなんだよね。
本当は杭打ち機やショベルカーも見せてあげたいけど・・・。
彼も毎日現場見たいと言っていました。


型枠を外した様子です。
基礎断熱工法ではないのですが、冬期間に1階の床が冷えないように、基礎の外に断熱材を打ち込んであります。
基礎断熱工法で性能の高い断熱材を打ち込むと、1階床に断熱材が不要になります。
ただ、床下が湿ったり、予想外に床が冷えたりするのであまりお勧めしません。
基準よりかなり断熱性を高くすれば大丈夫かも。
基礎打設前に設備用の穴(スリーブ)を用意し、土の埋め戻し前に外部の配管をします。
竣工時に桝がアプローチなどにあってがっかりすることがありますので、基礎工事前に桝の位置をチェック!






コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 夕張鹿鳴館 | トップ | 24 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。

マイホーム」カテゴリの最新記事