折々の想い

◇不定期更新による、のんびりエッセイです!

ゼノさんのこと

2015年09月02日 | 愛なる神さま

◇今日も教会の社会支援活動に参加しました。今日はポーランドから移住してきた高齢の女性さんと同じテーブルでした。もうすっかり親しくなりました。水曜日のランチサービスはバンド演奏がある日です。オールディーズの中でも、ビートルズが主です。踊り出す人もいます。

◇食事をしながら、もうひとりのポーランドからの移住者さんとお話をしました。「私はマキシミリアノ・マリア・コルベ神父を尊敬しているのです!」と話すと、「彼は日本で活動した人ではないのか?」と聞くので、「長崎で聖母の騎士修道会を組織して活動した神父様です。」と答えました。

◇「アウシュヴィッツの聖人」と称されたコルベ神父様のことは、既にご存じの人も多いかと思いますが、詳しくは下記サイトをご覧ください。

http://kolbe-museum.com/?mode=f2

◇さらに私が、「その修道会でコルベ神父様と共に働いたゼノ・ゼブロフスキー修道士を、とても尊敬しているのです!」と言うと、知らない様子でした。そこで第二次世界大戦後にゼノ修道士が日本の復興のために果たした役割について説明をし、「私はポーランド人を、心から尊敬しているのです!」「ぜひ、いつかポーランドを訪問したいのです!」そう伝えました。ほんとうにそう願っているからです。

◇「ゼノ、休む暇ない。天国へ行って休みます!」が口癖で、多くの人びとから親しみを込めて「ゼノさん!」と呼ばれたゼノ修道士について語り出すと、もう延々と書き綴らなければなりませんので、詳しくは下記サイトをご覧ください。この福祉施設へは、これまで何度も訪れたことがあります。

http://www.zeno.or.jp/zeno.html

◇ひとつだけ紹介します。ある中学生がゼノさんのことを詩に書きました。心に染みる美しい詩ですね。

私たちは 神さまを知らない
でも 神さまを知っているという人の
目のやさしさが 心にしみる