私のメルボルンライフ

メルボルンでの移住生活をのんびりと綴っています。

Magistrates Court Hearing (後半ー当日、法廷で編)

2024-10-01 | ニュース

皆さま、こんにちは。

 

さて、当日は召喚状によると9:30に出廷とのことだったので、念の為8:30過ぎには裁判所へ到着していました。

 

それまでの約1年間、どんなことを言おうか色々と考えてはいたので、1枚半くらいの紙にまとめておきました。

 

入口に強面の警備員がいて、空港のように荷物や身体をスキャンと金属探知機にかけます。

 

第一関門を通過しいくつか受付があったのですが、そこがが開くまで並んでいた場所はどうやら民事事件の方でした。

 

気を取り直し、言われた受付に行くと出遅れたのか既に10組以上は並んでいました。

 

なんせ1人だったので何かとわからないことだらけ。。。

 

辺りを見回すとほとんど白人ばかり(人種差別ではないけれど)ローカルオージーっぽい人々が90%でした。

 

アジア人とかインド人とかアフリカ人とか皆んな諦めて反則金払ってるのかな?

 

っていうかはじめから勝ち目のない戦に挑まないのだろうか。

 

受付では、とても感じの良い若いお姉さん弁護士?パラリーガル?リーガルエイド?がテキパキと仕事をこなしていました。

 

列で待っている間、前の人々の様子を注意深く観察していました。

 

どうやらこの受付の時点で罪状を認めますか?どうしますか?と聞かれていて

 

ほとんどの人が『YES』と答えていました。

 

多分、形式上とは言え、時間と労力を使って来る意味があるのだろうか?

 

ネタバレではないが結局はこれに費やした時間と金と労力、精神力の無駄だったのかもしれない。とチラリとよぎりました。

 

私もとりあえず場の状況を読み慎重に『YES』と、でも『言いたいことがありますのでそれは言えますか?』と

 

それは言える。とのことで、更に『弁護士は必要ですか、それとも自分で言いますか?』と聞かれましたが

 

『自分で言うので、それは必要ない』と答えました。

 

第2関門の受付はひとまず終了し、待機席で順番が来るまで待つ事になりました。

 

1時間くらい過ぎたところで小腹が空いたので自動販売機でクッキーとスナックを買うことに。

 

以前に聞いた弁護士さんから結局昼過ぎになるケースも多いです、とのことだったのでのんびり待つ事にしました。

 

しばらくすると、私の名前がアナウンスされ、コートナンバー1へ来てください。とのこと。

 

『キタァァァーーーー』と、恐る恐る第三関門の扉を開けるとそこは。。。

 

正面に白人の60代くらいの女性判事が1人とその横にアシスタントの若い女性が1人、傍聴席には順番を待っているのか4、5組の人々が座っていました。

(↑本当にこんな感じの判事でした)

 

傍聴席と少し高い位置の判事の席の間に楕円形の大きなテーブルと椅子があり、その一角の席に警察官

 

被告人は中央で立って話をしていました。

 

しばらく色々な方の罪状や答弁を聞いて待っていました。

 

でもどれも一番最初に『Are you guilty or not guilty?』と聞かれます。

 

ほとんどが『Guilty』と答えていたのにも関わらず、私の直前の女性が『Guilty』となかなか認めませんでした。

 

すると判事の態度が急に変わり、なんとしても認めざるおえないような状況になってきました。

 

なんだかこれってもう、とりあえず形式上言わせてるんだろうな、と言う感じでした。

 

その後裁判はこの様に進んでいきました。

 

警察官が起訴容疑を読み上げた後、被告人と弁護人に対して、「今読み上げられた起訴状の中で、何か間違っていることはありますか?」と尋ねます。

ここで被告人が答えるパターンは、「間違いありません」と起訴容疑を全面的に認めるもの、
「一部間違っています」と起訴容疑を部分的に否定するもの、そして「全部間違っています。私はそのようなことはしていません」と全面的に起訴容疑を否認するものの3つに分かれます。

この起訴された容疑に対する被告人の意見証言は罪状認否と呼ばれ、罪を認めるのか、部分的に修正を求めるのか、それとも全面的に否認して無罪を争うのか、被告人と弁護人の公判における立場を明確するものとなります。

またこの場は、当該刑事事件の手続きの違法性の主張や、弁解を行う機会にもなります。

罪状認否で、量刑裁判となるケース

罪状認否において被告人が全面的に罪を認めている時は、罪を犯した事実それ自体を争うことはなく、被告人の犯した罪に対してどの程度の刑罰を与えるのが適当かを審理する量刑裁判になります。

刑事裁判の90%程度は起訴の段階で被告人が罪を認めているため、当然ながら裁判のほとんどが刑罰だけを決定する量刑裁判となるのです。

 

そして、私の場合ももれなく『guilty or not guilty?』と聞かれ

 

『Guilty』と答え、『でもお話ししたいことがあります』と言ったのですがこの初老白人女性判事は聞き取れなかったらしく

 

『とにかくどっちなの?』と再度聞き直されました。って言っただろっ!って感じですが(フッ)

 

その後まとめてきた内容を話すのですが、良かったこととして判事は私の話をちゃんと最後まで聞いてくれていました。

 

それまでの事例を見ていると、結構な割合で途中判事の方からバシバシと指摘されているケースも多く、しどろもどろになっていたのでその点は安心しました。

 

ここで、何が大事かというと、できれば最低限の量刑に持ち込めるかどうか?ってところで

 

・言いたいポイントいくつか(実際の状況との相違)

・その時の警察官の言動の指摘

・実際$577の反則金を払おうと思えば払えたけれど何故払えなかったか?と言う話

・現在の職業(多少は有利に運ぶ可能性有り)

 

で、言い終えた後、初老白人女性判事から

 

『実際、運転中に携帯を使用していたかどうかは見ていないのでわからない。しかし携帯電話の使用はくれぐれも注意しなければならない旨と今回…

 

・法廷使用料ー無し

・この事例を記録として残さないことと、Police Checkなどに記載されない

・元々の反則金($577)の支払いは有り

・ここ数年はスピード違反やその他一切無かったのでフルポイントからの−4点は有り)

 

と言う最低限の内容で済みました。

 

前の人々の事例と比べると判事は嫌な感じを露骨に醸し出して怒っていない様だし、むしろしょうがなかったわね、くらいな感じ。

 

『ありがとうございました』と深々お辞儀。所要時間(待ち時間約4時間30分くらい。途中お昼休みを含み、法廷での受け答え30分くらい。)

 

元に戻って…結局はこれに費やした時間と金と労力、精神力の無駄だったのかもしれないし、高い勉強料と貴重な体験になってしまいました。

 

当時の警察官からの指摘と私の見解との相違を言えてスッキリした、と言う自己満足の領域だなぁと改めて思いました。

 

何はともあれ『Good Challenge』

 

こんなことで自信がついてもなんなんだけど、とんだ災難から解放されホッとしたのか

 

この後、喉の風邪で1週間は声が潰れ、2週間に及ぶ体調不良と学期末の忙しさでホリデー突入から2−3日はベッドで寝たきりだったと言うのは後の祭り…

 

とても空気の悪い場所で約5時間も待ち、ちょっとヤバイ系の人々も多く、かなりキツいカビの様な臭いのする人もいたり、法廷内で審議が行われている最中に、たまたま一つ空けて隣に座ってきた顔に血のりの付いた男性が

 

『同じ靴ですね(コンバースでした)』とニヤリと話しかけてきたりと、流石に席は移動しないまでも『怖っ』。異質な環境でしたね。

 

あ〜でも肩の荷が少し下りました。

 

それにしても、現在携帯電話系は本当に厳しくなっているので、くれぐれもお気をつけくださいませ。

 

運転中に携帯電話を触っていなくても、見える場所に置いてるだけで違反になります。(受台設置の場合はOK)

 

しかも、警察のバイクや車で車内を見られたり、最近ではカメラでもしっかり撮られている様です。

 

次回は『現在進行中オーストラリアでインプラント入れてみた』です。また遊びに来てくださいね!

 

 


1年がかりのMagistrates Court Hearingへ(前半ー何故行く事になったのか編)

2024-09-22 | お知らせ

皆さま、日々お疲れ様です。

 

さて、今日は前回の予告通り、オーストラリアの裁判所『Magistrates Court』へ行き、実際にヒアリングを行ったお話。

 

ちょっと重い話なので読みたくない方はスルーをしてください。

 

ただ、こちらに住む方々でこのような事に遭遇してしまった場合、私の事例が少しでも参考になれば幸いです。

 

納得いかないまでもサクッと反則金を払ってしまった方がと最後はちょっと思ったのも事実です。

 

 

ことの始まりは、昨年2023年10月でした。

 

そして、先日2024年9月のはじめにようやくコートヒアリングが終了しました。

 

その日は、朝のYOGAクラスへ参加した帰り道で、比較的主要な道路でDRUG/ALCOHOL検査をしていました。

 

さほど車も走っていなく、案の定『はいこっち〜』のラインへ回されました。

 

呼気検査をやらされ、こちらはなんの問題もなく終了しました。

 

そこには2人の警察官がいて、1人は呼気検査、もう1人は車内をジロジロと見回わしていました。

 

すると中央の7−8cmの深さはあるティッシュボックスが入る程の蓋の付いたコンソールボックスの中に設置してあった携帯電話の指摘をしてきたのです。

 

運転席からは携帯電話も画像も見えず、音楽は車のスピーカーから鳴っていましたが、家を出てから一切携帯電話には触ってもいないし、万が一見ていたのなら横向きになっていただろうし、画像が動いていたことも気づきませんでした。

 

呼気検査の後、もう1人の警察官が『車、前に停めて』と、待ってましたぁ〜の如く、どうやらその携帯電話が目に止まった様でした。

 

再度になりますが、画像は動いていたけど、実際見えてもいないし、携帯電話はかなり深さのあるコンソールボックスに縦向きに入っていたのです。(蓋が閉まっていればよかったのですがね)

 

この警察官が言うにはCradle(携帯電話の受台)に設置していないのは全て違反。らしい。

 

実際、こんな痛恨のうっかりミス、多くの人々もしてるんだろうけど隙をつかれました。

 

全くもって横柄な態度と、減点4点と、反則金なんと$577だそうです。

 

免許証を返された後、その警察官何も言わずに立ち去りました。

 

バックミラーに映る4−5m後方の警察官の背中に『終わったのか』と聞くと、一瞥し、ぶっきらぼうに『そうだ』と。

 

これだけの反則金を徴収するのならばそれなりの明確な理由が必要ではないのだろうか?

 

General rules for all devices

Drivers with a full licence can use a mobile phone or device to make or receive a phone call, use audio and music functions, use GPS navigation or use in-built driver assistance or vehicle safety features.  

However, the device must be properly mounted or in-built to the vehicle.

While driving, riding or operating a vehicle, you must not:

  • enter information, text, numbers or symbols (unless using voice control)
  • scroll on the device - such as scrolling through text messages, social media, music playlists
  • view text messages, social media, emails, websites or photos
  • watch videos, play games or take video calls.

These rules apply to all kinds of mobile phones, devices and technologies, whether portable, wearable, mounted or built into the vehicle.  

 

とにかくその警察官の態度もさることながら、処分内容にも納得がいきませんでした。

 

こちらでは、その処分に対して『異議申し立て』ができるので時系列に沿って事の成り行きを書き、添付資料(写真)を送付。

 

すると、1ヶ月くらいして裁判所でヒアリングに行くことが可能、または反則金を支払うかの選択する手紙が届きます。

 

その後召喚状が届き、対応した警察官は、全くもって嘘の理由を書いてきていました。

 

『私が運転中にダッシュボードで(携帯電話が剥き出しのまま)MusicVideoを再生していた。』と。

 

向こうも供述を引っ込めることはしない方向の様です。

 

最初からなんの期待もしていませんし、そもそも警察なんて嘘八百、そんなもんでしょ。とは思っていましたがここまでとは。

 

と言う事で、昨年末に今年の9月に行われる『Magistrates Court Hearing』の案内がきました。

 

なんと1年先ですよ。

 

念のため、この件について方向性を知るためにも弁護士に相談してみましたが、特に解決策もなく

 

下手すると追徴で反則金の他、更に$2000以上支払うケースもあるとのこと。でした。

 

その方の言っている感じからして、司法や警察にはこちらがいくら真実を主張したとしても無罪を勝ち取るのは無理でしょう。ともおっしゃっていました。

 

逆に弁護士などプロが発言すると『何言ってるの?』となってしまう様なので、『じゃ、素人っぽくとぼけて言いたいこと言ってみます』

 

更には、このケースは刑事事件になるので『PoliceCheck』に記録され記載される。とのこと。これは仕事上ちょっと更新の際に問題が出てきそうです。

 

なんだか色々と面倒なことが附随してきそうな感じに。

 

この弁護士との相談料も30分で$140、シティまでの行き帰り、ガソリン代…なんだったらもう反則金を払ってしまった方が良いのかもしれない。と思いましたね。

 

どうやら馬鹿高い勉強料になりそう。

 

実際、ヒアリングが開催される裁判所へ電話をし、『Withdraw』に出来ないか問い合わせしてみるも、この段階だともう無理。とのこと。

 

乗りかかった船、とにかくもうMagistrates Court Hearingへ行くしかない。

 

長くなりそうなので今回はこの辺で。

 

次回は…Magistrates Court Hearing (後半ー当日、法廷で編)です。最終的にどうなったのか?また遊びに来てくださいね。


オーストラリアで受験ってあるの?(JMSS編)

2024-09-18 | 子育て

皆さま、お疲れ様です。

 

メルボルン・オーストラリアのココ。

 

2−3週間前から急に暖かくなり、春が来た〜🌸なんて喜んでいたら

 

また10度前後の肌寒い日に逆戻り。

 

でもなんだか更年期も相まり、しょっちゅうポッポッとしているので

 

今年の冬はなんだかあっという間に終わったような気がします。

 

 

 

オーストラリアは新学期が2月からで、4学期制。終わるのが12月。

 

来年行く予定の学校のお受験は、こちらでは大体前年の6月〜7月にあり、結果が9月には確定します。

 

日本は幼稚園受験から始まり、小学校→中学校→高校→大学とどの時点で受験するかにもよりますが

 

なかなか選択範囲も数多くあり、きっとオージーキッズと比べるとかなりの勉強量の違いがあると思います。

 

私の住むビクトリア州は、希望して受験し、言わば進学校へ入るのは中学校2年生と中学校3年生の時期にあります。

 

下の子昨年受験し、無事に選抜校へ入学し、友達もでき学校のしきたりやルールにも慣れてきた様でTerm3まで無事終了。

 

うちは完全ECOモードでの学校選択なので、小学校はカトリック校で多少授業料がかかったものの

 

上の子も下の子も中学校・高校は公立校。

 

というか、そもそも日本と比べるとそんなに選択肢がない。のかもしれない。

 

ビクトリア州の政府系選抜校(セレクティブスクール)は4校あり、中3から高校3年までの4年間通います。

 

そしてもう一校は、サイエンスに特化したちょっと付属校的な響きのあるJMSS(John Monash Science School)。

 

こちら高校3年間通います。同じ敷地内にオーストラリアでの位置的には第2位のMonash University内にあり

 

環境や校舎もなかなか洗練されている感じ。

私だったら…こんなとこに通ってみたいなぁと思っちゃうくらい。

 

今年、下の子この学校へ挑戦してみました。

 

着席制のアカデミックテスト合格後、2週間後にインタビューもあります。

 

このインタビューでは、テスト結果が良いだけでなく

 

もっと多方面からその生徒の頑張ってることや努力している、例えばアートや芸術、ダンス、既存の学校での貢献や

 

クラブスポーツなどにも着目します。

 

もちろん中2、中3時点のアカデミックレポート、や表彰などのエビデンスも持参します。

 

実際のインタビューは、グループインタビューでテーマに沿ってブレーンストーミングをするそうです。

 

うちの子は男の子なのですが、他4−5人は大人しい?女の子ばかりだったそうで

 

結構リーダーシップっぽい感じを醸し出せたそうです。

 

今年の日程はこんな感じ。(ちなみに今年のセレクティブテスト日は1ヶ月早く6月でした)

 

JMSSも同じ日に着席制のテストー6月15日(申込は2024年5月24日締め切り)

 

アカデミックテスト結果発表ー7月30日

 

インタビュー日程ー8月12日

 

総合結果発表ー9月6日(無事桜咲く🌸)

 

John Monash Science School | Victoria’s First Specialist Science School.

Victoria’s first specialist school in the Sciences, Mathematics and Technology with access to world-class science and education research.

John Monash Science School

 

 

その後1週間後までに来年度2025年から入学するかどうかの連絡をしなくてはなりません。

 

ウェイティングリストにかなり名前が乗っている様です。男女200席の定員のところ2024年は5000人以上受験したそうです。

More than 5000 students applied in 2024 for the 200 places on offer in Year 10, where a 3% rule applies, stating that no more than 3% of any school's cohort can be offered a place. The school also champions gender equality and aims to offer 100 places to males and 100 places to females.【Wiki】

 

昨年からの受験も、この受験も基本的には下の子の意志にお任せで、

 

親は、子供が選択できる様に提案するだけで、実際受験するのは子供です。

 

こちらはあまり横の繋がりもなく、塾でもその他情報も多く入手できません。

 

少しだけ参考にできたのは、同じ職場のベトナム人の同僚の娘さん長女さんがJMSSで次女さんが下の子が今行っている学校だったそうなので様子を聞いてみたくらいですね。

 

下の子数日考えた後…

 

『僕は今の学校に留まるよ。学校のシステムも気に入ってるし、慣れてきたし、友達もたくさんできた。先生もほとんど良い先生なので満足している。』

 

とのこと。後ろ髪引かれつつ…『Decline』ご辞退させていただきました。

 

こちらは高校2年生くらいから本格的に大学進学コースか、専門職コース、就職コースなどが決まり、

 

大学に進学するにしても日本でいう大学受験ほどではありません。

 

入学の門戸は(学部によっても異なる)比較的広いが、逆に卒業が大変というイメージがあります(日本とは反対ですね)

 

ということで、お受験は一旦終了です。(ホッッ)もうすぐ子育ても卒業か?いやまだだなぁ。

 

結果的に、受験をしたことで本人の意識も高まるし、自信も付き判断力や経験値も多少は上がったことでしょう。

 

しばらくすると陸上競技が本格的に始まります。

 

 

今年はU16でナショナルコンペティションを目指そう〜と高い目標!

 

昨年は、学校ベース県大会で走り幅跳び、ベスト5入賞でした。

 

1番のサポーターはやはり家族ですからね。

 

街のあちこちに花びらの白い桜のような木々や鮮やかな黄色のミモザが多くなってきましたね。

 

来週からは2週間のスクールホリデーが始まります。少し小休止ができるのは本当にありがたいです。

 

次は『1年がかりのMagistrates Court Hearingへ』とちょっと重い記事を書きますので、また来てください。

 

 


12年目にして車購入

2024-07-09 | メルボルンでの生活

皆さま、こんにちは。

 

メルボルン・オーストラリアは只今2週間のスクールホリデー(冬休み)。

 

1週目は結構いい天気だったけど、かなり冷え込みました(朝は2度、3度の日も)

 

2週目は曇りや雨が続いています。

 

来週からまた仕事開始なのですが、どうやらどんどん寒くなってきそうな予報。

 

さて、タイトルにもあるようにここへきてようやく車購入の運びとなりました。

 

今の車は日産のSUV車で、角張ったフォルムが気に入ってます。

 

この車を購入した2012-3年以降は、車の外観が段々と丸みを帯びて楕円形車が目立ってきました。

 

また購入するなら同じ日産SUV車かなぁと思っていたのです。

 

トランクスペースは広いし、後部座席はティーンのBOYSが2人乗っても余裕があります。

 

そして近年見かけた同じ車種が割と角張ったフォルムに戻っていたと言うのも理由の一つ。

 

何度かカーディーラーに足を運び、(息子達も一緒に)試乗も4車種ほど。

 

実際に見積もりを出してもらうと、なんと現在の車はほとんど下取りに出す価値もないくらいに。

 

と言うのも数年前の雹のダメージや、カーサービスにその都度出してはいるのですが

 

エンジンランプやエアバッグランプがつきっぱなし、駐車の際やバックをする時に音が鳴って便利なバックセンサーは最近他家族一員にぶつけられて破損し故障。

 

運転座席もたまにグラつき、タイヤは雨の日は滑りやすく、しかもヘッドライトは夜に運転するとかなり暗い。(後車からくる明るいヘッドライトに助けてもらってるような感じ)

 

携帯電話を新機種に変える時にトレードイン(下取り)システムがありますが、既存車は車の価格というより古い携帯の方がまだ価値があるような金額に。

 

ということで、今年になってようやく車の免許(Pプレート)を取得した上の子へ、今の車がとことん乗れなくなるまで乗ってもらうことにしました。

 

上の子は自分で安い中古車を買う予定だったので貰えて嬉しそう。その代わり車検やガソリン代、レジストレーション代は彼持ち。

 

もし、今と同じ車種にする場合譲れない点が(あくまで個人主観です)

 

ボディカラーはホワイトー汚れが目立たない。既存車もホワイトでたまに洗車すれば12年経っていてもきれいに乗れる。

 

革張りシートー汚れやシミがつきにくい。シートヒーター有りだとなお◎。

 

できればハイブリッド。とも思ったのですが色々とメリット・デメリットを考えると再度考慮かなってところ。

*購入時の車両本体価格は割高。

*バッテリーの寿命・交換費用は起動用バッテリーで寿命(目安)5-8年。交換相場は20-60万。補機用バッテリーで寿命(目安)3-4年。交換相場は3-4万。

 

と考えると、今エコカーということで手を出しても数年後のランニングコストやEVを駆動させるリチウムイオン電池は、一般的に「8年または走行距離16万km」が寿命の目安とされているのでそういった面も 考えなくてはと思います。(充電時間がだんだんと減少していく携帯電話みたいなものですね)

 

それにしても最近よく走っているのを見かけるし、デザインが斬新で目を引く【◯esla】。うちのBOYSなんかはいいなぁと言っていましたが。

 

完全電気自動車は、もう少し様子見かなぁってところですね。

 

なぜかというと、充電インフラの不足やEVの購入価格がガソリン車と比べて高いこと、航続距離が短く、充電に時間を要すること、なとが挙げられています。

 

今の車は保持することになり、大きめのSUV車が家に2台は必要ないので今回はコンパクトSUV車、色がグレージュで気に入りました。

 

ほとんどは、家と職場の行き来がメインなので燃費効率を考慮し小さめの車が良いに越したことありません。

 

なんだったら、日本ではあちらこちらでよく見かける軽自動車のBOXカーでも良かったかもしれません。

 

まぁということで、足繁く何回かカーディーラーに通いまして、大体の車種は決まりました。

 

後は値引き交渉というところ。

 

結局、候補車は…コチラ

 

 

 

ここから値引き交渉を始めるわけですが、この車実は2024年製ですがDEMO車。

 

1500km程しか走っていなく、既に多少値引きはされていました。

 

取り敢えず、どのくらいディスカウントできるのか聞いてみると、スルッとかわされ

 

家族の皆にも見せたいのならば1日テストドライブで家に持ち帰ってもいいよぉとにこやかに、質問と答えが噛み合ってない?!

 

その後家族全員で、3-40万低い価格を提示。

 

流石にそれは難しいけど、どこかで折り合いがつくはず。

 

向こうもディーラーマネジャーが出てきて、こちらもジリジリと価格交渉していくがなかなか埒があかない。

 

その日はもう閉店時間が過ぎていたので、もうこれを言って今日は帰ろうと思い。

 

『では、そちらとこちらの言い分の間をとって、$〇〇.500ではどうですか?』

 

しかしかなり渋い表情。

 

一晩考えますということで帰ることに。するとなんと車に乗り込んでエンジンをかけようと思ったら

 

駐車場まで担当セールスマンとマネジャーが出てきて…

 

『では、それでなんとか勉強します。(日本で言うとこんなニュアンス)』っと。新車価格からはなんと$2.500程の値引きに!そりゃ向こうも売りたいだろうし、何度も来ていてかなりのホット客。

 

何はともあれ『明日また来ます』ということで、帰りました。

 

もう少し粘っても良かったのかもしれませんが、何度も足を運ぶのが最後はめんどくさくなった、というのもありました。(今や車購入サイトでボタン一押しで車が買えるご時世)

 

まぁ相場を見てもVIC州全体の同じ車種を販売している所へ問い合わせして価格帯を聞いてみても、まぁほぼ新車の状態でこの価格だったらいい方かなぁというところ。

 

次の日、とりあえず車を押さえるためにデポジットを支払い晴れて購入の運びに至りました。

 

その後、ウィンドウのティント仕様や、フロントカメラ、ボディのセラミックコートなどなど売りつけられそうになり、全部つけたら値引き分飛ぶでしょってくらいに。

 

ひとまず夏場の運転は紫外線が厳しいのでウィンドウのティント仕様だけお願いしました。

 

皆さんはどこで車を購入していますか?

 

私は、なるべく新車か新古車がいいなぁと思っていて、なぜかというと前のオーナーの乗り癖や、ペットのニオイ、シートのしみ、軽い傷などがついていたり、走行数かかなりいっていると結局タイヤ交換やカーサービスコストもかかってきますしね。

 

今回は12年とは言わずともある程度は乗り倒そうと思っています。

 

実家は会社系列が日産車だったので、過去に覚えているところで

 

小さい頃はフェアレディZ、ローレル(まだこの車種はあるのか?)、スカイライン時代は長かった、日産ではありませんが最後の方ではメルセデスベンツ(父が他界し兄に渡ってますが)に変わってましたね。

 

私自身の初所有車はその当時先輩から2万円で購入した赤いトヨタカローラ、すぐおじゃんになり

 

フォルクスワーゲンの中古車で紺色JETTA(よく手洗い・ワックスでピカピカに磨いていたなぁ)

 

その後ドイツ車の新車でOPEL Vitaヴィータ(ここまで日本)

 

オーストラリアでの初の車は中古車JEEP(費用かかり目)、次にSUZUKIの新車シルバーSwift(可愛いが子供2人にはキツイ)

 

そして、一度は乗りたかった中古車ガンメタMINI Cooperと同時に日産新車ホワイトのX -Trail。

 

今回の買い替えでもうそろそろ最後かなぁ、どうかなぁというところですが

 

ここでは日本のように便利なバスや列車での日帰り旅行とかそうそう無いし、どこへ行くのも車は必須なので安全で、運転しやすい車が一番ですね。

 

と言うことで、無事に納車を待っているところ。

 

何かを手放し、何かを入手するのは時間と労力がかかりますね。

 

では、まだまだ冬真っ最中で寒い日々が続きますがお身体大切に。

 


桜で始まり桜で終わった今年の日本帰国2週間

2024-05-29 | 日本滞在日記

皆さま、こんにちは〜お久しぶりです。

 

なんと、年始のご挨拶以来のアップデートとなっています。

 

どうも怠りがちなブログになってしまっていますが、元気にしています。

 

一言で言うと、確かに忙しかったと言うのもあり、今までエージェンシーを通して各学校へ派遣されていたのですが、ターム2からは正式に『Department of Education』下の公立校で働くことになりました。

 

ターム1の最後に面接の準備、実際の面接、日本へ行く準備やらでかなり詰め込み状態でした。

 

かれこれ2年半程、私の住む地域の学校へ約30校近く勤務し、いろいろな形態の学校も経験し、スタッフや学校の雰囲気などもわかり、そう言った意味ではこちらの学校でのバックグラウンドがない分とても参考になりました。

 

以上が最近の近況です。

 

さて、本題。

 

先のイースターホリデー。2年ぶりの日本一時帰国。

 

今回は、私と下の子(14歳中3男子)と一緒に日本の実家へ2週間帰りました。

 

桜を見ることができれば良いなぁ思っていましたが、こればかりは気候やその年により開花時期も変動するのでどうかなぁと言うところ。

 

通年3月中旬以降から徐々に咲き始めるのですが、今年はなんと、開花が半月遅れで4月に入った頃から咲き始めました。

 

滞在中の約2週間は、日本全国咲き乱れる桜を思いっきり堪能することができた一時帰国でした。

 

奈良公園・鹿(下の子お尻を齧られる)・東大寺からの吉野村の桜

家から近所の桜並木・母と下の子

 

青空に桜の薄ピンク色が映えて綺麗🌸🌸🌸

 

今回は、行く前にほとんど全てこちらでBookingをしていったので、全てのミッションがコンプリートできれば良いなぁと言うところ。

 

今までにはない2週間というかなり短い滞在になるので、1日たりとも無駄にしたくない。と言うのが本音。

 

イベントで言うと、

・隅田川お花見屋形船

・地元の幼馴染との会

・大阪メインは奈良の同期との再会!(鶴橋コリアンタウン)&吉野村の桜・東大寺・奈良公園・USJ・道頓堀・たこ焼き(久々の551の肉まん)

・東京の同期と飯田橋カナルカフェでのイタリアンランチ・渋谷・原宿(古着屋)散策

・亡き父の親友ご家族との再会(子供達も同じくらいの歳なので仲良くしてもらう)

・ららぽーとでお買い物(普段はあれ欲しい、これ欲しいと言わない下の子、結構買い込んでいました。)

・母のことや家のこと諸々…

・最終日2日間は東京ディズニーランド&シーへお友達とお出かけ〜ディズニーエリア発の成田空港行きシャトルバスで帰途へ

 

なんとか全てが終わりそうな時に…最後の最後で気持ちが落とされそうに。

 

と言うのも今回已む無く、JETSTARの航空会社を使用しましたが、成田発の最後の機内持ち込み荷物の際にちょっと問題が。

 

あれって無差別に選んでるそうだけど、JETSTARの地上スタッフ(日本人の女性)の態度ときたら…

 

イヤホンで音楽を聞いていたので何を言ってるのか良く聞こえなかったのですが、英語で日本人?と聞いていたらしくすごい勢いで、ボトルをポケットから出せっとか、子供と2人分の軽量しろっとか、日本人かどうかに返事しなかったからかそのまま英語で捲し立てられましたわ。接客マナーやサービス、そのただ単にヒステリックに客を捌いている態度どうなの?ってある意味LCCなので仕方ないのかもしれませんね。人材ではなく人罪ですよ。

 

JETSTAR…もう2度と使いたくありません。(今年のサマーホリデーにBOYSと行ったバリでも使ったけど、まぁそこでもCAの仕事のしないっぷりが目立っていました。と言うのもかなり長時間知り合いの乗客と立って世間話)

 

最近どうもJALやカンタスの航空券が取りにくいと思っていたのですが、道理でJETSTARは残っているはずですわ。(単に便数が多い少ないという問題でもありますが…)

 

あ〜なんか最近、そういう人々のフラストレーションをぶつけられて嫌な思いをすることが多くなってきてます。こっちが平静で普通の態度を保っているからか、はたまた今年『大殺界』だからか?!

 

公の場でも自分の気持ちのコントロールができないなんて『全くもって可哀想で幼稚な人々』だわっと思いますね。

 

引きづられて同じレベルになるのもどうかと思いますが、やられたら同じ態度でお返しするか(親切すぎか?!)または次回から無視。距離を置くなどなど。

 

もうアラフィフにもなると『気持ちの良い』お付き合いが一番です。余計なものは要りません。

 

 

 

話は変わり、下の子今年から学校で日本語のクラスを取っているのですが、日本から帰ってきた後学校での課題が

 

自作で『10日間の日本旅行計画』のプレゼンテーション。

 

『手伝おうか?』と言ったのですが、自分で色々考えたようで、初級クラスでは良い評価をもらったそうです。

 

そもそもお母さんが日本人といえば出来て当たり前かもしれませんが、下の子は特に日本語のクラスを取ってたわけではないので彼なりに興味を持って目下のところ頑張って取り組んでいます。

 

今回は、日本桜一時帰国のお話でした。

 

こちらメルボルンは段々と寒くなってきていますが5月は朝晩は冷え込むものの、日中は20度近くの晴天が続いています。

 

皆さま、風邪など引かれませんように。