馬とお昼寝

他愛ない毎日の日記と、旅行と福袋とちょこっと映画のブログです。

ライディーン

2007年01月21日 01時40分50秒 | 乗馬
木曜日の配馬はなんとライディーン
おりこうでかわいい葦毛の人気者です。
前回、先生に次はライディーンが良い、とだめもとで言っておいたら本当にライディーン!
うれし~~
ライディーンに乗るのは半年ぶりです。
そしてその前に乗ったのはそれから5ヶ月前。
大好きな馬ですがめったに回って来ません(笑)。



この子はうちのクラブの最初からいる馬ですが、最初の半年以上、レッスンに出ませんでした。
とても物見するし、かなり走るので危なかったのでした。
前の私の先生がこの子の最初の担当で、お客が乗れるように調教しました。
最初のレッスンデビューで乗ったのは私です。
まだその頃は、ちょっと見るのが残っていて隣の敷地に人が出たり、水をまいたりしたら少し走りましたが、すぐ落ち着いてくれるし、何よりも駈足が元気いっぱいで軽やかでとても快適で、すごく乗りやすい馬でした。

私が初めて競技会に出るため練習していたサンディアが故障してしまい、馬を変える事になって候補に上がったのが前のパートナーとライディーン。
どちらも前の私の先生の担当(サンディアもそう)馬で、とりあえずどちらかに決めずに2頭交互に乗って練習していましたが、結局先生の勧めも有り、私も最初は怖いと思っていた前のパートナーが実はすごく頼れて乗りやすく感じ始めたので、彼と競技会に出ました。
それからは、ライディーンに乗る機会はほとんどなくなってしまい、ごくごくたまに回ってくる馬になりましたが、前のパートナーの次に大好きな馬でした。

残念ながらライディーンは足がちょっと弱い子なので、たびたび故障を繰り返すのでもう足の負担になる障害には使わないそうです。

半年振りのライディーン、うきうきしながら出してきて馬装。
カラフルとは乗る前のお手入れでも戦ったりになることがあるのですが、ライディーンは乗ってないときもおりこうさんです(笑)。
すごく冬毛がのびているのでもこもこでかわいい~~

何をつけるのかしら?
昔乗って跳んでいたときはマルタンつけてたけど、今日は跳ばないから折り返しにする???
拍車も鞭も軽いライディーンには必要ないのでつけません。

「ありがとう!今日、ライディーン。」と、先生に言うと、「いえいえ」とにっこり。

でも常歩の後、軽速歩をやると、むちゃくちゃこずみまくっています。
ええ???足、大丈夫かしら?
乗って平気なのかしら??
「ねえ、すごくこずんでない?」
と聞くと、「はい。前にどんどん出してください。元気よく。」
走るけれど、すごくこずむし、何度もつまずくし、心配な感じ。
巻き乗りしようとすると落ちてしまいます。
「巻き乗りはまだしないで、どんどん前に出してください。もっともっと前に出して、動くようになってから巻き乗りしましょう。」
言われたように、がんがん走るとこずまなくなってきました。
あいかわらずつまずきますが、それでもこずむ感じはどんどん減ってきて、スピードも出てきます。
それで巻き乗りしてみると、全然オーケーです。
でも、以前はそんなことしなかったのにはみをすごく気にして首を振ります。
先生によると、最近の癖だそうです。
何でそんな悪い癖が~~
それももっと走っているうちにしなくなりました。

それから駈足。
昔は軽やかで飛ぶように走っていたけれど、重くなってました。
でももともとイケイケだったから、重くなってやっと普通の馬ぐらいです。
彼の飛ぶような駈足が好きだったので残念ですが、まだ足が本調子じゃないのかもしれないのでしかたないです。
それでも、いつもカラフルで必死になってしまう駈足と違って、むちゃくちゃ楽ちんです
発進も維持も楽々。
カラフルのように、維持しなくては、と必死にならなくていいので走るのが楽し~~
いつまでもいつまでも走れます。
ああ、なんて楽なの~~。
乗っててこんなに楽しいの、久しぶり(感涙)。

と、調子に乗ってがんがん走っていると先生が、「どんどん速くなって来るので、今度はずっと同じ速さで走る練習をしましょう。走り始めの速度から変えないように。」
「は~い。(ちぇっ!!)」
「あと、足をもっと前に出すようにして乗ってください。
ティティさんは軽速歩も駈足も、だんだんスピードを出すために後ろに足が行ってしまうんです。
脚を使う時は後ろに行っていいんですが、ティティさんの場合は行ってる時間が長すぎます。
なので意識して足を前に出して乗るように。
本当はまっすぐで乗るのがいいですけど、それだとよほど腰から上がちゃんと乗れる人じゃないと無理なんです。
だから前過ぎると思うぐらい前に出して乗って、それで上半身がきちんと乗れるようになってからまたまっすぐ乗ることを考えればいいです。
今は前に出すように気をつけて、そこから足がなるべく動かないように。」
確かに私は、かかとを使おうとしてしまうので、後ろに引かないとかかとが付かないからスピードを出そうとか、維持しなくては、と思うとどうしても足が後ろに行ってしまうのでした。
でもこれだと姿勢もだんだん前かがみになってくるし、跳んだ時のバランスも起こすのが遅くなるので良いことは一つもありません。
だいたい、かかとを使わず、本来はふくらはぎを使うべきなのでした。
もう癖になっているので、意識して直していかなくてはいけません。
今度はゆっくり、馬場の駈足をやりました。
それも維持を気にしなくていいので、速度だけ考えればいいので楽々です。
足の位置を意識する余裕もあります。
ああ、全ての馬がライディーンみたいだったらどんなにいいか・・・

とにかくいっぱい走れてとても楽しい一鞍でした。
ライディーン、ありがと~~。

乗った後のお手入れも、されるがままのライディーン。
本当はこうなんだよな~。
なのに、カラフルもラシェーバも、何であんなにお手入れ嫌いなのか・・・(涙)
お手入れ好きなら、とってもきれいにしてあげられるのに。
かわいいライディーンをお手入れし、首に抱きついて癒されまくりました。
まじで、かわいい~~




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