いまさらという気がしないでもないですが。 . . . 本文を読む
外交を喧嘩にした男 小泉外交2000日の真実新潮社このアイテムの詳細を見る
「外交とは交渉による国際関係の処理であり、そのために知性と気転を適用することである」(アーネスト・サトー,イギリスの外交官)
この本は読売新聞政治面に連載されていた「政治の現場―小泉外交」を加筆した上でまとめたものです。
外交の裏舞台というのは、本来かなりの年月が経ってから明らかにされることが多いのですが、この連載は外 . . . 本文を読む
わが人生記―青春・政治・野球・大病中央公論新社このアイテムの詳細を見る
渡邉恒雄氏をご存知でしょうか??
読売巨人軍の物言うオーナー(現在は会長)としてのイメージが大きいでしょうが、読売新聞グループ本社の代表取締役会長兼主筆でもあります。
主筆というのは社の言論に対して責任を負う役職、つまり社説の最終責任者であると言えます。
この人が論説委員長になってから、読売新聞の社論が右傾化したと言われてい . . . 本文を読む
日本郵政 解き放たれた「巨人」日本経済新聞社このアイテムの詳細を見る
今回は少し堅めに・・・
郵政民営化って、なんかかなりわかりにくいですよね。
かくいう僕も、わかっているようであまりわかっていないのが実態で・・・
ということをこの本を読んで、よくわかりました。
小泉さんが、「郵政民営化」を言い出したのは、政策が根本というよりも、私怨から生じたということ。
(この考え方には少々違和感があるの . . . 本文を読む
ディープ・スロート 大統領を葬った男文藝春秋このアイテムの詳細を見る
「ウォーターゲート事件」ってご存知ですか???
1972年(?)当時大統領だった共和党ニクソン大統領陣営が大統領選の対抗馬である民主党本部(ウォーターゲートビルにあった)に盗聴器を仕掛けた事件です。
ワシントンポスト紙の新米記者だったボブ・ウッドワードとカール・バーンスタインがそのことをすっぱ抜いて表沙汰になって、アメリカ史 . . . 本文を読む
半落ち講談社このアイテムの詳細を見る
う~ん、難しい問いですね・・・
横山秀夫さんの小説のいいところは読者によって感情移入する登場人物が異なるということではないでしょうか??
僕は新聞記者に感情移入しながら読みました。
ここから話題は一気に変わります。
郵政民営化法案の参院採決の話題です。
金曜日に参議院特別委員会において賛成多数で本会議に法案が送られました。
しかしその後参院亀井派のしき . . . 本文を読む
震度0朝日新聞社このアイテムの詳細を見る
いやー、久しぶりにはまりました。
火曜日に買ったのですが、はまってしまい今朝の5時に読み終わりました。
推理小説の魔術・・・
震度0は上毛新聞で記者をされていた横山秀夫さんの新作です。
ご存知ですか???
「半落ち」の著者と言えばおわかりでしょう
「警察小説はここまで進化した」がこの小説の触込みなのですが、
まあ何がどう進化したのかはあまりわかりませ . . . 本文を読む
本来「月旦」とは「人物に対する批評」という意味です。
だから書物に対する批評に「月旦」という言葉は合わないのですが・・・
まあ細かいことは気にしないでください
「検証 信楽列車事故―鉄路安全への教訓―」(著者:鈴木哲法)という本を読みました。
死者42人にも上る大惨事となった信楽高原鉄道の事故から、今年で14年になりました。
この本は、京都新聞の記者である鈴木哲法さんが、事故から10年もの長期に . . . 本文を読む