いいじゃないか*CAMARU*

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「犬猫ものがたり」にて

2011年06月19日 | Weblog
今月26日まで表参道のヤマナシヘムスロイドにて開催されている「犬猫ものがたり」。
私も空いている時間を見つけてはギャラリーに行っています。
毎日、何かしらのイベントがあるのですがこの週末には漫画家の成毛厚子さんのサイン会
がありました。
成毛さんはCATNAPから保護犬れいこさんを迎えられた里親様でもあるのです。
そのれいこさんと先住猫との事を書いた本「ずっと犬が飼いたかった」の即売会があったのです。

れいこさんも一緒にお客様を迎えていました。

彼女がれいこさん。保護当時にくらべたら少しふっくらしていました。
幸せ太り?笑 ずっとお利口さんにしていましたよ。

私も一冊購入しました。サインもしてもらいました!
売り上げは保護団体に寄付されるそうです。

さて、今月9日に宮城県の被災地から新幹線で東京にやってきた子がいます。

ぱん姉さんとお食事タイム?
震災後、何故かここまでボロボロになってしまって保健所に持ち込まれてしまった子です。
初めて会った時は、全く動かず目も開けず息をしているのもわからないくらい衰弱
しきっていました。
もしかしたら歩く事、いや、立ち上がる事は出来ないのかな・・そう思っていました。

10日ぶりに会ったその子はまるで別の犬の様に回復をしていました。
尻尾も振る!足を動かす! ・・・麻痺してない、この子歩けるようになる!!そう思いました。
今日からぱん姉さんの家で治療しながら過ごします。
「たんぽぽちゃん」そう名づけられていました。女の子です。

こんなに可愛いお顔をしていたのですよ。もしかしたら若い子かもしれません。
といってもお腹に乳腺腫瘍があったので5歳、7歳くらいでしょうかね。
今日会ったたんぽぽちゃんは目に力があって一生懸命生きようとしていました。
どんなにか痛くて辛くて心細かったでしょうね。ゆっくりゆっくり回復して欲しいです。
こういった救われる子はほんの一部でしょうね。人間だって必死なんです、犬なんて
後回しになってしまう現実を東京に住んでいる我々が何を言うこともできません。
でもそんな中で奇跡にも生還を果たした命です。絶対に守りたいですね。