カバ社長の日記 caba note

壁画やオブジェの制作会社ビッグアートの社長日記。「面白くなければ人生じゃない」がモットーの熱い熱いカバ社長の物語です。

会社説明会について

2013-04-07 17:26:45 | アートの求人
弊社では、求人またはインターンの応募に際して、必ず会社説明会に参加していただくようお願いしております。
ただ「絵を描きたい」「ものづくりをしたい」というだけで応募してくる人が後を絶たず、途中で挫折する人が多いというのが理由です。

会社説明会で伝えたいことはは、大きく4つあります。

まず第1に、「絵を仕事にする」ということはどういうことか。
学校で描いていた絵と、仕事で描く絵は、根本的に成り立ちが違います。
基本的に自由課題ではありません。
つまり、自分の好きな絵を描くわけではありませんし、面白ければいいわけでもありません。
仕事ということは、絵を依頼する顧客が必ずいます。
絵を描く目的が必ずあり、テーマやコンセプトがあり、クリアすべき与件があり、納期と品質基準があります。
仕事である以上、当たり前のことです。
まずそのことを、理解する必要があります。

第2に、「会社に入って絵の仕事をする」ということはどういうことか。
会社で絵を描くいうことは、チームワークが絶対条件です。
協調性と責任感が求められます。
また、全員が同じ仕事をするのではなく、一人一人の役割分担(守備範囲)があり、各人が日々能力やスキルの向上をめざす必要があります。
内定や入社がゴールではなく、出発点についたにすぎません。

第3に、絵を描くことは共通していても職種が異なれば、求められる要件が全く異なるということ。
絵を描く仕事というと、イラストレーター、漫画家、アニメーター、似顔絵作家、絵本作家、肖像画家、壁画家などが代表的ですが、仕事の環境はもちろん求められる能力要件が全く異なります。
評価や達成感の形も違います。

第4に、全く同じ業種、職種であっても、会社が異なれば「考え方」「価値観」が全く違うということ。
同じ仕事を行う同業者同士でも、会社の目的や成り立ちが根本的に違うものです。
制作中心の会社、営業中心の会社、デザイン中心の会社、企画中心の会社など、経営者の得意領域や志向などによって尖っているものが大きく異なります、
売上や効率を最重要視する会社もあれば、会社のこだわりや働く人の達成感を大切にする会社もあります。
会社によっては、同じ業種とは思えないくらい考え方や価値観が違うものです。
考え方や価値観が違うということは、仕事の評価基準(モノサシ)が違うということですから、同じ働きをしてもその評価は真逆になることもあります。
つまり、A社で高い評価を受けていた人が、同業のB社に転職すると全く評価ゼロ、下手すると邪魔者にもなりかねません。

「絵を仕事にするということ」「会社を選ぶ」ということは、自分の人生を大きく左右する決断をするということ。
決してびびる必要はありませんが、最低限そのことを意識して決断して欲しいと思います。

これからは、仕事をして売上を上げ、給料をもらうだけの関係では、会社も働く人もやっていけない時代です。
現代では、仕事に喜びを感じられなければ働く人はストレスがたまり、しまいにうつ病になり壊れてしまう人も珍しくありません。
それは、もちろんそれは会社にとっても大きなマイナスです。
仕事を楽しみ、発展させたいと思う社員で固めていかなければ、会社もいつかは衰退してしまいます。

会社の考え方や価値観、独自性を共有して、「楽しく」「のびのびと」「安心して」働いてくれる人、つまり「同じ方向性をめざす人の集まり」の単位が会社だと思います。
この会社をきちんと理解し、共鳴していただける人だけに応募していただきたいと思い、ブログを通して呼びかけています。

技術的な能力やスキルより、仕事や人生をとことん楽しむという考え方や価値観を共有することにできる人を求めています。
そして、多くの応募者よりたった一人の有志(勇士)との出会いを期待します。

在宅デザイナーを募集します!

2013-02-12 17:12:12 | アートの求人
一般的にアート制作会社というと制作が中心ですが、ビッグアートの場合は企画からデザイン、制作までを社内で一貫して行っています。
デザインありきの下請けの仕事は、皆無といっていいほどありません。
エンドユーザー(施主)からの依頼と弊社のオリジナル商品でほぼ100%を占めています。
そのため、いつも相談段階からの仕事かアイデア出し、試作からの正にゼロからのスタートです。
デザインにかなりの比重を置いた制作会社です。

ところが、求人の問合せは制作スタッフ希望者ばかり。
正にミスマッチの状況が長年続いています。
しかも、制作スタッフはある程度レベルまでは2年位で促成できますが、デザインは戦力になるまでにどうしても5年位は覚悟しなければなりません。
新卒者の定着率の低さを考えると、新卒者を一人前のデザイナーまで育てていくのは結構至難の業です。
しかも、応用の利くデザイナーとなると、多面的な発想や技能が必要ですし、そのためにはいくつかのデザイン会社、業界を渡り歩いた経験が求められます。
これまで活躍してくれたデザイナーは、別業界のデザイナーとして3年以上の経験者ばかりです。
自社でのデザイナー育成は諦めずにこれからもやっていくつもりですが、会社の経営計画からすると圧倒的なデザイナー不足です。

そこでちょっと目を外に向けてみることにしました。
かつてデザイナーとして働いた経験がある人で、
・結婚や子育てで退職し、再復帰をしたいが、再雇用のチャンスがない人。
・事情があって都会を離れて田舎暮らしをしている人。
・デザインとは関係のない仕事についたが、デザインの能力も生かしていきたい人。
など、弊社とは逆な立場で能力と雇用のミスマッチを感じている人は無数にいるはず。

即雇用とはいかなくても、今の場所や立場を変えずにデザインの仕事ができたら、双方にとって素晴らしいですね。
何年間か仕事を通してお見合いを続け、結果正規雇用に結びついてもいいし、子育てや田舎暮らし、副業と両立させて今のライフスタイルをエンジョイしていくのもいいと思います。

デザイン経歴が、グラフィックであろうと、ファッションであろうと、プロダクトであろうと、あまり気にしないでください。
ビッグアートは、アート(絵やオブジェ)をデザインして、「人をワクワクさせるモノや空間」をつくる会社です。
遊び心があって、「人を喜ばせたい」「ビックリさせたい」という情熱を持っている人であれば合格です。

あまり考え込んだり、びびったりする必要はありません。
気楽にトライしてみませんか。
関心のある人は、弊社のホームページをのぞいてみてください。

新しい出会いと面白い展開が今からワクワクです!

ビッグアート「在宅デザイナー募集」はコチラ

会社説明会で伝えたいこと

2011-06-27 22:13:44 | アートの求人
美大や美術・デザイン専門学校の新卒、既卒の方から、求人やインターンの問い合わせが毎年数多くあります。
アートに携わる求人が少ないこと。
中でも、実際に直接手で絵を描くとか造型物をつくる仕事となると極めて会社の数が少ないため、仕事の実態についての情報がほとんどないのが実情です。
まして地方の方にとっては、インターネット情報くらいしかなく、遠い存在なのだろうと察します。

あこがれだけで安易に応募される方も少なくありません。
そのため、ビッグアートでは求人、インターンに関わらず、まずは会社説明会に参加していただいております。

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確かに、
・絵画やデザインの技術や感性が生かせる。
・好きなものづくりができる。
・つくった作品が多くの人々に見られる。
・何年も、何十年も作品がまちに残っていく。
・作品によって店やまちが変わるダイナミックで夢のある仕事である。
などなど、ウォールアートはやりがいと達成感では一般の職業に比べて格別なものがあります。

しかしながら、求められる技術や品質、納期など高度で厳しいものです。
また、高いプロ意識や見識も求められます。
常に、自分を磨き高めるための自己投資が必要です。
つまり、この仕事を続けるには、不退転の強い覚悟と勇気が絶対条件です。

また、業界の現状と課題についてもよく理解しておかないと、目標を誤ってしまいます。

そのため、ビッグアートでは一般の会社説明会と比べ長時間(約6時間)の時間をさいて、社長自らプレゼンを行っています。

主な内容は、
・オリエンテーション・・・・30分
・参加者のポートフォリオ・プレゼン・・・・30分
・春日部市内の施工事例の見学・・・・2時間
・社長プレゼン(業界の現状と課題、今後の新事業について、将来のビジョン、求められる人材像など)・・・・3時間
・質疑応答

仕事の内容よりも、本当に理解していただきたいのは、会社の哲学と将来のビジョン。
つまり「仕事に対する姿勢」と「会社の向かう方向」についてです。

ビッグアートは、同業他社とは全く異なるコンセプトで仕事をしています。
一見同じように見える仕事でも、仕事についての価値観や取り組み方が異なると、全く別な職業と思えるほど変わります。
企業のコンセプトや理念が違うということは、仕事の評価基準が違うということ。
つまり、仕事のルールが違うのです。

誰のために、何のために仕事をするのか。
そのためには、どこに向かうのか。
会社とは、同じ方向を向く同士の集まりです。

私は、このことが仕事選び、会社選びで最も大事なことだと思います。

より高い夢や目標を実現するには、会社はより強烈な個性集団でなければなりません。
社長の価値観や夢に共鳴する人だけに入社してもらいたいのです。

エキサイティングで、熱い熱いビッグアートへようこそ!


ビッグアートの会社説明会に参加したい方はコチラから

会社が人を採用する基準

2011-05-16 00:40:00 | アートの求人
ビッグアートはとても小さな会社ですが、毎年百人以上の人が求人活動に訪れます。
賢そうな人。
絵がズバ抜けて上手い。
ヤル気満々な人。
明るくて感じのいい人。
気くばりができて抜け目のない人。
おっとりしていて場を和ませる人。
等々。
それぞれ個性があり、一長一短があります。
個人的感情としては、全く不可という人はほとんどいません。

でも、ビジネスでチームの一員として迎え入れるとなると、見方は一転して厳しくなります。
まして、その中で誰か一人しか採用できないとなるとなおさらです。
学校であれば、学業の成績順に選ばれるかもしれませんが、会社の場合は必ずしもそうではありません。
結論からいえば、会社のその時に置かれている現状によって、採用基準は大く異なります。
つまり、「その時のその会社の事情に一番合った人」ということになります。

当社の例でいえば、
ある時は、ズバ抜けて絵の上手い人。
ある時は、絵の技術よりはデザインセンスのある人。
ある時は、絵の技術には少々目をつぶっても、車の運転ができる人。
ある時は、絵が描けてパソコンもできる人。
ある時は、絵が描けなくてもビジネス感覚に長けた人。
ある時は、ある程度の年齢のチームをまとめられる人。
等々。

中小企業というのは、何から何まで足りないことばかり。
少人数で皆がオールマイティならいいのですが。常に何かが欠けているものです。
企業(チーム)を運営するには、さまざまな役割を果たす人が必要です。
でも、採算を合わせて行くためには、抱えられる人数には限りがあります。
もっと言えば、利益を出して社員の給与を少しでも上げようとすれば、より少ない人数で運営しなければならなくなります。

この数年、経営環境は目まぐるしく変化し、競争のルールそのものが大きく変わっています。
それにつれて、会社が求める人材像も当然変わります。j
では、ビッグアートがこれから求める人材像とは・・・・・。

この続きは、会社説明会でお話ししましょう。

美大・専門学校の既卒者、がんばれ!

2010-10-20 16:56:35 | アートの求人
日本では、新卒者を金のタマゴのようにもてはやし、既卒者はまるで脱落者のように差別する企業が多いようです。
アメリカは若者の就職難が日本以上とも言われますが、新卒と既卒の扱いは変わらないと言います。
それが当たり前だと思います。

私は、逆に新卒より既卒の方を採用したいと思います。
社会の厳しさや危機感がある。
自分の夢に対する敗北感や挫折感を持ち、何とかしたいという悲壮感がある。
社会への出発点で、成功から始まるより、失敗や挫折から始まる方が飛躍も大きいものです。
オリンピックやプロスポーツの世界を見ていても、負け試合から始まって勝利に結びつくというケースが多いようです。

私自身、大学を3年で中退。
27歳位まで挫折感と敗北感を味わいながらのたうち回っていました。
長い長い真っ暗なトンネルでした。
今思うと、その経験が次のステップへの大きな起爆剤になったと思います。
その試練を与えてくれた神様に本当に感謝しています。
今でも次々と試練に遭遇しますが、「お前はまだまだ成長して、人のために尽くせ」と神様が私を鍛えてくれていると思え、逆に前向きになります。

何かを真剣に追い求めていくということには、失敗も挫折もつきものです。

美大や美術・デザイン専門学校を卒業して、就職浪人している人。
絵を描く仕事をあきらめて関係のない仕事に就いたものの、毎日悶々としてしている人。
とことんチャレンジすれば、何か必ず道が開けてきます。
絶対に開かないという扉はありません。

私も今60歳。
まだまだいくつもの扉を開けて、まだ知らない世界に踏み出したい、と日々チャレンジしています。

経済偏重の近年の社会。
まちのいたるところで、アートとデザインが必要とされていることをヒシヒシと感じます。
これまでアートは、特殊な人だけのものであり、美術館やギャラリーの中に封印されてきました。
アートは、音楽と同様に人々の生活の中に溶け込み、人々の心を癒やしたり元気づけたりワクワクさせたりする、いわゆる心のエネルギー源のようなものであるべきだと思います。
人々の心が疲弊し、病む人が急増している現代。
通りから楽しさがなくなり、人が消えてしまった街。
これを救える一番の特効薬こそがアートだと痛感します。

話しを元に戻します。
美大卒、美術・デザイン専門学校卒の若者たち。
アートの分野で活躍したくても、既存の世界では残念ながら受け皿はほとんどありません。
ならば、新しくつくっていくしかないでしょう。
世の中がどんどん進化していく中で、アートだけが旧泰然としてとり残されていいわけがありません。
しかも、アートの活躍を世界中が待望している今。
立ち上がりましょう!

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2013年度ウォールアート有給インターン生・募集中!6月1日スタート!(受付5/25まで)

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「壁画プロ養成所」開講の本音

2010-10-03 12:33:02 | アートの求人


毎年100~200人の学生が当社を訪ねてきます。
その中で、憂うべき現象があります。
5年前あたりを境に、美大や専門学校の卒業生のレベルが急に落ちてきているということです。
特にこの2~3年間は特に目立ちます。

絵を描く技術力の低下はもとより、精神面の弱さがとても気になります。
「最近の子は、ちょっと叱られただけで会社を辞める」という声もよく聞きます。
「何でもすぐ諦めてしまう人が多い」というのが気になります。

結果、この3年間採用基準に達する人はほとんど無し。
採用しても、1年以内に辞めていくという感じです。
人的パワーの低下は、業績の悪化だけでなく、今後の企業の成長が危ぶまれます。
このまま、若者たちの教育を家庭や学校に任せっ放しにしていては企業の存続や日本経済の成長も絶望的というのが正直な感想です。

制作会社の経験者も訪ねて来ますが、従来とは全く違った世界をめざす当社にとっては、その人たちの能力も志向もミスマッチです。

ならば、必要な人材は自社独自で育てるしかありません。

幸い、1999年から「かすかべ壁画塾」という壁画プロ養成所で培った経験と実績があります。
それを積極的に生かそうと決意しました。

新卒で入社しても、学校とプロ社会との大きいギャップに馴染めずに1年以内に辞めてしまう人が後を絶ちません。
ならば、即戦力になるまで育成してから入社してもらう方がいいと考えます。
その方が、本人も入社時の精神的プレッシャーから解放され、技術習得だけに専念できます。
しかも、1年間のプロの空気に自然に慣れて行けますし、この仕事が自分に合っているかついて行けそうかどうかもわかり、自信を持って入社できます。
技術的にも精神的にも自信がついてから入社すれば、本人も会社も双方が安心ですし、入社後の定着率も高まります。

当社には、従来の「かすかべ壁画塾」の講師陣がいます。
彼らは、現在第一線で活躍しているプロであり、美大や専門学校でも教えている経験豊富な人たちです。
「筆画」「エアブラシ画」「一般塗装」「特殊塗装」などプロになるために十分な技術と「カラー講座」などを体系的に指導します。
壁画プロとして即戦力になるために必要な事だけに集中特化した独自のプログラムです。
入社した社員には、このような体系的な教育はとても困難です。

といっても学校ではありません。
大事なのは、学校での教育を再び施すのではなく、プロの実践経験を積むことです。
「習うより慣れろ」「10回の練習より1回の実践」です。
授業だけでは、何年やっても実践力はつきません。
もちろん、自信もつきません。
ですから、カリキュラムも週に1日の座学と実習(練習)に対し、週5日の実践実習(OJT)という内容にしました。

学校や養成所とも違う。
会社とも違う。
いわゆる「橋渡し役」であり、学生からプロになるための「ならし運転期間」でもあります。

これは学校にはできないことであり、企業内でもできないことです。
「学生でもない」「社員でもない」という特殊な期間を設けて、卒業生が無事プロ入りを果たす。
いわゆる軟着陸させるために考えた仕組みです。

学校や養成所では、高額な授業料を徴収しなければ成り立ちません。
ところが、授業と実践実習(仕事)とを組み合わせることで、授業料を無料にできます。

また今回は、地方の人にハンディキャップがないように、全寮制にして寮費も無料にすることで、生徒たちにより負担のない形にしました。
最近の若者は、共同生活は苦手で、コミュニケーション力や協調性が低い傾向にあります。

共同生活をすることは、いろんな面で人間形成上のメリットがあります。
・お互いが協力し合うことでいろんなことが成し遂げられる達成感と喜びを味わえる。
・同じ境遇の仲間どうしの連帯感や悩みを打ち明けられる仲間ができる。
・互いに競い合い、教えあう切磋琢磨の環境ができる。
などなど。
全寮制度も、短期間に成果を上げるためのプログラムの一環です。

一定の成績で卒業した人は、全員ビッグアートで働くことができます。
もちろん、ビッグアート以外の会社に行ったり、壁画以外の道に進むのも自由です。
本音は、一人でも多く優秀な人に育って、当社に入ってきてもらいたいですが。

いずれにしても学校や一般の養成所と違うのは、このプロ養成所は養成プログラムを提供することがビジネスではないということです。
生徒たちが本当にプロとして即戦力にならなければ、一番困るのは生徒だけではなくビッグアート自体です。
つまり、生徒も養成所も待ったなしの真剣勝負であり、運命共同体の関係です。

何が何でもプロとして通用する人材を育成することが絶対使命です。
逆に、生半可な覚悟しかない人のは受け入れられません。
技術は未熟でも問題ありません。
「覚悟と熱意のある方」「何が何でも壁画のプロになりたい方」の応募を心からお待ちしています。

一緒に壁画の魅力を全国に広げていきましょう!

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絵を描く仕事ならあります

2010-05-10 12:21:56 | アートの求人

絵を描く仕事を求めている人は多く、美大や専門学校を卒業してもほとんど仕事に就けないのが現実です。

弊社にも毎週のように、新卒や既卒の人が訪ねてきます。
「絵を描く仕事がしたい」という人ばかりです。
大半が、美大の絵画科や専門学校のイラスト科を専攻した人です。
しかも、最近は大学院卒の人がやたらに多い。
数年前までならある程度期待が持てたのですが、最近は違います。
ポートフォリオや作品を見てがく然としてしまいます。

4年間の集大成であるはずのポートフォリオがたったの5枚前後。
デッサンに到っては、予備校時代の作品しかなく、大学ではやらなかったとか。
絵画教室などで趣味で描いている人でも、月に1枚位は描くでしょう。
数年前までは、専門学校の2年間でポートフォリオ2~3冊、その他に作品も数点持参して来る人がいましたが、そんな人には最近なかなか出会いません。

美大や専門学校を卒業したからといって、絵の仕事に就けるパスポートを手に入れた訳ではありません。
逆に専門の学校にも行かずに独学で絵を描いてきた人で、現在壁画の仕事をしている人をたくさん知っています。

この1,2年で壁画制作会社も減り、フリーで壁画を描いていた人も少なくなってしまいました。
そのせいもありますが、全国に普及したインクジェット出力に飽きて手描きの味を求めてくるお客様が増えています。
この10年、デジタル化の波でアナログ(手づくり)が大打撃を被りましたが、揺り戻し現象が始まったのだと思います。
本来、デジタルとアナログは対立するものではなく、補完し合う関係で、どんな時代でもどちらも無くなることはないと思います。
むしろ、IT化がますます進んでいく中、アナログに対する評価は逆に上がっていくはずです。
パソコンで絵が描けても、これからは何の自慢にもなりません。

弊社は、「手描き」「手づくり」にこだわり、今後はもっと特化していきます。
本当に絵をこよなく愛し、絵を通して人を喜ばせたい、人の役に立ちたい人なら大歓迎です。
ただし、「絵の基本技術があること」「苦しくても絵を続けていく覚悟があること」という2つの条件を満たす自信のある方にに限ります。
まずは、気楽に遊びに来てください。

こちらから応募できます。

ウォールアート・スタッフ募集


夏のインターン「アートで街を元気にする」

2009-06-24 16:32:06 | アートの求人
当社では、5年前からインターン生の受入れを積極的に行ってきました。
もともとのキッカケは次の通りです。
・私たちの仕事を全く知らないで入社してくる人が多く、入社してもすぐ辞める人が後を立たなかった。
・私たちの仕事は会社数が極端に少なく、一般の人に知られる機会がほとんどない。
・絵や造形が好き ということと、それを仕事にすることは同じではないということ。
それから
・本人の思っている自分の能力と求められる能力レベルとの間に大きなギャップがある。
という問題も大きいですね。

つまり、当社のインターンの目的とは、
・私たちの仕事の本質や実態を体験を通して知ってもらうこと。
・本人の適性があるかどうかを確認するするための双方にとってのテスト期間であること。
・会社の考え方や社風、職場環境が本人に合っているかどうかを確認すること。
など、いわゆる会社と応募生のお見合い期間だと思います。
入社してから、こんな筈じゃなかったということがないようにするのが目的です。

しかしながら、実際に実施してみるといろいろな障害や問題が多いものです。
入社を希望する人ははさまざまな分野から集まってきます。
絵画系(洋画、日本画)、彫刻、工芸(木工、金工、陶芸など)、グラフィックデザイン、インテリアデザイン、プロダクトデザイン、空間演出デザイン、舞台美術、ディスプレイデザイン、テキスタイルデザイン、染色、ファッションデザイン・・・・果ては経営学に至るまで本当に千差万別です。

当社の仕事は、企画プランニングからデザイン、制作、現場施工というように最初から最後まで一社で完結するという、アート制作会社としては珍しいスタイルをとっています。
ですから、インターン生各自の得意分野で参加しようとすると、その人に合わせて仕事があるわけではないのでなかなかタイミングが合わないという問題があります。
またその人の不得意分野で参加しても、期待した成果が出しにくいことになります。
そのため、希望者の方にご迷惑をかけたり、参加をあきらめるというケースも発生しました。
といって、実践ではない模擬的なインターンでは、あまり意味もないし、小さな会社には負担が大きすぎます。

いくつかの学校にインターンの実態について聞くと、どこもなかなか成果が上がっていないということでした。
インターン受入れ企業も、業務への支障が大きいということで受入れに消極的な企業が多いとのこと。

しかし、いい人材の採用や双方の意識のギャップを埋めていくにはインターンの意義は大変大きいと思います。

そこで、次回からインターンのあり方、進め方を抜本的に改善することにしました。

それは、個々の狭い専門分野に注目するのではなく、「人の役に立つために自分に何ができるのか」を実践する能力、つまり「職業人としての基本」が身に付いているかに主眼を移すことにしました。
事実、今までの経験から言って、専門分野で何を学んできたかということは、一旦社会に出てしまうとあまり関係ありません。
また、専攻した分野と本人の能力特性に大きなギャップがあるケースも多く見かけます。
最近は、絵画科出身でまったく絵の描けない学生はちっとも珍しくありません。
逆に理工学部出身で絵のうまい人、センスのいい人だっています。
私自身、アートやデザインの仕事を本業にしていますが、出身は工学部しかも航空宇宙工学です。

インターンの具体的な詳細内容についてはまた別の機会に触れることにして、要点だけお話しします。
・皆さんの専門分野は何でも構いません。(勿論アートやデザインに関係した方がいいですが。)
・目の前に客の入らないお店や、人が寄りつかない建物があります。(実在のお店や建物です。)
・あなたはそこのために自分の能力を使って何ができますか。

ビッグアートの仕事は、「アートを使って、困っている人(店、企業)を助ける」という仕事です。
「アートを使って、人の問題を解決する」
「アートを使って、人の夢を実現する」
それが、ビッグアートの使命です。

今世の中は不況にあえぎ、私たちの住む街から「人々に愛されてきたお店や歴史的建物、街並み、自然」などが次々と姿を消しています。
地方出身の人などは、帰郷のたびに変わり果てた町や村の姿を見て危機感を募らせている人も多いことと思います。
今、自分の住んでいる町のために、自分の育った故郷のために何かできることはないのでしょうか。
「アートは街の不況やお店の閉店とは関係ない」と思っている美大生や専門学校生は多いと思います。
しかし、人を楽しませたり、ワクワクさせることのできる、つまり人の感情や気分に大きな影響を与えられるのは「アート」が一番だと思います。
事実、私たちはアートで人の流れを変えたり、お店の集客力をアップする仕事で実績を上げてきました。
今こそ、私たちが活躍する時代だと実感します。

アートで街を元気にする。

インターンで、そのことをぜひ体感してください。

そしてアートの素晴らしいパワーと可能性を感じてください。

この夏のインターンは、熱い熱いビッグイベントになりそうです。


P.S. 夏季インターン:7月20日~8月30日(最低2週間)
   参加希望の方は、まず求人エントリーから会社説明会に申込んでください。

     インターン応募要項


     エントリーシート

若い時の苦労や挫折は一生の財産

2009-02-24 07:03:43 | アートの求人
昔からよく「かわいい子には旅をさせよ」「若い時の苦労は、買ってでもしろ」と言われます。
私自身、強くそう思います。
20から27歳までは、挫折の連続でした。
27歳から10年間勤めた会社は過酷で、15、6時間労働が普通でしかも週に2~3回は徹夜。
重労働で、ぎっくり腰やヘルニアになる人も多く、新入社員の夜逃げは珍しくありませんでした。
実は、私がその会社を辞めてからOB会(約40名)つくって、20年以上経った今でも時々集まっています。
その中には会社を経営している人もたくさんいます。
皆が一応に言うのは、『あの時の苦労を思えば、どんな苦労も屁でもない」です。
今の私もその会社に鍛えられ育てられたと感謝してますし、むしろ誇りに思っています。
あの時一緒に働いた人は皆戦友です。
年齢の差を超えて、強い絆で結ばれた仲間です。

私がそこで身につけたことは、
・一旦やると決めたことはやり通す。最後まで絶対にあきらめない。
・苦境の時ほど前向きになれ、むしろプラス発想になれ。

人はそれぞれ、最低基準(どん底)をどこに持つかだと思います。
給料が半分になったら終わり?
勤務時間が16時間になったら限界?
会社をリストラされたら絶望?
・・・・・・・。
まだまだいくらでも下には下があります。
一生の中では、いろんな試練が待ち受けています。
どこまで落ちても這い上がる生命力や闘志を失わないこと。
その許容範囲の大きさが、人間のスケールのような気がします。
それが、自分を大切にすること、与えられた命を全うすることだと思います。

最初に会社に入った時に恵まれた待遇を受けた人は、後になって苦労することが多いようです。
若いうちは、失敗や挫折、どん底をたくさん経験した方が、人生が末広がりになるものです。
人生の豊かさは、お金ではなく試練の量に比例すると思います。
魅力的な人とは、人の何倍も苦労を買って、それを微塵も顔に出さず笑みに変えている人。
私も、そんな人をめざしたいと思います。
私自身、まだまだ青春の真っ只中。
もっともっと、チャレンジして挫折してたくましく生きて行きたいと思います。
50、60はハナタレ小僧。
100歳まで自分を鍛えて磨いていきたい。
死ぬまで現役で、人の役に立てる人間であり続けたい。
常日ごろからそう思って人生を楽しんでいます。



やりたいことが見つからない?

2009-01-20 16:21:07 | アートの求人
最近、いろんな経営者とお会いして、求人の状況などをお話しすることがよくあります。
最近の新入生は、入社して3ヶ月も経たないうちに辞めてしまう人が多くて困っているという話しがよく出ます。
実は、当社でもこの2年ほど同じ現象が出てきました。
以前なら、いくら叱られても、ある程度仕事ができるようになるまで、2~5年は辛抱して頑張っていましたが、どうしたのでしょう。

巷では、ゆとり教育の弊害だとか、少子化で親が子供を甘やかすようになったとか言います。
確かに、そういう側面も否めないかも知れません。

最近はよく、いろんな専門学校の先生たちと情報交換する機会があります。
実は、学校でも同じ現象が起こっているらしく、先生がちょっと学生を注意したりすると、翌日から学校に出てこない学生が増えているとか。
「授業よりも学生たちの顔色をうかがうことに気を使って・・・・・」とナーバスになっています。

ただ、そんな若者ばかりではもちろんありません。
一見とても使えそうにない若者でも、一緒に真剣に仕事をすると、かなり厳しい状況でも弱音を吐かずに頑張ります。
きちんと教えてやらせると、見違えるほど成長する人も結構いて、「まんざら捨てたもんじゃない」と勇気づけられることもあります。

最近よくあるケース。
学校では成績が良くて、求人面接の受けも良くて、就活を始めて早々と5~6月には有名企業に内定が決まった学生。
ところが、その会社に入社して2週間も経たない内に退職。
聞くと、「仕事が自分に合わなかったから」とか。
一体、2週間で何がわかるのでしょうか。
第一、その会社だって、最初から嫌で入った訳ではない筈。
仕事が自分に合うか合わないかうを判断できるまで、最低2~3年はかかると思います。
鳴かず飛ばずだった人が、5年、10年してから本気で仕事に取り組むようになって、大成する人も珍しくはありません。

さっきの若者、次の会社も1ヶ月で辞めました。
そして、次の会社も2ヶ月で。
キリがないですね。
2つ目の会社も、3つ目の会社も「やってみたい」と思ったから選んだ筈なのに。
自分に合った仕事を、どうやって見つけるつもりでしょう?
仕事が自分に合わせてくれる世界は、どこにもありません。

多分、その人は次の会社では、面接ではねられる可能性が大です。
新卒の時は引く手数多でも、1年以内で辞めた人は、次は敬遠されます。
それを、2回も3回もやったら、まともな会社なら振り向きもしません。

5年、10年と経験と実績を積み、キャリアアップをめざして転職した会社なら、「この会社は自分の目的に合わない」と言えるかも知れません。
しかし、何の経験も実績もなく、ましてややりたいことも明確に決まっていない人がどんな判断基準で見切るのでしょうか。
それは、仕事を見切るのではなく、自分を見切ることではないでしょうか。

最近私は、こんなアドバイスをしています。
「今の仕事がたとえ合わないと思っても、もう少し頑張ってみなさい。せめてやりたいことや行きたい会社を見つけてから辞めなさい」と。
ただ、今の仕事が合わないからといって、次の目的もないまま次の会社に入ってもまた振り出しに戻るだけ。
えてして、最初にやりたいと思った仕事と実際にその人がやりがいを感じて打ち込む仕事は、ほとんどの場合違うことが多いものです。
ということは、自分に合わないと思った会社の中にも自分の活躍できる仕事(別の部署も含めて)があるかも知れないのですから、足元をジックリとよく見回してみては。

美大への疑問、そして壁画プロ養成所の開講

2009-01-18 14:08:38 | アートの求人
美大や美術デザイン専門学校は、全国に約150校あります。
当社にも毎年、北海道から沖繩まで全国から就活の学生がやって来ます。

この2、3年、学生たちのレベルが著しく低下していることにすごく憂いを感じます。

当たり前な一般常識を知らない。
では、専門バカで、専門知識や技術力があるかというと、それもない。
伸び盛りの彼らが、2年ないし4年間も学校で学んできたことって、一体何でしょうか?
甚だ疑問です。
というより、怒りさえ感じます。

これは、学生たちのせいでしょうか。
全く違います。
きちんとした、教育を受けていないのです。
家庭でも、学校でも!

先日、ある大学教授と話す機会があり、「大学がもっと教育に対してきちんとした姿勢を示さなければいけないのではないでしょうか」と尋ねたところ、びっくりする答えが返ってきました。
「学校は、教育するところではありません。あくまでも、学問の場です。学生自らが課題を見つけて、追求していく場です」
私は、ポカ~ンとしてしまいました。

就活で訪れる学生たちを見ても、「自ら問題意識を持ったり、課題を見いだせる」ような人は、ほとんど見当たりません。
結局、大学に行っても、4年間「何を学んでいいか」すらわからないまま卒業していく、ということになります。

最近では、企業でさえも教育を全くしていない所が目に付きます。
ビジネスマナーも何も教育されていない社員が、客先に電話をかけたり、訪問している。
これは、会社の信用問題です。

当社のような零細企業ですら、あいさつや言葉づかい、電話や来客の応対、掃除の仕方、報告・連絡・相談、仕事の優先順位、仕事のモノサシ(判断基準)、原価意識・・・・等々、仕事をする上での最低の教育は行っています。

話を元に戻しましょう。
教育の始まりは、家庭です。
我が子が可愛ければ、親が自ら教育するのは当り前。
学校のせいにするのは、言語道断です。

学校は、子供たちが社会に出て、自分で自分の人生を切り開いていくための、知識や技術や心構えを学習する場だと思います。
小中高の学校の先生たちは、先生としての威厳を失い、親たちの顔色や世論にばかり気をつかい、大学や専門学校は生徒の獲得(売上の維持)にばかり目を向け、求心力や指導力がなくなっています。
家庭も学校も、企業であれば、存在価値がなくなり、崩壊(倒産)寸前というところです。

日本は、いつの間にか「何か不都合なことがあると、すぐ人のせいにする」悪い習慣をつけてしまったようです。
人のせいにしても、何も解決しません。
結果、今の日本のように責任のたらい回し。
たらい回しがいくつも連鎖することで、問題の本質が見えなくなり、解決できないまま迷宮入りする事件が後を絶ちません。
大手企業などでは、「リスクマネジメント」と称して、責任回避システムや責任を外部化するためのアウトソーシングを進めています。
実に、嘆かわしいことです。

自分のこと、自分に関することについては、自分が責任をとる。
自分の外にある問題についても、自分にとって他人事ではないと思ったら、自らそこに飛び込んでその問題の解決に取り組む。
私は、親や学校や就職先の先輩たちから、そう学んできました。

学校についての不満や憤りも、外から非難するだけでは解決しません。
非難しても、私の気が済む訳ではありませんし、ストレスが溜まり、自分自身が腐っていくだけ。
自分にできることで、行動を起こすことです。

壁画プロ養成所の「かすかべ壁画塾」を再開しようと決意したのもそのためです。
現状の美大や専門学校にできないことを、実現していこう、と。
エセではなく、「真の壁画プロを育成して、実際に食っていける状況を創りだしていくこと」。
壁画塾の目的は、実にシンプルで明快です。
でも責任は重大です。
壁画塾の経営は、今はとてもビジネスにはなりません。
今の教育現場に対する憂いと使命感が決断の動機です。
ただ、これをやり遂げたら、そこには「アートを仕事にする可能性」が飛躍的に広がり、ビッグな市場や雇用が生まれる、と確信します。

今の美大や専門学校にアンチテーゼをぶつけて学校が変わるキッカケになれば、それだけでも意義はあると信じ、チャレンジするのみです。

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一旦始めた仕事は、10年は続けてみる

2008-10-05 13:41:48 | アートの求人
最近、新入社員が入社数ヶ月で辞めてしまうという話をよく聞きます。
当社でも、ここ2年はそんな傾向です。

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私自身、27才まではどんな仕事についてもほとんど1年以上続きませんでした。
20代半ばあたりから、自信喪失と自己嫌悪に陥った記憶があります。
周りからは、「何でもいいから続けていたら何かが見えてくる。我慢して続けてみろ」とよく言われました。
しかし、長く続ける仕事となると、慎重になり過ぎてなかなか決められません。
当時は、就きたい職業がなく、アルバイトをしながら自分でミニコミ新聞を発行したり、映画の上映会をやったり、好きなことをやって暮らしていました。
ところが、好きでやっていたことがどんどん赤字になって、アパートの家賃すら滞納する状態になり、明日の生活も待ったなしに状態に陥ってしまいました。
もう職業を選んでる余裕なんてありません。
求人ニュースで探したのは、「3食付、住込み可」の日用雑貨販売の会社でした。
今でもはっきり覚えています。
自分の最も苦手な仕事だったので、100万円貯めたら辞めようと決意して入社しました。
月給14万5千円で、毎月13万円貯金を続け、1年足らずで100万円の目標を達成。
100万円貯めた時点で辞めようとしたのですが、こんなに簡単にお金が貯まるのならもう少し居てみようと思い、続けることに。
実は、自分の貯金通帳に10万円以上の数字を記帳されたのは、生まれて初めての経験でした。
動機が逆かも知れませんが、仕事にも興味が出てきて、自主的にいろいろと工夫をするようになりました。
入社1年で副店長になり、1年8ヶ月で店長に!
その後、店長を5人育てて、販売の総責任者に。
その後、商品課、販売促進課を次々と立上げて、経営企画室長に。
いつの間にか、販売のプロとしての自信がついて、小売業が自分の天職だと思うようになりました。
本当にあらよあらよの10年でした。

私は、その会社をちょうど10年で辞めました。
マイホームを買って半年も経たない時でした。
マーケティング力、企画力を究めたい。
もっと高みにたどり着きたい、という純粋な意欲だけで決意しました。

次は、当時日本では珍しかったVMD(ビジュアル・マーチャンダイジング)の会社です。
社長は、VMDの神様といわれている人でした。
当時37才だった私が、その会社に入社できたのは、正に奇跡としか言いようがありません。
VMDの仕事は、全くゼロからです。
必死で勉強しました。
会社にも、人より2時間半早く出社して、便所掃除からコーヒーの準備まで、自分にできることは何でもやりました。
毎週土日は、中小企業診断士の学校に3年間通い、夜間もコピーライターの講座に2年間通いました。

入社して3年で、ディレクターとしてビッグクライアントを任されました。
5年目には、新会社設立の提案を社長にプレゼンし、新会社を任せてもらうまでになりました。
それが、今のビッグアートの前身です。

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以前、あの人間国宝の辻村ジュサブローさんを尋ねたことがあって、話の中で一番印象に残った言葉があります。
「人間、一つのことを10年間一生懸命やれば、必ずプロになる。30年間続ければ、名人になる」

要は、「最初から好きな仕事がある訳ではない」「最初から自分に向いている仕事がある訳ではない」ということです。
自分が成長し、変化していくことで、仕事を楽しめるようになるのだと思います。

それと、大事なことがもう一つ。
仕事は、どんな業種、職種でも、70%位が共通であることです。
業種によって違うもの、職種によって違うもの、いわゆる専門の部分はせいぜい30%位しかないのです。
ですから、どんな仕事でも10年間一生懸命やってその道のプロと呼ばれるようになると、全く違う業界や職種に転職しても、次は10年ではなく、3年位でプロといわれるレベルまで到達できるのです。

自分の体験を通じてようやく、昔「どんな仕事でもいいから、10年続けてみろ」と言われた意味がわかります。
好きな仕事を求めていつまでもフラフラしているより、目の前の仕事でプロを目指すこと。
不思議なことに、一生懸命一つのことを続けていると、必ず自分の求めるものが向こうからやって来ます。
そして、その時自分が今の仕事でプロの領域まで達していたら、そのチャンスを必ずモノにできます。

私が今の仕事を始めたのが43才の時。
そして今年で16年目。
ようやく、この仕事の意義やこの仕事を続けることの使命感をズッシリと受け止めて、新たなる挑戦に胸躍らせている今日この頃です。



好きな仕事の見つけ方

2008-09-25 00:01:53 | アートの求人
好きな仕事って、最初からある訳ではありません。
誰にとっても好きな仕事とか、誰にとっても嫌いな仕事なんてある訳ないですよね。
出会いがあるかないか、だと思います。

私は、どんな仕事でもすぐ好きになってしまうタイプです。
それは、夢中になれるからです。

どんな仕事でも、夢中になった奴には誰もかないません。
何故なら、限度というものを知らないからです。

まずは、目の前にある今の仕事に、全力投球することから始めます。
積極的な気持ちになってみること。
どんなに好きな仕事でも、言われてからやるのは面白くありません。
言われる前にやるクセをつけること。
言われる前にやるようになると、周りより一歩リードでき、先輩たちに褒められたりして、ちょっといい気分になります。
いい気分になると、もっといい気分になりたくて、仕事にいろいろと工夫をするようになったり、もっと突っ込んだ勉強がしたくなります。
ここまで行ったらシメタもの。
いわゆる、善循環というかプラスの循環が始まるのです。

今の仕事を、自分流に料理できるようになります。
そうすると、自分の得意な面が、どんどん仕事に現れ始めます。
そうすると、周りから「キミはこんな仕事が向いてるんじゃないの」とか「今度は、これやってみないか」などと、道をつくってくれるようになります。
そうなると、どんどん道が開けてきて、自分にぴったりの仕事にどんどん近づいていきます。
まずは既製服を着こなすことから始めて、最後にオートクチュールにたどり着く、という訳です。


目の前の仕事に対して、好きになれないとか、面白くないと言ってる人は、一生好きな仕事には出会えません。
自分の気持ちを切り替えるキッカケが必要なのです。

好きな仕事は、外にあるのではなく、自分の中にあるのです。




「能力」より「やる気」

2008-09-22 07:50:34 | アートの求人
人を採用する時、本人の能力を見ることに重きを置きがちです。
作品や経歴、資格など・・・・。

しかし、過去を振り返ってみると、鳴り物入りで入社した人は大概1~2ヶ月でリタイア。
逆に入社時は能力が低く全く期待していなかった人(失礼)が、2年位で急に頭角を現しリーダーになるケースがほとんどです。
学生時代に不登校だった引きこもりの人も、当社に入社して見違えるほど積極的になり、2年後にはリーダーになりました。

以前私が勤めていた会社でもそうでした。
ダメ社員で、何度かクビにされそうだった部下が、今は社長になっています。

「能力」がどんなにすごい人でも、人の2~3倍位の仕事が限度です。
それに対し、「やる気」のある人は、人の何十倍も仕事をします。

その「やる気」は、どこから来るのでしょう。
「やる気」の強い人は、高い志(目標)を持った人かハングリーな人が多いようです。
自分のありたい姿と現状のギャップ、周りの人と自分のギャップ(ハンディキャップ)。
過去の挫折や苦しい経験。
その「負」のパワーが「やる気」の源になっているケース。

家庭が貧しいとか、不幸な家族がいるとか。
愛する人のためにがんばるとか。
「誰かのために」が「やる気」の原動力になっているケースもあります。

自分の身近に宿敵のライバルがいる場合も、強力な原動力になります。

ただ、残念なことにここ3年前当りから、めっきり「やる気」のある若者を見かけなくなりました。
教育や社会環境の変化のせいでしょうか。
「目標がない」「夢がない」世代なのかも知れません。
でも、「夢」も「目標」も与えられるものではなく、自分で見つけるものです。
目の前のことに全力でチャレンジしていたら、必ず見つかります。

「やる気」に火をつけるのも、社長の仕事。
ただ、満たされて伸び切った人では、ちょっと難しいです。
過去に大きな失敗や挫折をした人で、リベンジ(再挑戦)したい人は大歓迎です。

どんな学校がこの仕事に向いてるの?

2008-08-12 20:57:39 | アートの求人
ビッグアートには、毎年100人以上の学生さんが会社説明会にやって来ます。

どんな学校を出てきた人がこの仕事に一番適しているのだろう、と長年見てきました。
絵を描くことが一番多いので「絵画科」?
立体造形も多いので、「彫刻科」?

ちょっと意外ですが、いずれも違うようです。
最近、美大や専門学校を訪ねて、どんな学科が当社の仕事内容に合うか就職課の方や講師の方と話し合うことがあります。
「ビッグアートさんの仕事内容ですと、デザイン性が強いのでグラフィックデザイン科かイラストレーション科でしょう。絵画系や彫刻系の学生はお客様とのコミュニケーション能力やデザイン能力に欠けるので無理だと思います」という答えがだいたい返ってきます。
私の感想も同じです。

ただ、もう少し広げるとすると、
・工芸科(木工、金工、陶芸など)
・プロダクトデザイン科
・ディスプレイデザイン科
・ファッションデザイン科
・テキスタイルデザイン科
でしょうか。

絵画科や彫刻科の学生は、アーチスト指向が高く、自己中的でお客様の立場に立った考え方が困難で、複眼的な視点も乏しくデザインが不得手な傾向が強いようです。

総じて言うと、デザイン系ということになります。

また、人とのコミュニケーションが好きで、ポジティブで明るい人。
人を楽しませることが好きな人。
打たれ強く、礼儀正しい人。
チームのメンバーとうまく連携したり、協調することができる人。
その意味では体育会系の人は大歓迎です。
特に柔道や剣道などの道系、サッカーやバレーボール、野球などのチームプレイ系ならなおベターです。

もちろんあくまでも傾向であり、いずれも例外は常にあるものですから、あまり深刻になる必要はありません。