カバ社長の日記 caba note

壁画やオブジェの制作会社ビッグアートの社長日記。「面白くなければ人生じゃない」がモットーの熱い熱いカバ社長の物語です。

自分の夢を、まわりの人に伝えよう!

2018-02-18 09:53:55 | カバ的アングル

自分の夢を言葉にする

あなたに夢はありますか?

それを、紙に書き出していますか?

言葉に出して言えますか?

まわりの誰かに話したことはありますか?

夢は心の中に秘めているだけでは、

なかなか実現できません。

最初から、すごい夢を持っている人なんていません。

夢の大小などはあまり気にする必要はありません。

まだ曖昧でハッキリ決まっていなくてもいいのです。

実現できるかどうかなど、あまり構える必要もありません。

自分の夢をまわりの人に話す

何度も何度も、紙に書いたり人に話していると

自分の腑に落ちるものと落ちないものが出てきて、

少しずつ修正され、明確になってきます。

私は、二十歳頃から夢を語ることが好きで、

身近な友人によく話していました。

大抵は現実性がなく、何度も挫折しました。

でも、人に話すことで頭の中が整理され、

行動に向かいやすくなります。

また、人に話すことで責任感とかプライドに火が付き、

モチベーションが長続きします。

自分の夢をできるだけ具体的に設定する

ただ、夢の内容に具体性がないと幻になってしまい、

行動に移りにくく、自然に消滅してしまします。

いつまでに、どの程度まで達成したいのか、

具体的な数字が入らないと意味がありません。

最初から数字に根拠などありません。

ただ、最初から達成できそうな数字では、

それは夢とはいいません。

目標が100なのか1,000なのかで、

達成する方法も覚悟も異なります。

自分が大きく成長したいとか、

今までの自分を大変革したいと望むのでしたら

簡単には達成できない高い目標でなければなりません。

もちろん最初からトントン拍子に成功するケースは少ないです。

上手くいかないときは、

  • 本当にやりたいことではなかった。
  • 目標設定に問題があった。
  • やり方に問題があった。
  • 自分の姿勢や心構えに問題があった。

など、振り返って検証し修正します。

簡単に諦めてはいけません。

自分の夢に向かっているときにワクワクしているか?

しかし、やる気が全然わいてこないのにだらだらやっても意味がありません。

その基準は、それと取り組んでいるときに、

ワクワクする気分になれるかどうかです。

取り組んでいるときにワクワクしないものは、

そもそも自分に合っていないし、結局長続きしません。

まわりの人に自分のやりたいことや目指していることを語り続けていると、

まわりの人が情報をくれたり、誰かを紹介してくれたりしてくれるようになります。

そのことで、新しい仲間ができたり、気づきがあったり、勇気づけられたりして

少しだけでも夢に近づいた感じが実感するようになります。

そこまで行ったらしめたものです。

だんだん楽しくなり、自然とそこに心も体も向くようになり

結果が出始めます。

そこから先はもう止まりません。

まわりの人から、「変わったね!」とか「目が輝いているよ」

などと言われ始め、自信もついてきます。

まずは、夢を文字や絵にして、

まわりの人に伝えることが夢の出発点です。

 

 


あなたは、なぜここにいるのですか?

2018-02-17 16:52:18 | カバ的アングル

スタバの合い言

仕事でスタバさんの現場によく行きます。

大抵はオープン直前が多く、隣ではオープニングスタッフの研修をやっています。

すると、普段あまり聞き慣れない言葉が何度も聞こえてきます。

マネージャーからスタッフの一人一人に同じ質問をされています。

「あなたは、なぜここにいるのですか?」と。

最初にその言葉を聞いた時、新鮮に私の頭に突き刺さってきました。

ドキッとしました。

そして、ピンときました。

新入社員教育でも、初対面の人同士の自己紹介でも、

この言葉だけで互いの心底の思いを確認し、各自のミッションを共有できるのです。

ミッション?

 最近よく「コミット」とか「ミッション」という

あまり聞き慣れない言葉がよく登場しますよね。

両方ともビジネス用語なので、一般の人には馴染みがない言葉です。

「コミットする」とは、「約束する」という意味です。

「ミッション」とは、「使命」とか「任務」を意味します。

いろんな事をあいまいな表現で済ましてきた日本人には、

改まった言葉、厳しい言葉にも聞こえてきます。

でも逆に、今まであいまいな言葉で見えてこなかった実体(本質)が

よく見えてきて頭の中がスッキリしたり腹に落ちやすいので、

自分の思いを明確に伝えるのには適しています。

あなたは、なぜここにいるのですか?

話しを元に戻しましょう。

職場や学校で、こう聞かれたらあなたは何と答えますか?

あなたが、ここにいる理由です。

改めて聞かれると、ドキッとしませんか?

大抵の人は、「社員(学生)だから」とか「ここにいるのが当たり前だから」とか

漠然とした答えにならない答えをしてしまいがちですよね。

この質問の意味は?

この質問は、その人の本質が問われているのです。

あなたの夢は何ですか?

あなたは、将来どうなりたいのですか?

ここには何のために来たのですか?

ここで何を成し遂げたいのですか?

そのためにどんな努力をするのですか?

この質問に明快な答えを言える人はほとんどいません。

将来の目標を明確に持って着実にそこに向かっている人。

その人は、すでに成功への道を歩いている人です。

いわゆる成功者の法則でいうところの3%の部類に入る人だと思います。

そんな高い意識をスタバではアルバイトスタッフですら持っているのです。

スタバで働く人の定着率が非常に高く、

一旦辞めた人がまた戻ってくるのも珍しくないそうです。

日本の教育に欠落していたもの

私は、別にスタバさんを賞賛するために

この記事を書いているわけではありません。

こんな風にいつも自分と向き合い、

外の人と向き合う生き方というか文化が

今の日本にはほとんど見られません。

そういう私自身、そんな教育を受けた経験はありません。

私は、今まで常に「やりたいことをやる」という生き方をしてきました。

なので、いままでの人生の中で、

「辛い」とか「苦しい」と思ったことは一度もありません。

よくいろんな人から、「いつも前向きで熱い人だ」と言われてきました。

ただ、60歳を過ぎたあたりから、

「自分の人生のゴールは一体どこなんだろう」とか

「自分が絶対に達成したい夢や目標は何だろう」

と自問自答する機会が頻繁になってきました。

必死に頑張って生きてきて、

ようやく60過ぎにして気づいたというか目覚めた感じです。

クラーク博士の「Boys, be ambitious(少年よ、大志を抱け)」という言葉を思い出します。

その言葉の本質や、その後に続く言葉を知りませんでした。

それこそが教育なんだろうと思います。

しかし、日本の教育では、私たちの人生で一番肝心なことに触れずに素通りしています。

ミッションを持とう!

今や、学歴とか資格とか知識だけを身につけても、

何の役にも立ちません。

しかし、小学校から大学まで、ほとんどそのことに終始しています。

親もまわりの大人たちも、何も言いません。

人生のミッションを持つことの大切さやミッションの見つけ方こそが

家庭教育や学校教育の「ヘソ」のはずなのに、

誰もが腫れ物に触るように触れたがりません。

その結果が、大人も子供も

夢のない、生きがいのない毎日を送り

精彩のない人が蔓延している現状に至っているのです。

ミッションとは?

ミッションとは、「自分の将来のありたい姿」です。

若いうちは、こんな高いビジョンはなかなかピンとこないかも知れません。

最初の段階は、

「あの人のようになりたい」

「こんな生き方をしたい」

「こんな人のために役に立ちたい」

で十分です。

別な言葉で言えば、

「自分が一番輝ける場所」

「人から最も感謝される生き方」

ということです。

職業とか会社とか収入は、次の問題です。

やりたいことが決まっていないのに、

流行りの職業やその時の人気企業を選んだり、

収入や待遇だけで進路を決めるのは

思考が逆さまです。

夢のない若者たちや子供たち。

悶々として浮かない顔をして生きている大人たち。

最近、うつ病的な人が身の回りに異常に増えています。

人生は一度きりです。

後悔のない人生を送るために、

自分のミッションをじっくり考えてみませんか?

 

 

 


「橋の上のラジオ体操」は、ますます大盛況!

2018-02-07 18:43:54 | 地域活動

2012年の10月に私と新入社員の二人ではじめた「橋の上のラジオ体操」。

当初は10人集まればいい方でしたが、2年目には40人を超えるようになり、

2年目の秋には80人を超えることも珍しくなくなりました。

その間、私も模範演技をする手前、日体大で行われた全国ラジオ連盟の指導者講習会に参加したりしました。

お立ち台で模範演技する人も5〜6名になり、当初私がラジオを2台用意していたのですが

ラジオを持参してくれる人も出てきました。

日曜日にはラジオ体操の後、講師の方のご厚意で太極拳も毎週行うようになりました。

集まってくる人も小学生から90歳のお年寄りまでと幅広く、

終わった後も、いろんなグループで集まって活動をするようになっていました。

初めて2年で、当初の目標はクリアしました。

私抜きでも何の問題もありません。

私の役目は終わりました。

ゼロから立ち上げて、軌道に乗るまでが私の生きがいで、

軌道に乗った後、維持したり発展させていくのは次の人にお任せするのが一番です。

そこで、2周年を過ぎたあたりから、少しずつ抜けるようにしました。

そして、2年7ヶ月が経った2015年の5月をもって完全にフェードアウトしました。

引退ですね。

 

私は、サラリーマン時代からずっとそういう役目を繰り返してきました。

会社で新しい部門を立ち上げて、1〜2年で後輩に任せて、また新しい部門を立ち上げる。

ゼロから何かを立ち上げて軌道に乗せるまでが一番面白くて燃えます。

形ができて人が育つと、その組織に長居したくない性分なんです。

 

今朝、久しぶりにちょうどラジオ体操の時間に車で会場の前を通ったので、

気になって見たら、この寒い中40人近い人が集まっていました。

私がいなくなって、ますます発展している様子でホッとしました。

 

そういう私も、今度はもっと大きな活動に向けて準備中です。

 

 


企業経営の秘訣は、あきらめないこと

2018-01-09 18:22:45 | カバ的アングル

アートとはまったく無縁だった私が、
それまで順調だったマーケティング会社勤務を捨てて
アートの世界で独立して今年で25周年になります。

帝国データバンクのデータによると、
起業して1年位内に60%の会社が消えていくそうです。

10年後には96%が消え、20年後には0.3%しか残らないそうです。

帝国データバンクのデータに載らない個人事業まで含めると
存続率はもっと少ないことが推測できます。 

25年の重みを痛感します。

私自身、決して順風満帆で来たわけではなく、
何度も危機に直面しました。

異変は、外部からだけではなく、内部からも起きます。 

次々と、予測していない事態が発生します。

世の中が生きて動いているということは、
常に変化が起き続けるのは当然なことです。

ただ、変化のスピードは、情報化の進展で
年々早くなっています。

今まで生き残れた理由はただ一つ、
「あきらめなかった」 だけです。

成功している人に聞くと、
「成功の秘訣は、能力でも運でもない。最後まであきらめないことだ」
と迷わず返ってきます。

運は永くは続きません。

どんなに能力や実力があっても、
次々とすごい人が現れます。

ビジネスに限らず、何をやっても上手くいかない人に共通するのは、
すぐにあきらめて別のチャンスを追い続ける人です。

瞬間なら勝負に勝ったり、とんとん拍子に上手くいったりすることはあります。

でも、なかなかそんな上手い状態が10年以上も続くことはありません。

「そんな奇跡を追い求めるより、
転んだら 何かに気づき 何かを見つけて 這い上がり、
自分を成長させ、昨日より少しでも強く成長していくこと」
1000年も2000年も前の先人たちが残してくれた教訓を
忘れて目の前の現象に振り回されている現代人が多いということでしょう。
 


 


「好き」を仕事にする

2015-04-18 12:14:54 | カバ的アングル

誰もが「好き」を仕事にしたい

毎年、壁画や造型の仕事を求めて多くの学生がやってきます。

アート系の学生たちは「好きなことを仕事にしたい」という課題をもった人が多いです。

学校では、「好きで絵を描くのと、仕事として絵を描くのは全く違うものだ。

好きだけでは仕事は続かない」と先生に言われているようです。

 

最初から「好き」はわからない

私も若いときまわりの大人たちから良く聞かされました。

大学選びを始める高2の頃から、27歳頃まで進路のことでいつも悶々としていました。

  • 好きなことをやるか。
  • 得意なことをやるか。
  • 将来有望で高収入が見込める仕事をやるか。

私の場合は「好きなこと」以外は、いくらやろうとしても

モチベーションが上がらずに長続きしないですぐ挫折。

学生時代からいろんなアルバイトをやって

自分に何が向いているのか必死にもがいていました。

その職種は35、6種にも及びます。

結局、アルバイトではさわり程度の体験しかできないので、

その仕事の真の魅力というか真骨頂まで届きません。

職種がいくら異なっていても、あまり違いが感じられないのです。

物理、化学、英語が得意で大学は工学部(航空宇宙学科)に進みましたが、

仕事となると気持ちが積極的に向いていかない。

「自分の好きなこと、夢中になれることは何だろう?」

「自然に自分の心が向かうことは何だろう?」

と何年間も自分に問いかけ続けた結果

「映画、演劇の演出」の分野でした。

映画の学校に通ったり、劇団に入ったり、舞台美術のアルバイトをしたり・・・。

その頃は、すでに親から勘当されていましたので、貧困状態がつづき、

住み込みで働いたり、転々と居候生活を続けていました。

結局、食っていける目処がつかず挫折。

住み込みで、小売業の世界に転がり込んだのです。

よりによって、自分が一番苦手意識を持っていたいわば大嫌いな仕事を選んだのです。

住み込みで食事付き、給料がそこそこ、というだけの簡単な理由です。

我慢して働いて少し貯金ができたら、辞めてまた考えようと思いました。

ところが、嫌で苦手だと思っていた仕事が、1年も経たずに一変したのです。

素人ながら、好奇心で商品の陳列やPOP などを工夫していたら、

今まで売れなかった商品が急に売れ始めたり売上が驚くほど上がったりして、

店長に抜擢され、その後私流の売り方を部下に指導して数多くの店長を輩出・・・・。

あれよあれよという間に、出世コースのど真ん中を歩いていました。

私の経歴はドラマのように奇想天外で、

話し始めると長くなるのでここで止めて、話を元に戻します。

 

 人の数だけ職業がある?

私は20年ほど前に、今の会社を起業しました。

航空工学 → 映画 → 小売業 → ビジュアルマーチャンダイジング → アート制作

一見脈絡のない私の経歴ですが、私の中では必要不可欠で密接につながっています。

どんな基準で進路を選択したのかと言うと、「嗅覚」以外の何者でもありません。

 

当初は「壁画制作業」でしたが、あえて「環境アート」と私は呼んでいました。

私はいつも本質をはっきりさせるために、このように「自分の腑に落ちる言葉」で自分の仕事を定義します。

まだこの段階では、これが天職だとは気づいていませんでした。

壁画をデザインする時に、いつも「今回の壁画は何のために描くのか?」と自問自答し、

「集客のため」「動線誘導のため」「業種表現のため」「患者の癒やしのため」「地域の名所づくりのため」など

ゴールを設定して、そのために「どんな要素が必要か」「どんな仕掛けが必要か、」を考えるのが癖でした。

それが、壁画業の中で独自の道を歩き始めるキッカケになったようです。

 

この仕事を始めて約20年、私は正に「一番好きな仕事」にたどり着きました。

既存の業種カテゴリーには当てはまらない独自の仕事です。

しかも、

  • アートを使って世の中で困っている人を助けたい。
  • アートを志す若い人たちに新たな活躍の分野を切り開いていきたい。

という大きな夢と使命を持っています。

 

「好き」を極めたら、世界で一人しかいない職業にたどり着く

よく考えてみたら、40年前にめざしていた「映画、演劇、音楽の演出」に限りなく近くて、しかもオリジナルの仕事です。

外から見たら「アート制作業」に見えますが、「空間演出デザイン業」です。

ある時は、人を楽しませるエンターテインメント空間づくりであったり、

ある時は、建物や空間または街並み景観のネガティブイメージを解決することであり、

またある時は、お店の集客のための外装や看板であったり、

私の中では、過去の独自経験がすべて融合した私のすべてのスキルが活かされる仕事です。

今後は大好きな「映画」や「演劇」「音楽」の要素も、

空間演出デザインのツールとして取り入れていきたいと思います。

多分、今私がやろうとしている仕事は、世界で私だけなのだと思います。

その意味では、自分の「好き」や「好奇心」「疑問」などを追求していくと、

その人しかたどりらない生い立ちや経歴を通して

世界でたった一人の仕事(職業)に到達するのだと思います。

 

「好き」は無限のエネルギーの源

最初から「自分の好きな仕事が何なのか」がわかっていた訳ではありません。

ましてや、今の仕事を昔から知っていてめざしてきた訳ではありません。

目の前にある仕事や状況から逃げずに

ただひたすら夢中に取り組んでいたらたどり着いただけです。

「自分が何が好きか」と考えるのを止めました

本当に好きであれば自然にそこに向かっていくだろうと

自分の気持ちに素直に忠実に従いました。

まわりの意見はあまり関係ありませんでした。

それは今でも同じです。

自分の内から沸き上がる疑問や好奇心や情熱に

素直に向き合うこと。

後で後悔しないように、できる範囲で納得するまで取り組むこと。

それを、「自分の能力では無理だ」とか「状況が許さない」とか

いろんな理由を付けて自分のやる気の芽を摘み取ってしまわないことです。

「好きなこと」を思い続けたりやり続けることは一番簡単なことです。

あまり努力しなくても、自然に心も体もそちらを向きますし、

10時間でも20時間でも寝食を忘れて打ち込めるからです。

 

まわりのネガティブシャワーに気をつけろ!

ところが、多くの人にとってそうではないようです。

それは、まわりのネガティブな意見に影響されてしまうからです。

「アートなんて食っていけないよ」

「アートの仕事は不安定で、将来性もないぞ」

自己中心的な思い込みを押しつけて子供の夢を諦めさせる親が、最近目に余ります。

人は、自分の経験から来る思い込みで意見や助言をします。

それが相手の気持ちをどれだけスポイルするかなんてお構いなしです。

でも選択するのは自分、選択に責任をとるのも自分です。

自分の人生には誰も責任を取ってはくれません。

確かに最近はアートで稼ぐのが難しい状況です。

私に言わせれば「だからどうした」です。

どんな職業も、程度の差こそあれ、いい時もあればどん底の時もあります。

古今東西、この世は常にシーソーゲームのようなものです。

ある地域(国)、ある産業が永遠にいい状態が続くことはないのです。

順位はいつも入れ替わっていますし、最上位と最下位が逆転することもあります。

いい時、いい場所だけを狙って職を転々とするのは一番空しいと思います。

どこに住もうとどんな仕事をしようと、いい時もあり悪い時もある。

悪い時は、逃げるのではなく、じっくりと正面から取り組んで行けばいいだけのことです。

それが好きなことであれば、苦になるどころか

闘志が出てきてむしろワクワクします。

他人から言われて諦めるのは、所詮「好き」ではなかったということだと思います。

 

自分の今の姿を見つめてみよう!

若い人たちに「好き」を仕事にすることを理解してもらうために、

こんな図を作ってみました。

  • 「好き」で「できる」こと = 趣味  →問題:社会のニーズがない。
  • 「社会に求められていて」「できる」こと = 労働  →問題:好きではない。お金のため。
  • 「好き」で「社会に求められている」こと =   →問題:自分にできない(スキルがない)。

「 自分が今どこにいるのか?」

「自分のめざす方向はどこか?」

「そのために何が足りないのか?」

を確認するリトマス試験紙のようなものです。

 

「好き」×「できる」×「社会が求めている」の3つが重なるゾーンが

  • 自分が生き生きとして取り組め
  • 自分の能力をフルに活かされ
  • 社会から感謝される(=報酬をいただける)

「好き」を仕事として続けられる条件です。

そこにたどり着けない人は、「労働」しかありません。

 

働くのが楽しくて、

自分のパフォーマンスが最高になって、

達成感や充実感があり心が豊かになれるスイートスポット=めざすゴールです。

 

好きに理由は要らない

ここで大切なことをひとつお伝えしたいと思います。

それは、「好き」に理由は必要ないということです。

と言うより、理由のある「好き」は本物ではないし、

長続きしないと言うことです。

つまり「好き」な理由が壊れた時に、砕け散ってしますのです。

絵が好きだから美大に行ったという人。

大抵は、まわりから「絵が上手いね」とか「絵の才能がある」と言われて

その気になった人が多いと思います。

ところが美大に入ってみると、

自分よりもっとすごい人が全国から集まっている。

自分がその中では特別突出して絵が上手いわけではないことに気づきます。

すると、急に自信をなくし、絵に対して好きという感情が薄れてきます。

こんな若者を嫌と言うほど見てきました。

もしかしたら、美大に入らずに

まわりからほめられる環境で絵を続けていたら成功していたかも知れません。

元々「好き」には理由も根拠も要らないし、単なる思い込みでもいいのです。

要は持続するかどうかだけなのです。

私のまわりには、美大にも専門学校にも行っていないのに

アーチストとして活躍している人が沢山います。

自分に生き方にいちいち理由を求めたり、

他人の了解を求めるのはナンセンスだと思います。