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はなうた♪

私のまわりのかわいいものやたのしいことを
ちょっとずつ紹介していきます。

ジョゼと虎と魚たち

2005-08-14 20:29:12 | review
やっと見たよ。『ジョゼと虎と魚たち』

見終わった後は,なんかどうしようもない感じで。
気持ちのもっていきどころがないっていうか。
もう1回見ないとだめなのかな。
う~ん。

人ってやっぱり「だれか」や「なにか」に囲まれて
生きていくじゃない?
それは,自分で選べるときと選べないときとがあってさ。
ほんとにどうしようもないときがあるわけです。

この映画はそれを嘆くでもなく,
ただ受け入れていく人たちなんだ。
立ち向かわない。

足を踏み入れたけど,結局逃げ出して,
最後に声をあげて泣く彼が,1番正解なのかもしれません。

ちょっと複雑だけど,大切な人と見てみたらよいかもしれませんよ。







スローグッドバイ

2005-08-14 20:16:59 | review
石田衣良の『スローグッドバイ』読みました。

友達からの課題図書だったのです。

本当は先に読んでから語り合う予定でしたが,
間に合わなかったので,ここにreviewします。

恋愛に関する短編が10編。
なんでかわかんないけど,いろいろ思い出されちゃって
泣いちゃいました。
恋人たちは,みんな,心をきゅぅっと言わせながら,
日々過ごしているってことなんだろうね。
出会いも。
別れも。
どこにでもあるけど,おんなじのはどこにもない。
だからステキなんだなと思いました。

恋がしたくなる本です。






愛のかたち。

2005-07-25 00:17:59 | review
今さらだけど、love actuallyを見ました。
いろんな人からおススメ!って言われていたのです。

人間にはいろんな愛ってやつがあって、
みんなどうにかこうにか折り合いつけて
がんばってるんだなぁって、思いました。
でもやっぱり、誰かを「愛してる」って言えることは、
とてもステキなことです。
あったかくなれました。

で、spoon.
夏映画2005特集だったので買いました。

初秋に『メゾン・ド・ヒミコ』っていう映画が
公開されるそうです。
これも複雑な愛の物語のようで。見たいな。
監督は犬童一心、脚本は渡辺あやっていうコンビの
2作目になるそうです。
前作は『ジョゼと虎と魚たち』
これも近いうちに見よっと。

見たい映画が増えた。よかった。






誰も寄せ付けられない異臭を放った宝石

2005-05-13 01:29:25 | review
「誰も知らない」を見ました。
いっつもTSUTAYAで貸し出し中で、今日も返却したてのやつをなんとか借りられたのです。

年末、タテタカコさん(挿入歌を歌っている人)のライブをスタパで見てからずっと見たかった映画でした。
柳楽優弥くんという主演の男の子がカンヌで最優秀男優賞を撮って話題になった映画です。
YOUが母親役ででてます。

ちょっと精神的にイタイ時に見ないほうがいい映画ですね…。
知ってたのにみちゃったよ…。
胸がぎゅ~ってなってうぅっっときました…。

人間とか、愛とか。生きるとか。
私たちは、
生きなければならない。
食べなければならない。
お金もいるし。
汗もかく。
着替えたり。お風呂に入ったり。
トイレにもいく。
生きてるから。

・・・たとえ誰からも愛されなくても、
生きなければならないんだ。

愛されなかった子どもたちは明らかに
「誰も寄せ付けられない異臭を放った宝石」になっていった。
言葉が胸にささった。

タテタカコさんの「宝石」
ライブでもう1回聞きたいな。

季節の和菓子

2005-03-13 18:43:18 | review
もう春?だけど、すごい寒かったですね、今日は。
外は寒いし、TSUTAYAで割引券ももらったので、室内でDVD鑑賞。
茶の味見ましたー。
栃木の田舎の風景がきれいで、内容もほっこりしていて、室内だけとっても春らしくなりました。
タイトルにちなんで、緑茶と桜餅と草餅をスタンバイ。カンペキ。
邦画はいいよね、やっぱし。
この映画の監督である石井さんも、「自分が見たい映画を作った」って言ってたけど、アクションでハラハラドキドキとか、恋愛ものにキューンとかだけじゃなくて、こういうあったかい気持ちになれる日本らしい風景も映画として作品にしておくことがすばらしいと思いました。
なんといっても、さちこのさかあがり。
私も2年生のとき、さかあがりができなくて、夏休みの朝、毎日公園にいって練習したっけ。
夏休みのおわり、さかあがりができたときのあの感動がよみがえりました。
あの達成感って、さかあがりならではだよね、ホント。


ウエハースの椅子

2005-02-18 01:27:52 | review
江國香織の『ウエハースの椅子』を読みました。東京からの新幹線で一気に読んだので、現実感がすぅーっとひいて、夢を見ているような気分になりました。
読んでいる間はホントに夢のような甘い空気や時間を感じたのだけど、同時に恋とリアルな現実っていうのは、永遠に相入れないんじゃないかと思えました。
恋人の手のひらの感触や肌の匂いが感じられる時間は、すごく幸福ではあるけれども、リアルな生活感が迫ってきたとたんに、きっとそのやわらかい空気はなくなってしまう。
物語の中の女性は恋人といる時間のために生きていて、相手の男性は家庭をもちながら彼女と恋をしている。だから二人にはリアルな生活がないままで、永遠に切なくて甘い時間が流れるんだと思いました。
ただ恋だけを上手にするのってなんて難しいのでしょうね。
♪♪♪♪♪♪♪♪♪



幸せになるためのイタリア語講座

2005-01-27 23:13:36 | review
幸せになるためのイタリア語講座見ました。
見終った後、なんだかあったかくて、優しい気持ちになれました。
『この先、いいことなんて何にもないんじゃないか』って思えても、少しだけ笑えたら、またもう少しがんばれる。そうやってみんな生きていくんだね。そしていつもそのほほえみの元をくれるのは、“人”であることに気がつきました。
私もいつも誰かにほほえみをあげられる存在でいたいと思います。
♪♪♪♪♪♪♪♪♪

しあわせな孤独

2005-01-21 23:19:42 | review
「しあわせな孤独」見ました。
デンマーク語って、聞いたことない言葉なので最初は変な感覚がありました。あとBGMがあまり使われていなくて、ドキュメンタリーみたいな感じがして。

これから見る人のことを考えて、あまりストーリーは書かないけれど、
“孤独”であることの意味を考えさせられた映画でした。
空間的、時間的に一人でいる時間、孤独だなぁって考える瞬間、ていうのは、
ほんとうは、誰かのことを想っている時間なんじゃないか、ということに気がつきました。“孤独”をおそれないで生きることを少し学んだ気がします。

それから、やっぱり、途中のシーンででてきた家具屋さんの家具とか、
家の中の灯りの使い方とか、子どもたちの笑顔とかが北欧を感じさせて
ステキだった。う~ん、デンマーク待ってろ!!!