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はなうた♪

私のまわりのかわいいものやたのしいことを
ちょっとずつ紹介していきます。

ダ・ヴィンチ コード

2006-05-21 00:27:29 | review
忙しいのに!
よせばいいのに!
今週ダ・ヴィンチ コード読んでしまいました・・・
毎晩、ほぼ夜を徹したか、本もって寝た。(笑)

周りは結構みんなハードカバーのときに読んでて、
流行遅れなかんじでしたが。

ほんと、おもしろかった!
ミステリーものって赤川次郎を子どもの時読んだ
のぐらいしか記憶ないんだけど、たまに読むとはまるね。

次は暇な時を選ぶけど!

いちお7年もキリスト教概論の授業受けてたから、
私も少なからずショックですよ。
インドもフィリピンも上映をめぐって問題になっているようですし。
信じる信じないは自由だけどね。

それにしても、あれだけのノンフィクションをつなぎあわせて、
フィクションを作り出すなんて天才だわ。
集めた資料の数を想像しただけでぞっとする・・・
編集のかた、ファクトチェックお疲れさまでした。

さて,映画はいつ行こうかな。

東京タワー

2006-04-13 22:22:24 | review
世の中の流れにのって読みましたよ『東京タワー』
ママとしばらくけんかしてて、
実家帰ってなかったんだけど、
帰らないとなぁ、と思いました。笑

お母さんて、なんとなく、
いっしょにいると、かっこわるい感じがして、
なにかにつけてめんどくさいんだけど、
やっぱりず~っと『お母さん』なんだよね。
ほかの言葉では、この感じは言い表せないぐらいに。

こどもは大きくなっていきながら、
お母さんとのつきあい方とか、自分の中の存在の大きさとかと、
自分の中でうまく折り合いつけてやってくんだけどね。
親子ってむずかしいよ、ほんと。

ま、とりあえず今週末は帰りますわ。


チャーリーとチョコレート工場

2006-02-25 18:52:25 | review
チャーリーとチョコレート工場
コーヒーとチョコレートをテーブルにスタンバイしてDVDをスタート。

あの映像のまま、ディズニーランドのアトラクションにしてあったら、
絶対乗りたい!と思いました。

チョコレートの川や滝、永遠に舐め続けられるキャンディ、
味のなくならないガム・・・
お菓子の国は、永遠に子どもの夢の国なんだなぁ。

セリフまわしがウィットにとんでて
おもしろいみたいだけど、
ちょっとしかわからなかったのが残念。

原著を英語で読むのもおすすめだって。
買ってみようかな。


エターナル★サンシャイン

2006-01-08 10:01:26 | review
エターナル★サンシャインみました。
『マルコヴィッチの穴』で有名な脚本家チャーリー・カウフマンの最新作?
(わたし『マルコヴィッチの穴』見てないんですけども)

恋人とけんか別れして,「もういや~っ」ってなった
”衝動的な”彼女はラクーナ社に依頼して彼との記憶を消しちゃう。
(ラクーナ社のHPあったよ!)
彼女が自分との記憶を消してしまったことを知った彼もまた,
同じように彼女との記憶を消そうとラクーナ社に訪れた・・・

ストーリーは彼女と別れたときの記憶から出会ったころへと
逆回転していきます。
出会ったころの記憶に戻れば戻るほど,
キラキラ輝くかけがえのない想い出ばかり・・・。
忘れたくないっ!と思い直す彼だけど,時すでに遅し。
彼女はどんどん消えていってしまうの。

あんなふうに思い出しながら記憶を消していくのって,
なんか残酷だと思いました。
忘れられたらどんなにか楽だろうって思うこともあるけど,
それでもやっぱり私は全部忘れたくないな。
今の私をつくっているのは,今までの想い出全部だから。
消しちゃったら今の私もいなくなっちゃうと思うもん。

感想はさておき,
恋人への想いの切なさと,
ケイトのCuteなキャラクターと,
巧妙なストーリー展開。
面白かった!また恋がしたくなります,確かに。
おススメ。




strawberry shortcakes

2005-12-19 23:35:52 | review
無性にマンガが読みたくなって衝動買い。
ジャケ買いなのに,なんだかはまりすぎだ。

女の子たちは,恋がどこかに転がってないかって
いつもいつも探してるんだよ。

そしてその恋の結末は,結局どっちにどう転んでも
重たいおもりを心に残すんだ。

手に入っても。
こぼれおちても。
受けとめる手さえ準備していなくても。
されていなくても。

落ちてきた重たいおもりとは
ずーっと一緒に生きてかなきゃいけないんだ。

切なくても。
恋しくても。
むなしくても。
なんだかもうどうにもならなくても。

「もう大人だし。」
「別に大丈夫だし。」

何度もつぶやいて
やり過ごしてるつもりだったけど,
こんなに生々しく突きつけられると,
そんなふうに思おうとしてた自分が
バカらしくなってきたよ。

そんなにほんとのコト言ってしまわないで。

******************

あたしがこうなるまでの過程には
あなたがとても必要だった。

恋がしたい恋がしたい恋がしたい


はぁ。

サヨナラCOLOR

2005-11-28 01:26:43 | review
サヨナラCOLOR

上映期間に見逃していてがっかりしていたのですが,
TAMA CINEMA FORUMで特別上映されるという情報が!!!
竹中直人監督映画特集ということで,
1日で朝10:00から
『連弾』
『東京日和』
『サヨナラCOLOR』の3本と,
監督本人のトークショーもある!というので
はりきって永山まで見に行きました!
(あ,見たのはサヨナラCOLORだけだけどね笑)

竹中直人さんは,革ジャケットですらりとしててかっこよかったよ。
トークの相手は田中要次さん。俳優。彼も革のジャケット。
大人の革ジャケットはおしゃれだね,うん。
格好に反して,トークの内容は小学生みたいだったけどね。笑

で,『サヨナラCOLOR』

ほんとによかったです。
切なくて,切なくて,とっても切なかった。
海と空の青がせまりくる感じ。
竹中直人ってあんなにステキだったかね。

人はみんな,いつでもなんだかさみしくて。

いろんなことあきらめて,
いろんなこと受け入れながら,
生きてくんだ。

でも,ほんとのほんとに最後には,
真っ青な空と海に,笑顔だけがスーッと
残るように死んでいけたらいい。

それでいいんだなって思わせてくれる
映画でした。

涙と一緒に心がきれいになったような気がする。


「サヨナラからはじまることがたくさんあるんだよ」

たくさんあるんだね。










優雅な1日

2005-11-06 21:42:52 | review
映画『春の雪』見ました。

本を読んでないとふにおちないのでは?と
思う場面が結構あり。

でも、あの空気感みたいなものを映像化したことに
価値があるのかな,と思いました。

特に竹内結子きれいだった~!
本では衣装のこととかは詳しく書いていないのだけど、
映画では大正時代の令嬢っていうのが目に見えるわけで。

あんなステキな着物やドレスを毎日着れるなんて
いいな~って思いました。
着物の襟元の色あわせとか。
洋服に合わせた帽子とか。
豪華でセンスよくて。
憧れるし、羨ましいなと思いました。

でも,私も自分の仕事で歴史マンガのプロットを
書くことがあるんですけど,
やっぱり目に見えるようにするってことは,
と~っても大変なことなのですよ。
服装とか街の様子とか,膨大な資料の裏づけが必要なのです。
スタッフの苦労がしのばれました。(笑)

見終わった後は,令嬢気分をそこなわないように,
マリアージュフレールでお紅茶とケーキをいただきました。
こころなしか他のお客様がたもセレブ?なご様子で。

紅茶は缶もステキだし,プレゼントによさそうでしたよ。
微妙な関係の女友達へのプレゼントに是非。(笑)


夕飯は恵比寿でジンギスカンをいただきました。@成吉思館
おいしかった。ほんとに。
また行きたいね。
-†-†-†-†-†-



『春の雪』

2005-10-08 11:57:13 | review
『春の雪』
映画の前にと思って読みました。
最近読みやすいのばっかり選んでたので、
最初は繊細で複雑な表現に慣れるまで正直しんどかった~。

実はこの前に、岩井志麻子の『自由恋愛』を読んだのだけど、
時代設定が大正初期でかぶってて、気持ちはずっと大正貴族な感じです。

大正という時代は、近代化と西洋化が
一般社会に押し寄せてきた時代でした。
日清、日露戦争での戦勝気分も手伝って、
世の中はみんな浮足だってたわけです。

世間は新しさとか自由とか、
つまりは封権的な雰囲気が打ち崩されたような錯覚を持ちながら、
しくみは変わりきらずにそこにあって。
それに翻弄されていく人々の物語です。
(歴史の編集者っぽい!)

大正モダンのころの感じって私は好き。
目の前にキラキラしたものがたくさん散らばっているような感じ。
これから先には、何も悪いことなど起きないのではないかしら?
という無責任なほがらかさ。
なんだかわからないけど、楽観的で明るい感じに満ちているのです。

だからそれまで生きるのが精一杯だった人たちが
恋なんかしちゃうわけですよ。
うっかり。
しかもどっぷり。
愛だの恋だのって人を本当に幸せにするのだろうか、
なんて考えてしまうほどですわ。(貴族風)

映画のキャスティングは最高じゃないかな。
似合いすぎる。
まあでもあの世界を映像化するんだから、
行定さんはさぞプレッシャーだと思いますよ。
でも楽しみ。
-†-†-†-†-†-


メゾン・ド・ヒミコ

2005-09-30 00:33:49 | review
会社帰りに映画なんて。
OLっぽ~い。
きゃ。

田中夫妻の結婚式でいただいた株主優待券。
こないだ使おうとしたらNANAは初日で使えなくて。
有効期限が9月いっぱいで、もう諦めてたんだけど、
ギリギリセーフでMOVIX橋本(多摩センターから10分!)
で使えることが判明!
しかも見たかった「メゾン・ド・ヒミコ」!
もう運命?!

なんかね、こう、愛について考えました。
愛と欲望について。

最近いろいろあって、愛について考えないように
してたんだけどさ。
まあ、いっか、別にって、思ってて。

でもこれ見て、
人の気持ちは複雑だけど、
やっぱり愛されて死にたいなと思いました。

降水確率10%で傘は何本も持ちませんよ,もう。

-†-†-†-†-†-


パイロットフィッシュ/アジアンタムブルー

2005-09-10 01:19:04 | review
大崎善生×2冊レビューします。

パイロットフィッシュ/アジアンタムブルー

ここ何日かで,何人もこの本を読んだって人に会って
ちょっと運命っぽい本になりました。

一度出会った人とは別れることないんだよね。ほんとに。
記憶は時に残酷で。
そして時に優しい。
そういうことなんだと思う。

私もなんだかんだと四半世紀生きてしまって,
生活のいろんなところに,
いろんな人との思い出が住みつくようになりました。

エピソードのないものなんてひとつもなくて。
記憶のカケラに囲まれて生きてく。

自分の発した言葉ではっとして
だれかを思い出したり。

だれかのふとしたしぐさで
いつかの一瞬がよみがえっちゃったり。

いつも手のひらで床のごみをとってたキミのせいで,
わたしの手は小さいのに,ついキミと同じように
手でごみを吸いつけようとして。
いつもキミのようにはできなくて,がっかりするよ。

あと,「熱もないのに学校やすんじゃだめ」って
言った私のことを思い出して,
いまだに熱がないのに会社休むと罪悪感なキミ(笑)
あのときは,1日でも会えないのが
さみしかっただけだよ。

って,なんか感傷にひたってみたり。

たまたまひさしぶりな友達と電話して,
キャンパスライフを妙に思い出しちゃってさ。

パイロットフィッシュは,
そういうふうに昔を思い出せる本です。