珍しく女の子と帰るのを合わせる事が出来た。
一緒に帰ろうと声を掛けたら断られた。
「え!」
木曜日から今日まで痛み耐えていたのが無駄に‥
いやいや、帰るのを合わせる事が出来ただけで奇跡だし、充分効果は出ている。
わざわざ悪霊が腰を痛めているのに‥
出掛ける前も何もせずじっとしていたのに‥
怨霊の言う通りにしていたのに‥
何が悪かった?
女の子が帰る2時間前、掲示板を見ている女の子がいた。
何してるのか?誰だろう?
「場数を踏まないといけないから、声を掛けて。」
すぐさま妨害が入った。けど、分からなかった。
フリーズしたのだが、分からなかった。
「いや、声掛けなくても大丈夫だろう。
なんて声掛ければいいんだ?」
「とにかく、声かけろ。」
「何が面白い事、書いてある?」
「今日は良かったよ。」
「今日は〜
通り過ぎて、「まぁ、いいや。」
だが、後で考えてみると、なんか目が離せない雰囲気が漂っていた。
この時、声掛けてれば断られなかった。後の祭り。
「断ったよ。」の声、掲示板にいた女の子に伝えていた。
怨霊に頼んだのだから、断られるのは、まあ、当たり前と言えば当たり前なのだが。
気付かれて慌てている様子、が、通り過ぎて一階に行くと野菜の露天をしていた。
家族が料理できる野菜がない!
迷っているうちに、掲示板にいた女の子が慌てて帰って行った。
料理出来そうな野菜をカバンに詰めていると、声掛けた女の子が慌てて出て行った。
慌てて追いかけたが、何処にも見当たらず。
それでも、角で予想していた方を見たがいない。
ふと、反対側を見ると走って逃げている。
腰の痛みがここで成果を出した。
諦めて一人で帰る。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます