スコップじゃナイヨ、スコープダヨ

久しぶりにサバゲについてのコラムを書こうかと思いまして・・・
今回は光学機器についてです。


うちと［がちゃぽん倶楽部］さんのタッグ遠征チームである［Ｇ＆Ｂ］は、
トリジコン製品オーナーが沢山います。


「なぜにトリジコン？。」


と思われる方もいらっしゃるでしょうので、自分が説明します。（もってないくせに！


まず率直に言わせていただきますと、この社は夜間の戦闘で使えるモノをプロダクトしてますので、代表的スコープのＡＣＯＧシリーズは夜戦で最強を誇ります。
もともと夜戦がメインだった［がちゃぽん倶楽部］さんのメンバーの方は、リューポやツァイス等を所持してます（ました）が、これに勝るスコープは今のところは見たことがないらしいです。因みにこの方はＴＡ３１を使用されてます。


確かにＥＬＣＡＮなどの大型スコープも素晴らしい解像度を持ってますが、これとは比べられません。
もっと言うなれば、第２世代程のナイトビジョンを持つならば
こっちを使用した方が絶対狩れます。（もちろん第２世代ＮＶもいいモノですが・・・）
よく、イラクの報道の映像等で出てくる米兵がＡＣＯＧをマウントしてますよね？
これが理由です。




「ところで夜戦で使えるスコープと普通のスコープは何がどう違うの？」


自分がいいスコープかどうかを判断する場合、夜に薄い月明かりのみの暗闇で見て判断するのが良いと思ってます。
なぜかと申しますと・・・

普通のスコープ（ここでは３万円以下のモノとさせていただきます）の場合、
真っ暗闇を覗いても何も確認できません。と言うか見えません。裸眼で見た景色とスコープの中の景色を比べながら狙点となるところを探すだけで、何もできません。

本当にいいスコープ（集光率・解像度が共に優れている）の場合、
実際に覗いてみると分かりますが、真っ暗闇の中に置いてあるモノが鮮明に見えます！暗闇の中でも黒の濃さが違うんです。これで覗かれる側は堪ったものじゃありません！

もちろん普通のスコープでも、後ろの背景（低い姿勢で撃ち上げる時は空）と前の草むらのコントラストの違いに注目し、音の方向・背景と草むらの色の間で動いているモノに対して正確に射撃すれば、かなりの戦果が挙げられます。
（この撃たれ方を防ぐために、自分は夜戦ではほぼ常時匍匐に近い姿勢で進んでます。）


あっ、先ほど［普通のスコープ］という記述をしましたが、他意は在りませんので＾＾；
むしろ最近の低価格スコープの性能にも目を見張るモノがあります！フロントフォーカスが付いていたり、コーティングもマルチ（複層）だったり・・・・
低価格でこれだけのスコープを出しているＳⅡＳやＭｏｊｊｉ等のスコープが支持されるのは当然ですよね。
そして

「おもちゃに載せるんだから、別に高いものじゃなくてもいいじゃないか。ＳⅡＳでも十分すごい性能なんだから。ゲームでの成果はあんまり変わらない！」

とよく某掲示板で聞きますが、自分はまさにその通りだと思います。しかし

［昼戦］

においてのみですがね。
夜戦でＡＣＯＧを載せたスナイパーと正面で撃ち合うのははっきり言って自殺行為です。




もしもゲームフィールドでＡＣＯＧを持っている方を発見したら、是非拝見させてもらって下さい。一度覗いてみる価値は、


ヒーローもののショーの控え室なみにあるはずです。


えっ？そんな夢を壊すようなモノ見たくもない？


「子持ちママさんよ・・イケメン俳優がヒーローの中に入っているのは、ＴＶだけだぜっ！」





・・・・ＡＣＯＧは期待をやぶらない。コレだけは間違いないｎｅ。