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小鳥見日記

伊佐沼のセイタカシギ・ヒバリシギ

骨折してしまった足指は、普段在宅勤務で移動が少ないおかげなのか、思いのほか回復が早かった。
同世代の女性で同じところを同じような理由で骨折した著名人が、Xで「固定して杖、激痛、1ヶ月半かかった」と書かれていたので戦々恐々としていたのだけれど、やっぱり忙しい方はそうは言っても安静にできなかったのかもしれない。

じゃあちょっと鳥でも見に行きたいよなー、でもせっかく治ってきたのに無理しても、ということで、駐車場からすぐの場所で観察できる伊佐沼に行くことにした。渡りのシギ・チドリが来てるらしい。
ちなみに左足なので運転は全く問題なし。

道がすいていて少しでも涼しいうちに、と6時半ごろ着いたけど、もう蒸し暑くてメガネがくもる。
カメラや双眼鏡を持った人たちも十数人。
駐車場から道路を渡ったらすぐ、見てみたかったセイタカシギが目に入った。

脚ながーい!

全部で11羽。ちょっとずつ違うのでどれかが幼鳥だったりするんだろうけど、全然わからないのでとにかく観察。
でもこれはなんとなく子どもっぽい顔してるな。

びっくりしたのが座り方!
え、そっちに曲げるの?

人間の正座とは真逆なのでビックリしたけど、関節の曲がり方から考えてみたら、そりゃこうなるよね。

双眼鏡を見ていると、「ヒバリがいるよ!」という声がする。
ヒバリといってもホバリングしながら鳴くあのヒバリじゃないことくらいは私でもわかる。
きっとヒバリシギのことだ。名前は知ってるけど珍しいのかな。
便乗して見にいってみる。

ちっちゃいなー。セキレイくらい?

アオアシシギ。背中の羽の模様が美しい。

トウネンたちがずっと忙しそうに採餌していて、それはそれはかわいらしかった。

あと、上の写真にも入ってるけど、コチドリも結構多かったな。
しれっと混じっているのは、イソシギ?

「コガモがいるよー」との声のほうをみると、いたいた!
ちゃんと秋を連れてきてくれたのね。

あまり移動しなくてもちっとも飽きないくらい観察できる。
でもとにかく蒸し暑く、持ってきた飲み物が残り少なくなってきた。

自販機があるほうへ歩いていると、沼に小さな船を浮かべて釣りをしている人が、
「ミサゴ見に来たの?」
と大きな声で話しかけてきた(笑)
「ミサゴいるんですかー?」
とこちらも大きな声で返すと、上空に注意してたら結構いるよ、と。
そう言われてみれば湖面しか見てなかったな。

で、本当にその30分くらい後に獲物をガッチリつかんで飛んで行くミサゴが頭の上を飛んで行った。
写真は撮れなかったけど、おじさん教えてくれてありがとう!

高い木の上で宇宙と交信するアオサギ(笑)

この個体とは別に、沼に浮かんだ板の上にいたアオサギが、見事にヘラブナGET!

え、これはさすがに丸飲みできないよね? と思って見てたら、アオサギもメッチャ考えてる(笑)



いやあ面白かった、イイもの見たわ。

このシギはなんだろうな、小さな魚をくわえている。

10時をすぎて気温が30度をこえたので撤収。
近くの農産物直売所に立ち寄ると、新米フェアでおにぎりの試食が配られていた。
米ちゃんと売ってたよ、そしてメチャクチャおいしかったよ!

●この日見た/声を聞いた鳥(シギチはよくわからないので、もっといたかも)

  • カルガモ
  • コガモ
  • カイツブリ
  • カワラバト
  • コチドリ
  • イソシギ
  • ヒバリシギ
  • アオアシシギ
  • トウネン
  • カワウ
  • コサギ
  • ダイサギ
  • アオサギ
  • ミサゴ
  • カワセミ(声)
  • モズ
  • ハシブトガラス
  • シジュウカラ
  • セッカ
  • ムクドリ
  • スズメ
  • ハクセキレイ
  • カワラヒワ

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