タイムさんさよなら

2年前の2月に北海道へ行った時に、ブライアンズタイムさんに会わせてもらったんだよな。
小柄で、黒くて、ちょっと天パーで、つぶらな瞳に鼻先にちょろっと白い星、上唇が白いのはサンデーサイレンスと同じ。
28歳は老衰で亡くなる馬もいるのに、直前まで種付けしてたって。本当に残念だけど、もっと残念に思っている人たちは山ほどいるから。
アメリカから、言葉も習慣も違う極東の小島の北の島に他の馬の代わりにやって来て、裸一貫でこの地位を築いた。
元の馬主さんが、破産して、手放されて今のところにやって来てどのくらい経つんだろう？
多分、毎年の種付け頭数に上限を設けられていたんだろうな、健康に暮らしてたもんな。

耳絞ってるけど、本人そこそこゴキゲン。

この時26歳だけど、なんとなくあどけない顔をしている。

周りにびっしり金網が張られているので、写真を撮るのも一苦労。

小柄だからこの上から顔を出せないのだよ。
タイムさん、大好きだったなー。おっとりしてて。後はウオッカに任せて、三冠馬の息子にヨロシク。