ハルウララ引退ですか

ああ、やっぱりね…。と思いました。
ハルウララ、所詮弱い馬はヒーローにはなれないんだなぁと。

途中で何が狂ってきたのかと言っちゃうと、オーナー様出現からだべ。
「走らせ過ぎて可哀相だから休養させる」としゃしゃり出て、
無理やり休養に追い込み、それっきり…。

高知競馬も、「負け組のヒーロー」としてあがめられていた存在だから、
とりあえずの客寄せパンだとして使えるところまで使おうと思っていただろうに、
それも叶わなくなっちゃたしね。
6年間も手元に置いてダマシだまし走らせていた宗石先生の所に
そのままいたら、ちょっと休んで、再度出走なんていつもの事だったんだろうに。
一旦休んで緩んだものは、年齢もあるし、早々元に戻りはしないだろう。

休養を挟んで、復活戦で客を呼ぶ！とオーナーは考えていたのかもしれないけれど、
こんなものは流行モノなんだから、流行っている時に走らせて、
スパッと引退！させて繋養牧場で客を呼んでもうひと稼ぎ！
の方が結果論としてはよかったんじゃないのか？

結局、ウララフィーバーしていた時の桜花賞馬はだれでしょうかと。
多分スティルインラブ…。
でも、どれ位の人がスティルインラブの事を知っているかと言われると、
ウララのほうがネームヴァリューは断然上。
同年のダービー馬も知らん人のほうが多いだろう、ネオユニヴァース。

英雄待望論があった当時に、負け組の星としてのウララだったからなあ。
ちょっとずれたら、日本のカリスマ、ディープインパクトが出てくるのに。

尻すぼみで、ゆる～っとして、ウララらしい終わり方とは思うけれど、
もう少し高知の人たちに貢献した終わり方だった方がよかったんだろうね。

これからも金づるとしてではなく大事にしてもらえるといいのですが。