ライアンが来た！（その8 記念撮影編）

一般ピーポーとの記念撮影が終わって、一息つくライアン&ノリさん。

ノリさんのこの優しいまなざし、んなもん、オレは見たことねーゾ！とセイウンスカイが怒っております。


花束貰って喜ぶノリ&岩崎さん&ノリさんの坊ちゃん。なんでこの時、ピントをライアンに合わせないのか後から嘆くオレ様、哀しー！


あー、終わった終わった、と明らかにon off を切り替えているライアン、年の功ってヤツだな。

「ライアンに触ってやって下さい」
知らない人たちにこれほど触られた馬もほかにはいないだろう。
ノリさんに言われてライアンをポンポンと叩くついでにノリの脚も叩く、お前もがんばれよ！


ノリさんの息子もライアンに乗る。
ライアンはハンデが減ったのか、明らかに脱力した表情。やっぱり疲れたのかもしれない、直線二往復もしたんだから。


「さっ、かえろー、母ちゃんも待ってるしな」
来たときと同じように一礼して馬場を去るライアンと厩務員さん、カッコよし！


ライアンは、今年も競馬場を後にするとき、場運車に乗り込む前に一声いなないた。
それは、ノリさんがみんなに
「ありがとうございます！」と言い続けていたのと同じように、
「ありがとう、みんな！」
だったのか、同じようにノリさんが、
「来年もヨロシクお願いします！」と言ったのと同じように、
「来年も来るからな」
だったのか。

パドックを振り返ると一声いなないて、元気に馬運車へ乗り込んだ。

みんなの馬だけど、ノリさんの馬。なんか悔しい。
ライアン、元気でまた来年！走らなくていいから！会えるだけで十分だから！