若者と会話してみた

友人が店をnewly open させるので、床を研きに来い。と肉労要員の自分呼ばれました。
そこへ、大学生の男女が手伝いに来て、いっしょに肉労していたんですね。
現役大学生などというヤングな輩とは最近全く縁がないですので、興味深くというかありがたく観察。

男子の方は、青森八戸出身で、かなりパキパキした口調で、今時の若者。
女子は腹出してました。これまた東北宮城仙台出身の地球外生物風今時の若者。同じ某有名大学の某学部に通う同級生。
男子は、21歳になったばかりとかで、20歳の彼女がいて、結婚したいという願望があり、友人はそれが気に入らないので説教してくれと。「なんか言ってやれよ」とは言うものの、別にダルビッシュも21くらいで結婚してるんだからいいんじゃないのか？大体、何が気に入らないのかが分からんもん。
「その前は28歳の彼女がいた、それと別れてすぐ今のと付き合い始めて、もう結婚したがっていること」が気に入らないらしい。別にいいじゃんねぇ。
自分がout of reach なことが気に入らない要因なんじゃね？あるいはただ単に、他人の幸せがねたましいだけだ。

2人とも、郷土愛に溢れているそうで、女子の方は、去年上京したばかりらしい。
みんなですしを食っていたのだが、女子は去年松島で牡蠣だっけ？刺身？を食べて、その美味さに惚れたらしい。
28歳の(こっちも28歳かよ)金持ち社会人と付き合っていたらしいのだが、バイト＞彼氏というわけの分からない彼女の価値観のため、ふったそうである。女子大生強気だ…。

28歳の男にしてみたら、女子大生の彼女がいるってスゲーステイタスだよな～。と言ったら、
「すていたすってなんですか？」と聞かれました。某国立有名大学でも理系だと英語できなくても、というより、「ステイタス: status」は日本国内でも、ママ通じるかと思いますが。

そして、辞書で調べてみろよ、はーいそーしまーすという受け答えの後、突然、「仙台来たことありますかあ」とのんびりした口調でふられました。
あるよ、牛タンおいしいよね、この夏に駅にあった伊達チンの銅像が伊達家発祥の地に移動になったことも知ってるぜ。
「そうなんですよ、今まで仙台での待ち合わせ場所は『伊達前』だったんですけどー」
そうか、あの銅像前をロコは「伊達前」と呼んでいたのか。「松島行きましたか？」
瑞巌寺へ行ったよと言うと顔を曇らせ、「どこですか、それ？」

へ？

松島って言えば、瑞巌寺じゃないのか？
「お城ですか？」

寺っつってんだから、城のわけねーだろうが！

「そんなとこあったかなー、しりませーん」
と地元民に断言されると、こっちも不安になってくる。瑞巌寺はとりあえず1回しか行ったことがないので、社員旅行のエクスカーションが「松島-瑞巌寺」だったような気がするので、瑞巌寺と答えたのだが、瑞巌寺とは松島にはないのか？と思い、今調べたら、「松島瑞巌寺」ってなってんじゃねーかよっ！

城って青葉城のことか？
「あっ、そーです！」
うわぁ、なんだろうこの人。
国宝瑞巌寺なんですけど…。

斉太郎節って知ってる？「なんですか、それ？」
おまえ、ホントに郷土愛に溢れているんですか？