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Bui’s  bar

バーとか言ってみたところでおしゃれ感ゼロ。単なるおっさんの独り言です。夜はいつも酔っ払い。

いつもそうだから。

2009年05月10日 | 昔の話
僕が大学生の頃、同じサークルにSという先輩がいた。

僕が1年生の時に4年生だから、基本的には恐れ多い人になるわけなんだけど、これがまた・・・

風貌はひょろっとしていて、若くしてすでにじいさんみたい。

よく言えば仙人みたいでもある。


で、大学生にしてすでに相当な酒好きパチンコ好き

授業を受けに最寄りの駅まで来るのに、駅前のパチンコ店にふらふらと入って行ってしまう。

4年生になってもずっとそんなんだから単位がギリギリ

なのにすぐパチンコ店に行っちゃうから何度か探しに行かされました

「いや~、ちくっとやったら出ちゃってさ~」

って・・・このままじゃパチンコは出ても大学出れませんよ~

負けがこんじゃう時もあるらしく、月初めの10日くらいにスッカラカンになっちゃって。

どうするんですかね??って他の先輩に聞くと、

「ああ、いつもそうだから。 でもいつもなんとかなっちゃうんだよな~」って。


酒も異常に好きで

正直、アル中かと思って見てました

いつもふらふらしている。

たまに部室にS先輩がいると酒臭い

「いや~、ゆうべは飲み過ぎちってさ~」

って。

いや、S先輩いつも酒臭いっすよ~

さすがに就職活動の時は酒臭くなくって。

「オレもやれば出来るね、うん」とか言ってご満悦でした。


このS先輩に何度か飲みに連れて行ってもらったんだけど。

いや、連れていかれたんだな

気分がよくなると必ずRCサクセションのスローバラードを歌うの

(まあ、だから最近やたらS先輩の事を思い出すんだけどね)

で、それがさわりだけとかじゃなくってガッツリ歌われるのよね

途中途切れたり、同じところを何度も歌ったり、かれこれ10分ほど。
すっげ~遅いし。
基本、短い歌なんですが・・・。

普通の居酒屋でアカペラで幸せそうに。

他のお客さんもいるのに、すっげ~恥ずかしいんですけど~

で、帰る頃になり、S先輩からありえないお知らせが

「今日、僕はお金を持ってませ~ん


僕もそんなに持ってませんよど~するんですか~
するとポケットから小銭をジャラジャラと出し、
「これだけあれば電話がかけられる。 よし、Nを呼ぼう~ あいつ金持ってんぞ~

って言いながらふらふらと公衆電話の方に行ってしまった

NさんはS先輩と同学年の女性の先輩。

でもこの店は吉祥寺、N先輩は確か埼玉だったような・・・

しばらくするとS先輩が帰ってきて、

「N来るって~ やっぱ困った時のN頼みだな~」

とか言いながら嬉しそうにお酒のおかわりをして

よく考えれば・・・この店に来た時点で困るの決定してたじゃないですか~


で、しばらくしてN先輩が現れ再び飲み直し、その店の料金はN先輩がぜ~んぶ払ってくれました。

「ほ~ら、Nは金持ってんだろ~

(ほ~ら、じゃないですよ)

すみません、遅くにご迷惑でしたよね、って言ったら、

「いつもこうなのよ」

だって。



きっとこの人はみんなに「こういう人だから」といって、いつも面倒見てもらってるんですね~。

まあ、憎めない人柄でもあるんだろうけど。

いつも行き当たりばったり、綱渡り。

怖いよ~~~


そうそう、あの時N先輩が留守だったり来てくれなかったらどうしたんですか、ってその時聞いたら。

そんな事これっぽっちも考えずに無一文で飲んでいたらしく・・・。

「・・・え~っと・・・そん時はあれだよ  土下座して謝って皿洗いでもするんだよ。  な~に、お店の人だって鬼じゃないんだからさ~。  それで大丈夫だよ~

って


当時、S先輩の大物っぷりにとてもついていけない僕でした


それにしても、「いつもそうだから」って言葉。
それ以上は口出しが出来なくなる。
それ以上は私達の問題だから、って。

なかなか手強い言葉ですな

紅しょうが。

2008年04月14日 | 昔の話
僕は結構紅しょうがが好きで。

しょうが醤油も好き。

まあ、しょうがテイストが好きなんだね。

紅しょうがは牛丼、とんこつラーメン、お好み焼き、たこ焼き、焼きそば・・・。
いろんなところで大活躍だよね
なくてもいいんだろうけど、あることによって彩りも良くなり、食感やピリリとした爽やかな辛さがちょっとしたアクセントになって非常にいい


で、こんな名脇役の人気者、紅しょうがを食べるたびに思い出す人がいる。

僕は大学生時代東京で下宿生活を送っていたんだけど、その時の大家さん。

その大家さん、「君が元気に学生生活を送っているか心配だから、家賃は毎月じかに届けに来なさい。」って言って。
だから毎月大家さんのところに顔を出していた。
まあ、いつも玄関先だけどね。  で、数分立ち話。

それがある時いつものように家賃を置きに行ったら、旦那さんが酔っ払っていて(かなりの、のん兵衛です)、「今日はワタシ一人だし、君もたまには飲んでいきなさいよ」って言われて、あまり気乗りしなかったんだけど、断れる雰囲気でもなかったので、ちょっとだけ上がったのさ

で、缶ビールを頂き・・・・・・。
あれっ??お一人で晩酌は結構ですが・・・おつまみは??

テーブルの上には皿に山盛りの・・・紅しょうが

「君も遠慮せずに好きなだけ飲んでいっぱい食べなさい。」

・・・・・・って、紅しょうがしか見当たりませんが??

どうやら旦那さんにとっては紅しょうががおつまみ。
それで十分。  さすがのん兵衛

(塩をなめなめ日本酒をいくって人もいるらしいですね)  

紅しょうがに始まり紅しょうがに終わる。
まさに紅しょうが祭り  ワッショイ

当時、若かりし頃の僕はみなさんもそうだったと思いますが、酒を飲むのにはつまみが必要

こってりから揚げ系、がっつり肉系、たっぷり炭水化物系・・・なのに。

嗚呼、紅しょうが


結局1時間ほど旦那さんの人生の尊いグダグダ話を聞いて帰ってきました
ビールは嬉しかったんだけどね
紅しょうがはほんの少しだけいただきまして。
「遠慮しないでもっと食べなさい」って何度も言われましたが・・・。


いまだに紅しょうがを食べると必ずと言っていいほど、その時の事、大家さんの事を思い出すのです。

空気は凍る。

2005年09月19日 | 昔の話
今朝、NHKのドラマ、「ファイト」で本仮屋ユイカ演じるゆうが、彼女の部屋でボーイフレンドとあわや・・・キス・・・ってシーンがあった。
結局、お父さんが部屋になんだか持ってきたから、キスはしなかったんだけどさ

そんな、甘酸っぱいシーンを母親と、それも2人きりで見てしまいました

この歳になっても、親とそういうシーンを見るってのは、なんだかバツが悪いよね。

そんで、思い出したよ、苦い思い出スペシャル

大学生の頃、その時付き合ってた子も僕も下宿だったから、なんだかぐだぐだっと、僕の方が「居候」みたいな感じでよくその子の部屋に泊まっていたんだよね。

その日も麻雀なんかを打ってその子の家に帰ったわけ。  まあ、帰るって感じだったな。

そしたら彼女が、「明日はうちのお母さんとお姉さんが午後に上京してくるって言うから、昼頃には帰らなきゃダメだよ~」って言う訳さ。

まあね、そんなにまでは寝てないから大丈夫

そして朝

誰かが窓を叩くのさ

「う~ん、誰だ~~~??  今何時~~~??」
まあ、9時か10時頃だったかな。

僕「おい、誰か来てるよ。  窓叩いてるよ。」
って、隣に寝ている彼女を起こしてカーテンを開けさせたんだよ・・・。

彼女「ゲッ  おねーちゃん・・・・・・。」

僕「おねーちゃん??  う~んと、誰だ??それは~~~・・・・・・」  えっ、えっ

その後ろにおわしますわ、お母様ですね

お互い目と目が合って、凍り付いてます。

それからもちろん部屋でご対面ですよ。  まあ、以前から面識はあったんですけどね・・・。

僕は(あ~、なんか言わなくっちゃ、なんか言わなくっちゃ・・・そうだ、決して怪しくないんだぞってとこを見せなくっちゃ、そうだ爽やかに爽やかに・・・)

お二人が部屋に入って来た時、僕は言ったよ、
「おはよ~ございま~~~す」とびっきり爽やかにね

(あれっ??  違うか??)

シ~~~ン。  (あっ、空気が凍り付いている)

彼女「あ、あれっ、午後に来る予定だったよね・・・??」

姉「あ、ああ、2人とも早く起きちゃって何もすることがなくってさ、だったら早く行って驚かせてやろうと思ってさ・・・。」

(みんなして、驚いちゃいましたね

シ~~~ン。

姉「あ、あの~、お元気ですか??」

僕「ああっ、げ、元気ですよ。(ゆうべも、元気でした・・・・・・こらこら)」

シ~~~ン。

僕「あっ、そうだ。  僕、用事がありますんで、そろそろ失礼します。」
  (さっきまで寝ていたヤツに用などある訳もないんだけど・・・)

母、姉「あ~、そ、そうですか。  それはそれは・・・。」


って、ふすまの影で着替えたよ。   ああ、おまけに彼女のトレーナー着てた・・・


ホント、今までで1番凍り付いた瞬間だった。  もう2度とごめんだな~

おっと、今度は逆の立場であったりしてな  父親として、娘と彼氏のそんな場面に出くわしたりして

そんな~、結婚前にふしだらな事を~~~
きっさま~、許さんぞ  そこに正座しろ、目をつぶれ、歯を食いしばれ~   まあ、暴力はいかんな。

娘が生まれた時に嬉しかった事から始まり、病気しておろおろした事や、雨の日風の日、あんな事やこんな事・・・延々と2~3時間話してやるぜ

そんなうちの娘を、どうしてくれちゃってるんだ、お前はと・・・

よいしょっと  自分の事は棚に上げてっと・・・・・・




女心などわかるはずもなく。

2005年06月27日 | 昔の話
昔若い頃、飲食店で働いていた時の事。
僕は中で調理をしていたんだけど、お客さんで、まあ言っちゃあ悪いけど、すっげ~変な人が来ていて、ウェイトレスの子に、
「あのお客さん見てみ~。すっげ~怪しいぜ~~~」って言ったら
「ひっど~い あの人私の彼氏だし」って怒って言うんだよ。
やっべ~~~。  でもマジかよ~?  あれ相当やばいぜ~。  いや、でも彼女怒ってるからここは一つ大変不本意ではあるが、謝っておこう・・・って思って、
「ごめ~ん。  なんか一瞬変わった人かな~?って思っちゃったけど、案外いい人なのかもね。
いや、ホントごめんね」って謝ったところまたまた、
「ひど~~~い あんなの彼氏なわけないじゃん。 私はそんなにブスですかっ」って大層ご立腹であっち行っちゃいました

う~~~ん。  なんて言えば良かったのかな?  「彼氏だよ。」って言った時に、「またまた~」とでも言っときゃ良かったのかな?  いや、でもあん時怖い顔してたよな~。  生まれつきか?(こらこら)   まあ、元々お客さんの悪口なんか言わなきゃ良かったんだけど

この時以来、女の子の気持ちなんて考えたってどうせわかりゃ~しないんだ、って思うようになった。  本当に

「なんでこの人、私の気持ち全然考えようとしないんだろう」って思っている君。
これが原因なんですよ

気持ち悪いですか?

2005年06月19日 | 昔の話
何年か前の事だけど、いつものメンバーで飲んでたら、他の知り合いから、「今女の子と飲んでるんだけど、来ない~?」って電話があった
おお~って思って行ってみたら、要はパブで飲んでるだけでした
でもその電話掛けてきたヤツの連れみたいな女の子がひとりいて、まあ、取り合えずその子と一緒にその場は盛り上がったわけ。
でま~、盛り上がりついでにその子の携帯番号を裏に書いた名刺をもらった。

そんで後日電話を掛けてみた。  もちろん2人っきりで飲もうって事じゃないよ  またみんなでワイワイ飲みましょうよって感じでね・・・そう言おうと思ったわけ。
でも掛けてもち~っともでんわ・・・。  そんでもう1度だけ掛けてみた。  2回だけ掛けたんだよ  でも、結局出てくれないから、留守電にメッセージを入れておいた。
出る気がないんなら、電話番号教えんなよ

そしたら、またまた後日、回りまわってきた情報で、  
「お前、この間の子にしつこく電話掛けまくっているんだって? あの子気持ち悪いって言ってるらしいぞ
だって。
は?  2回だけですけど・・・しつこいですか?  僕、そんなに気持ち悪いですか?

・・・ってうるせ~よ

後にも先にも、「気持ち悪い」って言われたのはこの時だけです  いや、これから言われる事はあるかもな・・・(苦笑)。

そのまた後日、街中でたまたまその子を見かけた
迷わず後から、真空とび膝蹴りだよ  心の中でだけど・・・

それから、結構、尾を引いているんだな~実は  しつこいと思われたくないな。

B子の事  3

2005年06月13日 | 昔の話
シクシク泣いたその日のミーティングで、全て終わって先輩が、
「なんか他にあるか~?」って言った時にB子がさっと手を上げて言ったよ
「えっと~、今までは~男子と女子は走る距離が違ってたけど~、そういうのは違くって~、明日からは女子も男子と同じ距離を走りますっっ
だって。
その後樽子が(←ホントにゴメン)来てグダグダ言う訳さ
タ「あたし、あんなに走れないよ。 お腹いたくなっちゃうよ~
僕「じゃあ、走らなければいいじゃん。 どうせB子が勝手に言っただけだし。」
タ「え~、でも女子って言っちゃったじゃん
僕「じゃあ、走れば。」
タ「だから~、ひざとかも悪いし~・・・」
あ~~~僕(知らね~よ
そこにB子登場
B「あ~、やっぱりタルここにいたんだ~。 ちっとも帰って来ないから探しにきちゃったよ~ 明日からはいっぱい走らなきゃだから、今日から早く寝なくちゃだよ
ほら、そう言ってるよ
でも結局、合宿最後の日まで、2人共ちゃんと走りきっていたよ。  えらいえらい
B子はふてくされて走ってたけどね・・・お前は~~~

B子の事  2

2005年06月13日 | 昔の話
夏合宿に行った時の事、またまた1年生はいろいろと雑用をするんだけど、今回はB子と一緒に、洗濯係りをする事になった
先輩達の洗濯物を洗って、乾かして、たたんでまた先輩の所に持って行く仕事なんだけど(まあ、そんなには先輩達も出してこない)、またいない訳ですよ、B子は
まあ、いなくても良かったんだけど、また別のやつが探しにいった。
どうやら今回はロビーで先輩のやってるゲームをずっと観戦していたらしい・・・
「おい、またぶいがカンカンだぜ~!!」って言われたらしくて、すっとんできたよ。
僕が手に持っていた洗濯物を全部ひったくって、僕をおしのけて、
「後は全部あたしがやるから、ぶいはあっちで休んでてっっ」だって。
「あ~、またやっちゃった あたしってホントばかなんだから。 シクシク
だって・・・いま「シクシク」って口に出して言ったぞ
そう言えば「ルンルン」が口癖だったな~。
こんな事言っちゃっていいのかわからないけど、お前・・・・・・一瞬たりとも、かわいくないぞ


B子の事  1

2005年06月13日 | 昔の話
大学時代同じクラブにB子ってのがいた。 樽子ちゃんとは別人(←ゴメン)。
体と顔がでっかいんだけど、なんだか自分では相当可愛いと思ってて、いつもみんなに迷惑を掛けていた女。
僕らが1年の時、試合があると1年生はいろいろ雑用をするんだけど、ある試合の時、僕とB子が一緒に仕事をする事になった。
初めは一緒にいたんだけど、ふと気が付いたらB子がいない
最初はトイレでも行ったのかと思ってたんだけど、ち~っとも帰ってこない。
ひとりで大変だったから、他のやつが手伝ってくれてたんだけど、い~かげん頭に来て、仕事をそいつに任せてB子を探しにいった。
そしたら、先輩達と楽しそうに話をしてる。  「は~~~??」
「オス!!先輩ちょっと失礼します。」っていってB子を連れてきて言ってやったよ。
「お前仕事だろ~。なにやってんだよ」そしたらB子のやつ、
「最初は一生懸命やってたんだけど~、だんだんつまらなくなっちゃったの~
・・・生まれて初めて見ました、こんなバカ



樽。

2005年06月12日 | 昔の話
大学時代、同じクラブに人から「ウエストのない女」と呼ばれている子がいた。
ウエストサイズが小さくて、ボン・キュッ・ボン・・・ではなくって、「ウエストはどこ?見当たらないじゃん。」って言う意味での「ウエストのない女」。
まっ、ボン・ボン・ボンって感じですか  いっそのこと、樽!!
いや、僕はそんな女性に失礼な事は言わないですよ  他の人がね
おまけに性格が気難しいと言うかなんと言うか。  すぐ哲学的な事を言うし、何かにつけ「男はこうあるべきだ」とかおっしゃるんですよ
よく「実力のある男になれ。」って言われるから、「実力って何?」って聞くと、「それは自分で考えて。まあ、いい男って言うのに近いかな?」だそうです。
あ~、面倒臭せ  うるさいでございますよ
でもそんな樽にも・・・いやいや、彼女にも彼氏がいたんですよ・・・僕
タル~~~まさに、まじかる。  若さゆえ~~~