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目指せ「厄除け団子」! その5

2005-03-11 | 自転車
(注)期待しないでね♪この話にオチは無いよ(笑)

さて、団子も食いました。予定のおみやげ用団子を買います。
何箱か買うつもりでしたが、もう出来るだけ荷物を軽くしたい。
もうそんな風に考えるほど、疲れきっておりました。
で、結局1箱だけ購入(笑)
駐輪させてくれたばあちゃんの家まで戻り、お礼に芋きり
あげようかと思いましたが、なんかベトベトしてたんで、やめ(笑)
口頭でお礼と少々世間話。ばぁちゃん、どうもでした(^^)

さて、どうやって帰ろう?
とにかく当初の計画では海岸沿いの国道150線は遠回りに
なることから、「来た道を帰る」つもりでしたが
この膝とケツと疲れじゃ牧ノ原台地を越えられるとは到底思えない・・。
遠回り覚悟で国道150線を帰ることに決定。
時間は13時すぎ。多目に見て6時間かかるとすると19時着・・・。
陽は落ちてるでしょう。一応ライトを確認。とここで問題発生!
ライトが・・・無い!忘れた!(笑)
これはマズイ!ちょっと焦りだしましたよ?急げ。

法多山を出発、一先ず海を目指します。
しかし一時間も休憩したのに、いざ自転車漕ぎ出すともうダメ。
膝が・・・割れる(笑)ケツには青あざが出来たように痛い。
んで、さらに追い討ち・・・。
ここから海までは下りで楽なはず・・・が、進まない。
なんで?原因は「風」。そうここの辺は「遠州のからっ風」で有名。
風が強いのだ!平地まで下ってきたら、あれれ、これはもう最悪。
登りより悪い。平地なのに進まない!
走ってた場所はこんなところ。

そう、風を遮るものが全然ない!
とにかく住宅地を目指して少しでも風を避けて走らないと・・。
看板には「浅羽町方面」と書いてある。方向は当たってる?
手持ちの地図は無し。とにかく東へ東へ進路と取りながら、
「大須賀町・大東町」方面へ。
150線に出ちゃうと海風とトラックなんかの走行風が辛そう。
150線に出ずに、さらに平地と思われ、方向的に当たってそうな
道をひたすら進む。黙々進む。ただただ漕ぐ。
小学校はもう下校の時間?小学生がいっぱい歩いてます。
こっち見てます。オイラ笑顔を出す余裕無し(笑)
魂抜けた顔で漕ぎ続けますよ。

「大須賀町」「大東町」をやっと抜けたところで、結局地図が無いのが
災いして150線に出ちゃいました。でも意外と快適。
防風林の松林が結構、効いてました。

でもね、もう一時間は連続して乗れません。
途中コンビニで休憩。脚がガクガクなんで店内に入る訳でもなく
ただ自転車の横で座り込むだけ。歩くのも辛くなってました。
芋きりを一切れ食べて、タバコ一服。再び出発。

で「静岡」の文字発見!

まだ60kmもあんの!?
ここまでの走行距離90km・・で、あと60km・・・おぃおぃ。
日没までに帰れなければ助けを呼ぶしかありません・・。
怪しくなって参りました。とにかく、漕げ・・・。

辛いツーリングになりましたが、たまにはこんな発見もあります。

超巨大鳥居!ちょっといいモノ見た♪浜岡原発の目の前です。
通り過ぎて気づいた。飲み物が残り少ない・・買っときゃよかった。
一旦走り出すと、漕ぐのも辛いが、いちいち止まるのも辛い。
あ~もうただひたすら・・・辛い・・・。
あ!自販機発見!しかも100円!

喉の渇きが癒えるだけでもありがたい!
購入~♪小銭が無い。手持ちの1000円は新札。
入れてみる。えぃ。・・・戻ってくるよ?
もう一回。「ウィーン」・・・って戻ってくるよ!(T∀T)
「新札未対応」の自販機でした。(_ _)ガクッ

飲み物も摂らず、止まりもせず、おまけにコンビニも発見できず
「浜岡町」「御前崎町」を走破。「相良町」に到達。
自転車専用道路を発見!

疲労困ぱいの中、こりゃ快適でした。
大規模自転車道(太平洋岸自転車道)の一部ですね♪

さて、相良町に入ってコンビニ発見。ようやく飲み物をゲット。
自分もトイレで軽量化。ここで時間的に日没までに静岡に帰り着くのは
「不可能」と判断しました。というか、このまま行っても
「焼津の大崩」を越えるか、再び遠回りして「丸子」をもう一回越えるか
どちらかは必須な訳です・・・。そんな体力・・・もう限界。
で、電話で助けを相談(笑)
「焼津の姉貴のうちに用事があるのでそこまで帰ってこい」とのこと。
多少は楽になった気がしますが、先はまだ・・長い・・・・。
日没までに焼津に到達できるかすら・・・(汗)とにかく出発。

で、ついに今回初の海を見ました。

この辺りも営業マン時代「庭」だったので、道はよ~く知ってます。
それだけでもちょっと気が楽。
いよいよラスト。焼津を目指し国道150線をひた走ります。

次回最終回に続く。

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