”気ままな…ホルン道楽”

続・ホルン超高音はこうやると…<5/7>

さて、前回の続き、いよいよ「ノンマウスピース継続の理由」についてです。
今から30年くらい前(多少さばを読んでいます)
社会人になりたて、研究職だった私は…つまりは内勤です。
もちろん独身。安アパートで暮らしていました。
まぁ、今ならサイレントブラスという手もありますけど…。
当時は、とても帰ってからは吹けません。
うるさくて。ご近所迷惑でしょうから。

ですから…
ホルンの練習は…そう、会社の昼休みを利用するしかなかったのです。
幸い、社長をはじめ「いい趣味だね」と上司の方々からのご理解もあり、
吹くことはできたのですが…。わずか、1時間の昼休み。。
(実際には12時きっかりに休みにはなりません。)

いくら早食いとはいえ…
ちょっと一服すると…なんと20分くらいしか残っていないのです。
もちろん、歯磨き時間も入りますから…。

会議室にいって、楽器ケースからホルンを出して…
マウスピースをつけて…
ロングトーンやらスケールやら…
身体(唇)と楽器を温めていると…10分くらいあっという間です。
残り10分間では…
とても満足にオケ曲の練習などできません。

しかし…ところがです!!
(前にも書いたとおり)パフォーマンスとして練習し始めたノンマウスピース奏法でしたが…
…これでウォーミングアップすると、なんと驚いたことに…
……結構これが、短時間で唇をほぐしてくれる…ことに気づいたのでした。 時短!じたん!

(もちろん楽器は温まりませんが、、)
唇は2~3分程度のノンマウスピース奏法で、スタンバイOK状態になるのです。
むしろ、このくらいでやめないと…ばててしまいます。

これが、継続の理由ですね。
つまり、昼休憩に少しでもオケ曲の練習時間を確保するための、
短時間で唇が整うウォーミングアップとして継続できたのでした。

今では、普段の練習でも…まぁ、習慣みたいに続けています。
高校時代の頃のような…ひたすらロングトーン…なんて…やっていませんよ。(^ ^)


次回は、ノンマウスピース奏法の効果についてです。
「超高い音が出せる」ようになる前に…他にもいろいろと効果があるのです。
言葉をかえれば、土台作りができた結果として「超高い音」も出せるようになる…と推察します。
…ノンマウスピース奏法による「土台作り」…その辺りの効果について、次回は説明しよう思います。。

もちろん、私の場合についてですけど…


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