先日の木管アンサンブルで新感覚を味わいました…の続きです。
前半練習の成果を復習しようと、通して演奏した直後のことです。
私が意見を述べるより先に、ファゴットのMorさんが確認したい箇所を質問。何人かとやりとりして、一応それでその問題は解決したようでした。そんな和やかな雰囲気のなか、半分冗談みたいな切り口で今度は私が「別の箇所なのだが、しっくりこないところがある」とMorさんに意見を求めたのでした。「ファゴットの64-65小節あたり。音程とかテンポはいいのだが…音に迷いがあるように聴こえた。」「ここはリピートするので2回演奏したが、2回ともしっくりこない。」「なにか悩んで吹いていませんか??」
すると、Morさんの後ろあたりにいる3番ホルンのNiさんも私と同じように感じたと援護してくれました。
すると、Morさんは、とても驚き「どうして分かりました?」っと言ってから、「そうなんですよ」と、そこを吹いて聴かせくれました。そこのさりげないフレージングは確かに難解であることが、この時皆んなに伝わりました。「そうゆうわけだったのか!」
ならば、現時点で、とにかくMorさんの思ったとおりに吹いてみたらと…仲間からのそんな暖かい雰囲気を感じたのか、あるいは開き直ったのかは不明ですが、ちょっと間をとってから再び吹いたのですが、そこにはもう迷いはありませんでした。少なくとも孤独感から開放されたように音が激変したのでした。
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