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”気ままな…ホルン道楽”

スラーの極意

合奏のトゥッティ(tutti)でのレガートなら、前回までに習得したスラーで十分です。
しかし、ソロのような場合は、さらに表現力を高める必要があります。
周囲の音に埋没してはいけません。
印象に残るような旋律……そんなレガートが要求されます。
ボロディン「中央アジアの~」あたりの出だしソロを吹くと思ってください。

ソロでレガートフレーズをたっぷり吹けば、自然と…
結果的にこれから説明するような吹き方に近づくでしょう。
それを、ただ自然に(無意識)ではなく、かなり意識的に多少オーバーに表現することで、
レガート(スラー)は引き立ちます。
演劇などの舞台役者さんがそうであるように…それで客席ではちょうどよいのです。

じゃ~「意識的にどう吹くのか」です。…これが今日の本題です。

いままでの説明から…
「さらりと、なめらかに流すスラー」では不十分ということはお分かりいただけると思います。
ですから、簡単にいえば「一音ずつ重み(存在感)をつけて…」歌うように繋げるわけですが…
…かといって、けっして凸凹になってはいけません。中膨らみもいけません。


そこで、ここからが…「ホルンスラーの極意」の話です。。
まったく、技術的にどうこうではありません。イメージです。
ある程度吹けるようになると、イメージで変わります。
イメージしないと、いくら練習しても変化が見られません。
(ですからある程度、熟練した奏者なら以下のイメージで通じるものと信じます。)

私の「虎の巻」にはこう書いてあります。
たった一言です。これで本当に変わります。

『スラーは、舐めるようにかける!』
たったこれだけです。 ^ - ^

ご理解いただけたら、幸いです。

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