BOSSとGON!

バッテリーの弱り切った車を始動したら。

会社のカローラでの出来事。

バッテリーが弱っている上に一週間以上乗っていなかったので、「エンジンかかるかな?」と思いつつセルを回す。

 

 

キュル キュルル ルル ル ル ル  ル ルボッルルボッボッ ボーン!

 

こんな感じで、ギリギリの線でエンジン始動。

 

やれやれ助かったと思って車を駐車場から出そうとゆっくりスタート。

 

アレ? ハンドルが重い。自分のノンパワーのミニクーパー以上に重い。

 

エンジンは回っているよな。バキューム圧も発生してるし発電している電圧もフル充電中とはいえ大丈夫なはず。

 

パワー供給源がエンジンの回転だろうとモータだろうと、操舵を補助するエネルギーは発生できているのになぁと考える。

 

メーター類をみると、ABSとバッテリーのマークが点いている。

 

もう一度エンジンをかけなおせばリセットされる気もするが、その時点のバッテリーにはそんな余力はない。

 

約束の時間も迫っている。

 

パワステのパワーが切れた状態の重ステでの走行経験は昔よくあったので、ブレーキはきちんとパワーアシストされていることを確認し、走行を始める。

 

1kmぐらい走ったらABSやバッテリーの警告ランプが消え、パワステのアシストも復活。

 

ファイルセーフ(なんらかの問題発生時に安全側に制御すること)の一種なのかな?

 

確かにエンジンの回転を維持しバッテリーの回復は高い優先順だし、ブレーキのアシストも優先度が高い。

 

ハンドルのアシストやABSはその次の優先度。

 

そこまで制御しているとしたら、素晴らしい仕組みだと感心しながら約束の場所へたどり着いた (^^♪

 

今ABSでいろいろ話題になっているけど、ゴキブリセリカのXXだったと思うけど、最初のころのABSは1秒に一回くらいの動作で、それも4輪のうち1輪でもロックすると4輪ともブレーキ圧を抜いたような記憶。

 

だからその頃のABSは道路の脇だけが凍結して片輪だけ滑るような場合、ABS無しより倍ぐらいの制動距離が要ったけど、フルブレーキングしてもハンドル操作は維持できるのには驚いた。

 

最近問題になっているABSの件は、どの程度のことなんでしょうね。


コメント

--------これより以下のコメントは、2013年5月30日以前に-----------
あなたのブログにコメント投稿されたものです。

ファシスト [2010年3月15日 21:34]
こんばんは。
車にそんな機能がついてるんですね!!
知らなかったです。
困らないようにするのが機能、困らないと学習しないのが人間。
難しいところです(笑)
BOSS & GON ! [2010年3月15日 21:51]
ファシストさん、こんばんは!
> 困らないようにするのが機能、困らないと学習しないのが人間。
名言ですね!
海外のデパートで、人の出入りがしやすいように扉の全くないエレベータを見たことがあります。
一見、また実際危険極まりないのですが、危険だとわかるので誰も危険な目にあわないようです。
車もほとんど故障しなくなったので、壊れるとすぐ問題になる?
本来機械は壊れるものですし、機械に合わせた使い方やメンテナンスも必要ですよね!
Suzu [2010年3月16日 11:26]
ZVW30プリウスオーナーになっています。

思うところはいろいろありますが、
実際に体験できた身としては、問題のブレーキ現象は、雪国でない限りふつうの人ではまず出せないでしょうね。
回生のみの緩い減速状態→そのままABS作動に移行の条件なので極端にμが低い(低くなる)条件が要りました。

ソフト更新で挙動が変えられるというもの時代ですね。
個人的には、燃費重視プログラムとか、高レスポンスプログラムとか、新機能を選んで書き込めるようになると面白いと思います。

夏と冬で、バッテリの使い方が変わるので技術屋には面白いギミックですよ。

BOSS & GON ! [2010年3月17日 0:12]
こんばんは、Suzuさん!
海外の映像でしたが以前アイスバーンの橋の上かどこかで、車も人も強風で押されて滑ってしまうのを見たことを思い出しました。
個人的にはスパイクタイヤが禁止されるころ、スキー場への坂道で自分の車だけが緩い坂を登れない。
バックして手前から加速をして惰性を利用しても少し距離が長いので登りきれない。
他の車が100台以上普通に登っていくのに、不思議なことに自分だけが登れませんでした。
アイスバーンの状態と、面積当たりの荷重とスパイクやタイヤの材質等の諸条件の最悪の組み合わせが私の車だったようで、スキー場を断念。
プログラムにも予期せぬ組合せというか、盲点があるのでしょうね。

最近車の不法?改造の本を買っていないので分からないのですが、フル充電になるまでは燃費を無視してエンジンを回す側に制御をし、ここ一番の時にはターボのスクランブルブーストのように放電しまくるというROMなんかは売っていないのでしょうか?
モータにペルチェ素子冷却が必要?
Suzu [2010年3月17日 13:10]
コンピュータの改造には思い当たりません。
もの凄く複雑なのでは?

デジタルアクセルなのでスロットルコントローラーというものは付けられます。
(アクセルセンサーとコンピュータの間に挟んで、入力値を加減するイメージで、少ないアクセルワークで大きなレスポンスを出せるためスポーツモデル向けに出されました)
最大値は変わらないですが、無段変速なので体感上はかなり変化してくれます。

最近は、こういう小手先チューニングもあります。いかにもソフトウェアの時代という感じですね。

BOSS & GON ! [2010年3月17日 22:09]
Suzuさん、再びこんばんは!
アナログの頃も、アクセルワイヤーを巻き付ける円形部分を楕円にしたりして、初期踏み込みレスポンスを調整する技はありました。
(この場合もフルパワーが変わるわけじゃないんですけどフィーリングが変わります)
デジタルだともっと巧妙に味付けできるのでしょうね!
ハイメカTwinCamが出た当初、少しアクセルを踏んだ瞬間のレスポンスがあまりに軽快なので、「ひょっとして?」と疑ったことも。
(これはあらぬ疑いだったとフルアクセルを試して思いました)

インジェクションの出始めのころは水温センサーやO2センサーを騙す手も流行りました。

G'sはG Sportsですか。
確かにアムラックスで見たFT-86は、いま写真の元データを見直してみるとFT-86 G Sports Conceptとありました。
スペック表を見ると全高が1.230mm。
なんとか初代セリカの全高1,300mm以内でリリースして欲しいですねぇ。
ちょっと値が張りそうなので買えない可能性が高いですが (^^♪
EP82-SW20 [2010年3月17日 23:40]
こんばんは。
そこまでバッテリー電圧下げた事は無いですが、最近の車は電動パワステですから、アシストには電力を回さないでしょうね。
まずは走って止まれる事が優先されるのでしょう。
しかし、便利になった分複雑になっているので「想定外」の使われ方があればパソコン同様に「フリーズ」する可能性が増えたともいえそうですね。
そうなるとドライバーは「お手上げ」でしょうけど(苦笑)
BOSS & GON ! [2010年3月20日 13:36]
EP82-SW20さん、こんにちは!
いつもブログ読ませて頂いています。
ドライバーの意思で、物理的な可能な範囲で危険回避できることは重要ですね。
古い話でケースも違うのですが、ターボ車でオートマの場合、ブレーキを踏みながらアクセルを踏んでブーストを事前に上げておくってのは結構普通のテクニックだったんですが、最近はやらないのかな?
話は戻って、現在電子制御がコントロールしている範囲を考えると、フリーズはもの凄く怖いですね!
edi [2010年3月22日 17:52]
こんにちは

私の周りでは重ステのことを
『健康ハンドル』と呼んでます(^^)

腕力維持にはもってこいですね

ちなみに カセット(オーディオ)のオートリバースは
『行ったり来たりするやつ』
で通用いたします(^^;)

BOSS & GON ! [2010年3月22日 21:51]
ediさん、こんばんは!
最近は物を叩いて修理をする場面は減りましたが、USBメモリーなんかを差す時にファミコンの癖でフーフー吹いてしまいます。
カセットのリバースですか。。。
飲みすぎた時にリバースする奴がたまにいますね (^^♪
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