さぁ尾道に着きました。
なんか、広島県って感じがあんまりしないですね。
まぁ尤も、初めて来た町なので感覚もへったくれもないんですけど。
今回の遠征の第2チェックポイント目指して歩くとしましょう。
とその前に腹が減っては戦ができずということで腹ごしらえをするわけですが。
こうゆうご当地物ってセブンよりも駅に併設してあるキヨスクで売ってますよね。
冷えていた事もあるんでしょうが菜っ葉の適度な塩味と甘辛のきびなごちりめんじゃこが、
見事なハーモニーで素晴らしくウルトラまいうーなお味、美味しゅうございましたです
じゃあちょっくら歩くとしますかね。
観光案内所で道聞けばよかった
この道を行けばどうなるものか
危ぶめば道は無し
踏み出せばその一歩が道となる・・・・とは限らない
行けば分かるさ、なんて猪木にしか分からないさ
いくどー!
いーち!
にー!
山陽本線
ダーッ!
まぁ気を取り直して・・・・
い~や~静かでいい所ですねぇ・・・・。
都会の殺伐とした空気ばかり吸ってる人間には心が和みますよ。
コンクリートジャングルって言うんですか?
人間同士の拙いしがらみって言うんですか?
近所のみみっちいトラブルって言うんですか?
あっ最後のは違うな
と言う事で駅から徒歩10分、本遠征の第2チェックポイント到着!
巨匠・大林亘彦監督作品の尾道三部作「転校生」(82年)から小林聡美がママチャリで駆け上った人道橋。
当たり前ですけど当時の面影そのまんま、何も変わってないです。
ここにチャリを留める人って住民なんでしょうけど、まぁ秩序が保たれてますわ。
電車の本数は15~20分毎に走ってるので一時間くらいここで写真撮ってもよかったかなぁと。
因みに見出し写真の66は全くノーマークだったので列番も分かりません。
来ると分かっていれば青写真も考え付いたんですけど突然の事で無理でした。
尾道は階段が異様に多い町でもあり、どうしても縦位置の画が多くなりますね。
歩くこと20分
まぁ寄り道して写真撮りながら歩いたんで、真っ直ぐ歩けばもっと早く着くんでしょうけど。
観光客どころか、地元住民もちらほら散見できました。
デートスポットってわけではなく、散歩道の気軽な場所の一つであるようです。
尾道の象徴と言われる千光寺山公園からの眺めでございます。
スマホは動画撮影、コンデジも電池切れだったのでロープウェイ車中から撮った写真は無しです。
空気が澄んだ日は四国連山まで見渡せるらしいですがこの日は曇ったり晴れたりでイマイチ。
その代わり7D2でちゃんと撮った島々です。
壮大な眺めですねぇ・・・・もはや自然が織り成す我が国の大スぺクタブルですよ。
因みにこの展望台付近から俯瞰で山陽本線を絡めた写真を撮ると・・・・
造船所があるので船底を積んだ筏のような物を曳航してる時に電車が通ればいいのですが、
電車の音は反響して遅れて聞こえる音なので実際には電車の姿はもう麓に消え入る時だったり。
貨物列車は地味過ぎて景色に同化するので、鉄道の存在感を際立たせるには無理があります。
なのでここはひとつ、鉄ヲタからは総スカンの末期色115系の方が、鉄道本来の姿を表し易いでしょうね。
もうこれなんか、エンジ色のコンテナが何処にあるのか全然分からないでしょう。
地元の人は夜、造船所の灯りが綺麗だと言ってましたが
ロープウェイの終電(?)が意外に早く、17時15分で終わりなんですよね~。
歩いて下山する気にはなれないので、まぁ無理かもしれませんね(T∀T)
何やら旨そうな物を見つけたので早速買いました。
瀬戸内みかんソフトクリーム!
まぁ典型的な観光地価格は仕方ないのですが、旨かったです!
ただしどこら辺が瀬戸内みかんなのかと問われれば分かりませんが
とにかくみかん味のソフトクリームという事なら値段以外は合格点だと思います。
そして尾道にいつもの夕方がやってきたようです。
後ろ髪を引かれる想いを絶って僕も西へ歩を進めなければ。
方言以外は関東近県と大して変わらない風土や気候、
なにしろ尾道で生きる住民は人懐っこくていい人達ばかり。
この時、また訪ねたい町が一つ増えました。
尾道から糸崎までは国鉄時代に東京・三鷹電車区に所属していた115系。
今ここに、広島の重要な足となって今を過ごす旧友と30年振りに再会したわけです。