1/俺sec

我撮る 故に我在り

good bye pose.

2019-05-12 11:41:34 | 撮影<機材>


このところ、走りの撮影で色々と業界を取り巻く情勢を考えさせられる出来事がありまして。
基本的に撮影地へは公共手段と徒歩が多く、三脚(ゲバ)の出動機会があなり無かったのです。

ゲバ持ち込みで公共移動すると注目を浴びるのが嫌で動画用の貧ゲバもここ5年は使わなかった。
白い目で見られたりっていうのは大袈裟とか物々しいって印象もあると思いますが、一番の理由は・・・・


まぁ皆さんお察しの通り邪悪なイメージだと思うんですよ。
寂しいですけど今の情勢ってそんなもんなんですよね。


そうゆうダーティーなイメージを振り切りたいという考えもあって
今回20年所有したハスキー三段三脚を処分する事に相成ったわけです。

まぁでも所有が20年ってだけでレンズの手振れ補正の向上や、
公共の中では邪魔なだけっていう思い込みもあって出動機会は10回かそこら。
撮り鉄の悪い要素やposeを身辺から消し去りたいという浅はかな考えの下・・・・


で、遠征先がどこであれ、鉄道であれ飛行機であれやっぱりデカいんですよね。
自家用車持ちの人以外は難儀だな~というのが所有(使用ではない)し続けた私の感想。


飛行機だと機内持ち込み不可能なサイズなのでカウンターで預けなきゃならない(2012年)


三脚預けるんだからカメラバッグも預けちゃえっていう、ゲバ出動時の遠征はいつもこうでした。
今は手荷物預け機も完備、こんなface to face も希少で、ANA9代目の制服と共に懐かしい1コマ。





ところがひとたび羽田でANAのCS(顧客満足)魂に火が着くと、このような状況になった時もありました。


荷室は機体の下なので高度30,000ftを一時間も飛べば凍ってるべ~という私の予想とANAのCS魂が重なって
プチプチ巻いときますねというANAさんのお誘いに甘えたら、キチキチ過ぎて新千歳のスタッフが手こずった時も。





といわけでドナドナする時も黒ヌコさんの手を煩わせてしまったハスキーの三脚。


シンプルで堅実な造りゆえに乱暴に扱いがちだった為、今回の査定額も実は二束三文でした。
手放した理由も私の鉄道に対する撮影観が昔と違うとか、昨今の情勢も踏まえた結果なんです。









三脚で目を三角にする撮影もこれからは無いですし、一般社会への影響や
周囲からひんしゅく買われないよう引き続き理性と道徳で撮りたいと思います。


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