偏平足

里山の石神・石仏探訪

石仏99瀧山(山形)

2007年08月16日 | 登山

瀧山(りゅうざん) 鳥居(とりい) 

99 【データ】瀧山 標高1362メートル▼25000地図 笹谷峠▼最寄駅 JR奥羽本線・山形駅▼登山口 山形県山形市土坂の西蔵王牧場▼石仏 牧場下のペンション「三百坊」脇

【案内】神社の参道に立てて神域を示す鳥居、その起源の一つに991 インドのスツーパ(塔婆)の石門をあげる説もある。しかし、日本独自に発展をして今日の神社を象徴するさまざまな形ができたことは誰もが認めるところである。素材も木製から石、最近はコンクリートもある。歴史的に価値があるものは石造鳥居で、なかでも山形県には日本を代表する鳥居が数多く残されている。いずれも中世末期の建立で、太い柱で背丈が低いのが特徴。このような鳥居が山形に目立つ背景の一つに、蔵王の一角にある瀧山信仰があげられている。かつて、慈覚大師建立の瀧山寺があって大変栄えたという瀧山、その信仰が山麓に広まって鳥居が建立されたという。いまは残された石造物でその繁栄を偲ぶしかないが、なかでも中腹の三百坊にあるこの赤い鳥居は、近世末期の建立ながら、瀧山信仰の偉大さを今に伝える絶品である。

【独り言】5月の連休は予想が大外れで、車とともに無駄な時間を過ごしてしまいました。これに懲りてお盆は新たな策を練り、山形まで出かけました。この時期、本来なら遠出は帰省者のために遠慮すべきなのでしょうが、山登りにもお勧めの時季なのでご勘弁ください。ただ、5月連休とお盆では走行パターンが違うので油断はできません。その帰省渋滞を避けるため、夜中の2時すぎ千葉の八千代市を出発。国道16号の柏インターから常磐道に入り、磐越道経由で東北道へ。ここまでは順調に走破しまた。しかし、午前5時の東北道はさすがに車が多く、サービスエリアは992 車が溢れて入れない状態。青森や秋田に帰る人は、夜のうちの関東を抜け出し、サービスエリアで寝ながら帰ると聞いていましたが、まさにその状態でした。結局ノンストップで山形まで来てしまい、山形蔵王インターを降りてコンビで最初の休憩をとりました。午前630分でした。予想以上の好走行で、山形蔵王はさわやかな空気で爽快な朝でした。しかし、山形も暑くて暑くて汗だらけの一日でした。写真は瀧山登山口の土坂集落・観音堂で見た牛です。

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