ただいま、今月末に山と渓谷社から出す「里山の石仏巡礼」の再校中です。関東甲信越と福島から、石仏のある山108を紹介したこの本は、これまで誰も書かなかった山にある石仏の信仰背景を、写真と随想で紹介した本です。自分で書いたものながら、書き直したり、事実確認に手間取ったり、これを二日も続けると頭がパニック状態になります。また休日に山にも行かず、家にこもっているがパニック以上にストレスになります。そしてゲラ刷りが出るたびに赤字だらけになってしまうのは情けない限りです。そのなかから今回は21番からの山と石仏を紹介します。
21 鉢伏山(長野)摩利支天
22 仙丈ヶ岳(長野・山梨)勢至菩薩
23 甲斐駒ヶ岳(山梨)聖観音菩薩
24 鳳凰三山観音岳(山梨)六地蔵=写真=
25 苗敷山(山梨)虚空蔵菩薩
26 七面山(山梨)題目塔
27 要害山(山梨)三十三観音
28 津金山(山梨)石工・守屋貞治
29 十文字峠(長野・埼玉)道標
30 乾徳山(山梨)猿田彦
以下、108まで。書店に並ぶのは10月下旬です。価格はまだ決まっていません。