偏平足

里山の石神・石仏探訪

山小屋日記4

2006年03月21日 | 山小屋

4  3月中旬になると、山小屋がある阿武隈山系のほとんどの山から雪が消えます。しかし芽吹きはまだ先で、山は冬眠中です。小屋の壁に貼ったカレンダーを今年のにk変えるためはがすと、こんな場所にも虫が冬眠中でした。てんとう虫と正体不明の虫たち。てんとう虫が冬眠して冬を越すのは、山小屋を造って初めて気付きましたが、窓枠の隅に集団で固まっているのを見つけたときは、驚きました。カレンダーの紙一枚でも、虫たちにとっては暖かい蒲団がわりになるんですね。小屋にはソファーや座蒲団もあるんですが、虫たちにとっては化繊より自然の臭いがするもののほうが安心するし、安全であることが分かっているのかもしれません。

 小屋にはいろいろな動物が入り込みます。蛇・蜂・蛾・鳥などなど……。動物たちは進入した痕跡をいろいろな形で残していきます。なにしろすきまだらけの山小屋だしほとんど留守なんですから、普段は動物や昆虫の天国になっているのでしょう。その痕跡の紹介は別の機会に。

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